新馬戦は除外ラッシュ！

まっく厩舎のオータムカラーが登録した日曜日の３歳新馬戦に
水曜日の時点で６２頭が出走を表明しているそうな。

そして、その内、半数近くが権利持ちｗ

つまり、権利持ちだけでもフルゲートの２倍近いお馬がいる訳で、
どう考えても権利なしのお馬は出走不可能。
それでもランダムの５頭枠に入ってしまう可能性はゼロではないので、
新馬戦に向けて馬を仕上げる陣営は大変微妙なさじ加減を要求されそう。

ってことで、権利１のオータムカラーは今週も除外が濃厚ですｗ
っていうか、権利２で向かっても確実に出られる保証はないのかもｗ


せっかくスポニチアネックスでも取り上げられているのにな～。


新馬戦が組まれているのが３月の初めまでだから、
間に合いそうなお馬はどうしても新馬戦がある内のデビューを目指し、
結果としてレース数が足りずに除外ラッシュ。
毎年、こんなことが繰り返されています。

去年の今頃、同じように２週連続除外にあったレッドディーヴァが、
結局、レースに出る前の追い切りで故障し、
それが元で命まで落とす羽目になった悲しい記憶がまだ鮮明です。

オータムカラーがそうなるとは思っちゃいませんが、
それでも、この除外ラッシュ、何とかならないものですかね～？

いつ出られるのか分からない新馬戦に向けて調整して行く陣営も
大変だと思いますし、調整される馬達が一番大変です。


キャロット地方ファンドのテイクザクラウンが、当初目指していた
ダ1700ｍの新馬戦が馬の頭数が集まらずに消滅し、
翌週のダ1200ｍの新馬戦でデビューし、６着惨敗しました。

その時は、「距離が短かったからかな～」と思っていましたが、
牧場見学でお話を伺った時、担当者が、
「距離もそうだけど、１週伸びたことが影響した」と仰っていました。
それほど、サラブレッドはデリケートな生き物なんです。
安易な解決方法があるとも思えませんが、
ＪＲＡにはもう少し出走馬の目線で番組編成を行って欲しいですね。