牧場見学２０１１・秋 その４＜ノーザンＦ空港編＞

２日目は朝一番でノーザンＦ空港へ、車を走らせます。
（走らせるのは、Ｎさんですけど。　私達は乗ってるだけ）
生憎の雨、それもザーザー降りっていう感じで、テンション下がります。
気温も、昨日より確実に下がっていて、寒～い見学です。


ノーザンＦ空港ではＯさんのご案内。
第一希望？のＮさんも事務所にいらっしゃったんですけど…。　残念。

「頭数が多いので、早速出掛けましょう」


◆エンゼルカロの１０（父：アグネスタキオン）※グリーン様子見馬





馬体重：444ｋｇ
ただ今、馴致は背慣らし中。
胸前の筋肉の盛り上がりは、さすがタキオン！という感じ。
性格は大人しそうでした。
爪はかなり小さい。


次の厩舎へ移動しようと外へ出ると、空に渡り鳥の大群が。
隊列を組んだ渡り鳥の描くたくさんの矢印が次から次へと移動してきて、
壮観でした。





◆レッドアーヴィング（父：アドマイヤムーン）





馬体重：512ｋｇ
公式では見学の翌日、ＮＦしがらきへ移動となっていましたが、
しがらきの馬房の関係で移動は延期とのことでした。
速報で報告済みですが、次走は京都２歳Ｓを予定しているとのこと。
毛艶はピカピカで、さすがの馬体。
レースの疲れも一切なし！と力強いお言葉をいただきました。

が、その後、公式で「馬房で寝違えた」との更新が。
残念ですが、しっかり治してまたターフに戻って来て欲しいです。



ここで、厩舎のアイドル？、猫ちゃん登場。



この写真、主人が撮ってくれたのですが、
猫ちゃんは真っすぐ私を見上げています。
か～わい～い～。


◆シャンギロンゴ（父：タニノギムレット）





馬体重：562ｋｇ！！
２度目の骨折で休養中ですが、既に坂路入りしていますし、
年内には美浦へ移動の前の天栄ＨＰに移る予定とのこと。
毛艶はピカピカで体調面に不安はなし。
ですが、何と言ってもこの馬体重ですから、
３度目がないことを祈ります。

私の感想。　シャン君、繋ぎが前より立った？？


◆ミュゲドボヌールの１０（父：ジャングルポケット）





馬体重：491ｋｇ
ここでＯさん、「見せる順番、間違っちゃったな～」と。
確かにシャン君の後に見ると小柄に映りますが、
この仔も１歳にしてこの馬体重。
既にコースでハッキングキャンターを開始しているそう。
ポッケ特有の背ったるな馬体で、今のところ大人しいが、
ポッケの仔は進めていくと頭がおかしくなる？らしく、
そして、「おかしくなった」方が走るというお話でした。


◆ウシュアイアの１０（父：ホワイトマズル）





馬体重：443ｋｇ
２日前にイヤリングから移動してきたばかりなので、
まだ良く把握されていませんでした。
取りあえず、鞍付けとＷＭのみの調整で、
今のところ特にこれと言ったクセはないとのこと。


◆アロヒラニ（父：キングカメハメハ）





馬体重：467ｋｇ
先週、先生が見に来て近々入厩予定。
２週間以内には移動します！とのことでした。
兄よりも馬格があり、何よりじっくり調整したことで、
何の不安もなく送り出せるとのこと。　楽しみです。

この厩舎に半弟のファインセラの１０もいました。
外から写真も撮ったのですが、厩舎の金網で上手く撮れず。
担当者曰く、とても優秀で、既に乗り運動を開始しているとのこと。
私達は縁がなかったですが、出資者の皆様、期待できそうですよ～。


◆フラゴリーネ（父：ディープインパクト）





馬体重：457ｋｇ
20秒くらいで乗っている。
骨瘤は大分良くなっている。（と言いつつ歯切れ悪し）
馬体重が示すように飼い食いは良好らしいです。
「春位には？」の問いかけにも「う～～ん」と…。
またもや、夏デビュー愛馬、誕生かなぁ。


◆テイクザクラウン（父：ハーツクライ）





馬体重：449ｋｇ
雨が上がったので外での見学。
次走に向けて順調に調整されているようです。
「デビュー戦はやっぱり距離が短かったの？」とお聞きすると、
「距離もあったけど、一週ずれたことが大きかった」とのお答。
やはり競走馬は繊細ですから、調整の狂いが響くのですネ。
「次走の後は南関に転入？」と聞くと、
「いや、勝ったら北海道２歳優駿へ行きます！」と嬉しいお答。
「でも、一頭、かなり強いのがいるから。　
遊びながら圧勝しちゃうような。」と。
「でも、テイクだって1700の距離じゃメイチの競馬してないし」
ということでした。
う～～ん、熱発くらいで回避してくれないかな？（冗談です）



テイクの歩様を映した写真が良くとれていたので、サービス！
良い馬だな～。


駆け足の見学だったので、次のノーザンＦ早来の予約まで、
かなり時間が余ってしまいました。

Ｎさんが、「鮭でも見に行きますか？」と、インディアン水車を見に、
連れて行ってくれました。




鮭がたくさん登って来ると、この「水車」の籠に捕まって、
次々に水揚げされるそうです。

川の中を目を凝らして見ると、たしかにたくさんの鮭がおよいでいました。
が、背中の色と川底の色が同じなので、写真は断念。



替わりに橋のステンドグラスで鮭をご確認ください。（笑）



牧場見学２０１１・秋　その５＜ノーザンＦ早来編＞　へ　続く