先日、チャレンジC16着を最後に、シャトーブランシュが引退しました。
今後は北海道・ノーザンファームで繁殖入りし、お母さんとしての第二の馬生を送ります。
血統の中に「サンデーサイレンス」の血を持たないブランシュですので、誰がお相手なのか、
そんなことを考えていても楽しみは尽きません。
産駒は是非、クラブで募集して欲しいですね。
そんなシャトーブランシュの引退に寄せて、恒例のメモリアル記事です。
◆シャトーブランシュ(ブランシェリーの10 父:キングヘイロー)
(写真はカタログ時のもの。 シルク公式より)
生涯獲得賞金: 1億1850万円(募集総額1000万円)
通算成績 4-3-2-3-1-11(全24戦 ・内、地方成績 0-0-0-0-0-1)
主な勝ち鞍:マーメイドS(GIII)、夕月特別、鳥栖特別、ローズS(GII)2着、愛知杯(GIII)4着、
中山牝馬S(GIII)5着
主人がシルクに入会した最初の5歳世代愛馬の中でも、初めの内は目立つ存在ではなかったブランシュ。
募集総額も1000万円とほぼ最低価格でしたので、この活躍は望外のものでした。
2歳の12月に芝でデビューして8着。
年明け2戦目はダートを選択し、そこであっさり未勝利を脱出。
ダート変わりで結果が出たので、この時はすっかり「ダート馬」かと思ったのですが…。
昇級戦も未勝利勝ちと同じ京都のダート1800m戦でしたが、勝ち馬から2.8秒も離される8着。
ひと息入れて3歳6月、園田のJRA交流戦に出走するもまたもや2.4秒も離された7着。
初勝利がフロックだったのか…と疑いだした頃、次に出走した8月の小倉・足立山特別・芝2000mで
鞍上の柴田大知騎手のムチに応えて牡馬相手に13番人気で2着と好走。
続く同条件の鳥栖特別を快勝して嬉しい2勝目をあげました。
今考えれば、足立山特別で2着したのがこの仔の転機だったと思います。
鳥栖特別快勝後、陣営は秋華賞トライアル・ローズSに果敢に挑戦。
そこでデニムアンドルビーの2着に入り、秋華賞(GI)にも出走しました。
その秋華賞でもハナ差で掲示板を逃したものの6着と頑張ってくれました。
僅か3か月前に、園田の交流戦で惨敗していたブランシュが一気に力を付けた3歳の夏。
500万クラスも勝てないかも…と思っていた矢先の変わり身に、「成長力」を見せて貰いました。
一旦1000万クラスに降級し、4歳時の夕月特別を勝って準OPに昇級。
自己条件でも、格上の重賞挑戦でも、上位人気に支持されながらも勝てない日々でしたが、
5歳時のマーメイドSの舞台で末脚が炸裂!!
嬉しい重賞初制覇を果たしてくれました。
秋の3戦は不本意な結果に終わりましたが、それでも2歳から5歳までしっかり結果を出してくれたブランシュ。
年明けの牝馬重賞を使って欲しい気持ちも少しはありますが、競馬には事故も起こりえますから、
無事に牧場に帰れることが一番だと思います。
夢の続きはブランシュの仔で見せて貰えればと願います。
最後に、ブランシュが勝利したレースの写真を貼って、引退のブランシュへの贐といたします。
(写真は全てシルクHCより。)
2012.1.6 京都・3歳未勝利・ダ1800m(牝)・池添謙一 優勝
2012.8.25 小倉・鳥栖特別・芝2000m(混)・秋山真一郎 優勝
2014.9.7 阪神・夕月特別・芝・外1800m(牝)・川田将雅 優勝
2015.6.14 阪神・マーメイドS(GIII)・芝2000m(牝・H)・藤岡康太 優勝
嬉しそうなコータ騎手とブランシュ。
「マーメイドS」のレイを掛けられて誇らしげなブランシュ。
シャトーブランシュ、本当に良く頑張りました。
お疲れ様、そして、ありがとう。
良いお母さんになって下さいね。 子供たちがターフに現れるのを楽しみにしています。
今後は北海道・ノーザンファームで繁殖入りし、お母さんとしての第二の馬生を送ります。
血統の中に「サンデーサイレンス」の血を持たないブランシュですので、誰がお相手なのか、
そんなことを考えていても楽しみは尽きません。
産駒は是非、クラブで募集して欲しいですね。
そんなシャトーブランシュの引退に寄せて、恒例のメモリアル記事です。
◆シャトーブランシュ(ブランシェリーの10 父:キングヘイロー)
(写真はカタログ時のもの。 シルク公式より)
生涯獲得賞金: 1億1850万円(募集総額1000万円)
通算成績 4-3-2-3-1-11(全24戦 ・内、地方成績 0-0-0-0-0-1)
主な勝ち鞍:マーメイドS(GIII)、夕月特別、鳥栖特別、ローズS(GII)2着、愛知杯(GIII)4着、
中山牝馬S(GIII)5着
主人がシルクに入会した最初の5歳世代愛馬の中でも、初めの内は目立つ存在ではなかったブランシュ。
募集総額も1000万円とほぼ最低価格でしたので、この活躍は望外のものでした。
2歳の12月に芝でデビューして8着。
年明け2戦目はダートを選択し、そこであっさり未勝利を脱出。
ダート変わりで結果が出たので、この時はすっかり「ダート馬」かと思ったのですが…。
昇級戦も未勝利勝ちと同じ京都のダート1800m戦でしたが、勝ち馬から2.8秒も離される8着。
ひと息入れて3歳6月、園田のJRA交流戦に出走するもまたもや2.4秒も離された7着。
初勝利がフロックだったのか…と疑いだした頃、次に出走した8月の小倉・足立山特別・芝2000mで
鞍上の柴田大知騎手のムチに応えて牡馬相手に13番人気で2着と好走。
続く同条件の鳥栖特別を快勝して嬉しい2勝目をあげました。
今考えれば、足立山特別で2着したのがこの仔の転機だったと思います。
鳥栖特別快勝後、陣営は秋華賞トライアル・ローズSに果敢に挑戦。
そこでデニムアンドルビーの2着に入り、秋華賞(GI)にも出走しました。
その秋華賞でもハナ差で掲示板を逃したものの6着と頑張ってくれました。
僅か3か月前に、園田の交流戦で惨敗していたブランシュが一気に力を付けた3歳の夏。
500万クラスも勝てないかも…と思っていた矢先の変わり身に、「成長力」を見せて貰いました。
一旦1000万クラスに降級し、4歳時の夕月特別を勝って準OPに昇級。
自己条件でも、格上の重賞挑戦でも、上位人気に支持されながらも勝てない日々でしたが、
5歳時のマーメイドSの舞台で末脚が炸裂!!
嬉しい重賞初制覇を果たしてくれました。
秋の3戦は不本意な結果に終わりましたが、それでも2歳から5歳までしっかり結果を出してくれたブランシュ。
年明けの牝馬重賞を使って欲しい気持ちも少しはありますが、競馬には事故も起こりえますから、
無事に牧場に帰れることが一番だと思います。
夢の続きはブランシュの仔で見せて貰えればと願います。
最後に、ブランシュが勝利したレースの写真を貼って、引退のブランシュへの贐といたします。
(写真は全てシルクHCより。)
2012.1.6 京都・3歳未勝利・ダ1800m(牝)・池添謙一 優勝
2012.8.25 小倉・鳥栖特別・芝2000m(混)・秋山真一郎 優勝
2014.9.7 阪神・夕月特別・芝・外1800m(牝)・川田将雅 優勝
2015.6.14 阪神・マーメイドS(GIII)・芝2000m(牝・H)・藤岡康太 優勝
嬉しそうなコータ騎手とブランシュ。
「マーメイドS」のレイを掛けられて誇らしげなブランシュ。
シャトーブランシュ、本当に良く頑張りました。
お疲れ様、そして、ありがとう。
良いお母さんになって下さいね。 子供たちがターフに現れるのを楽しみにしています。
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