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一口馬主生活の喜怒哀楽

牧場見学2012・秋 その1<日高ブルーグラスF編>

2012-09-25 23:39:27 | 牧場見学
週末の土曜・日曜で、予定通り「牧場見学」に行って参りました。
二日間ともに、お天気は最高で暑いくらいの気温。

日が当たった愛馬達はピカピカに輝いて、馬っぷりも2割増!
皆、とても元気そうに見えました。

では、そんな二日間を順を追って綴ります。



<見学1日目・日高ブルーグラスF>

まず最初に向かったのは日高ブルーグラスファームです。
土曜日の8時過ぎに札幌を出発、高速道路が延長され、
牧場のすぐ近くまで通っていたので、約束の時間前に到着。
放牧地に離されている当歳馬達と何頭かの母馬達を見ながら、
約束の時間を待ちました。


最初は放牧地の遠くの端にいたお馬達。



口笛やなんかで気を引くと、1頭の好奇心の強い当歳馬が徐々に近寄ってきて、
その仔と触れ合っているうちに、皆で、「何だ?」「何だ?」とでも言うように、
あっという間に群れ全体が私達の目の前に。



柵越しに鼻面をなでたり、おでこを撫でたり、とっても可愛かったです。




さて、いつものMさんが登場し、愛馬見学が始まりました。
こちらで見学を予定しているのは6頭。
グリーンの1歳牡馬4頭と、東サラの1歳牝馬2頭です。
基本的にブルーグラスファームでは夜間放牧プラス極初期の馴致のみ。
本格的な馴致は、社台Fに移動してから始まります。
愛馬達は夜間放牧をされているので、皆、眠そうでした。
皮膚病を発症している仔も多いですが、これは気にする必要なしだそうです。
ここからは登場愛馬順にご紹介。



ウインドサイレンスの11(父:ディープインパクト)



 
馬体重:490キロ(募集時:435キロ・65キロ増) グリーン
ディープ産駒っぽくないがっちりした体型で、パワー型に見えます。
が、動かすと案外、軽い歩様なのは父の影響でしょうか?
気になったのは蹄の部分。
大きく平たい、所謂、「ベタ爪」で、少し脆そうな感じで端が欠けていました。
蹄が弱いと、ビンテージチャートのようになかなかレースに向かえません。
強くなる部分なのかは微妙ですが、少しでも丈夫になって欲しいな。



トゥースペシャルの11(父:ステイゴールド) 





馬体重:477キロ(募集時:414キロ・63キロ増) グリーン
母系や、兄姉がスプリンターで、父がステイゴールドに変わった
この仔の距離がどこまで持つのか? そこが問題です。
Mさんや私達の願望ではマイルまでは持って欲しい…なのですが、
どうなることでしょう?
ステゴ産駒のスプリンターって、あまりイメージできませんしね。
気性はまだ煩いところは見せていないようですが、
人が跨るようになってからどうなるか?だそうです。
ちなみに、この仔の蹄は小さめで丈夫そうでした。



ダンスパートナーの11(父:キングカメハメハ) 





馬体重:440キロ(募集時:380キロ・60キロ増) グリーン
募集時、DVDで何度も、何度も見直したこの仔の歩様。
後ろ肢の踏み込み、運びに力強さが足りず、
かなり不安に思っていましたが、やはりその頃に比べれば、
随分、力強さを増してはいました。
馬体重も、他の仔から見れば小さいですが、
募集時からの増加は他の仔と同じ60キロ増で順調です。
それでも、全体的な線の細さや、立ち姿などは、
ここで見た牝馬よりも牝馬っぽい感じでした。(苦笑)



ラブリネスオブパリの11(父:チチカステナンゴ) 





馬体重:506キロ(募集時:436キロ・70キロ増) グリーン
見学の1週間前、この仔の全姉とサインレントクロップの半妹
(ともにチチカス産駒)が同じ新馬戦でデビュー、
全姉のポンマリーが16頭立て8番人気で11着、
クロップ半妹のガッテンハピネスが6番人気で13着と揃って惨敗。
期待していた「チチカステナンゴ」に俄かに疑惑の目が…。
Mさんも、先週の結果はご存じで、「いや~、これからでしょう
と言いながらも、汗を拭いておられたような。(苦笑)
この仔自身の歩様はスムーズで馬体も良かったですが、
募集DVDでも良く見せる産駒が多いだけに、
「第二のシンクリ馬体詐欺」疑惑が…。
な~んて、まだまだこれからですよね?!
性格は「やんちゃ」だそうです。



ディソサードの11(父:ステイゴールド) 





馬体重:456キロ(募集時:390キロ・66キロ増) 東サラ
募集時は腹目がスッキリしていて華奢な印象でしたが、
出てきたお馬はお腹ぽっこりのコロンとした体型。
別馬かと思っちゃう程でした。
今のところ、ステイの煩さは出ていないようですが、
これもいつスイッチが入るか分かりませんね。
前脚の返しの良さが目立つ歩様で、蹄も丈夫そうでした。



タッチフォーゴールドの11(父:ダイワメジャー) 





馬体重:480キロ(募集時:430キロ・50キロ増) 東サラ
牡馬と見間違うほどの体格で、大物感もありました。
毛艶もピカピカで、蹄・体調面にも不安はなさそう。
とても気の良い馬で、一瞬の反応が俊敏なのだとか。
一族は割とピリピリした気性らしく、その辺がいつ出てくるか?
とのお話でした。
近々、ディソサードと一緒に社台Fに移るようです。



以上で日高ブルーグラスファームの見学はお終いです。

Mさん、いつもご案内、ありがとうございます。
お陰さまで楽しい見学ができました。



お昼はノーザンホースパークのK’sガーデンで。




私は、鈴木牛のカットステーキ・カレーを。
ステーキが柔らかくてジューシー! 美味しかったです。


その2<ノーザンファーム早来・イヤリング編> へ 続く


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2 コメント

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Unknown (ちゃんぽん)
2012-09-27 23:09:49
ご一緒愛馬のタッチフォーゴールド11写真で見ても
募集時よりかなり逞しくなってますね~
ほんとに牝馬とは思えない感じで^^;
POGで姉のタッチザピークを指名したりしてたので
ぜひとも2歳戦から頑張ってくれるとうれしいんですけどね~^^
返信する
期待しています^^ (まっく)
2012-09-27 23:21:36
ちゃんぽんさん、こんばんは。

ご一緒のタッチフォーゴールドの11ですが、
実際に馬を見て、期待がグンと高まりました。
大柄ですけど、重苦しさはなく、素軽い身のこなしで、
大物感もありました。

早い時期からの活躍を私も夢見ています。
あとは怪我なく順調に成長してくれますように!
返信する

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