とっても“こがねい” ( This is Koganei ! )

小金井市に住んで30年以上。大好きなこの街の素晴らしい点をみつけていきたいです。市内で働いています。なんでも聞いて下さい

芝生の上を全力疾走(第四小学校)

2011年10月01日 | こがねいの話題
午前中に所用があり、運動会は午後から拝見させていただいた。晴天のもと、時折涼やかな風が吹き、最高の運動会日和だったといえる。
小金井市立第四小学校は、今年10月に創立60周年という節目の時を迎える。さらに今回は、校庭が芝生化されて初めての運動会とあって、子どもたちにとっても思い出の重なる行事となったに違いない。

リレー競走にしても、組み体操にしても、子どもたちの「思いっ切り」具合が高かったと感じたのは私だけだったろうか。裸足で参加している児童も多く、芝生ならではの運動会を満喫しているようだった。

最後のほうにおこなわれた高学年による組み体操(写真)は、特に圧巻だった。二人ひと組の演技から、30人で1グループを作っての演技へと徐々に移行していく。途中、10人ひとグループでの3段円筒に至ると、グループごとに後方で控える先生方も、トラックの周囲に陣取る家族の方々も固唾をのんでこの高度な演技を見つめていた。ひとつひとつ円筒が完成するたびに万雷の拍手が沸き起こった。見事だった。組み体操が終わった時、近くにいたある先生が「ここまで来るのは本当に大変だったんですよぉ」としみじみ・・・。う~ん、わかるような気がする。隣の人に気づかれないよう、そっと涙を拭っていたのは、きっと私だけではなかったはず。

最後の全体集会で、「今日は本当にお疲れ様でした。ここにくるまで、練習では厳しいことを言われながらも、皆さん一生懸命やってきましたね。実に見事でしたよ!」と、校長先生も絶賛していた。続いて校長は、朝から準備にあたってきた役員の生徒や父母の方々の労をねぎらい、校庭にいる多数の地域の方々に御礼を述べ、さらに学校周辺に建つ民家に対しても大きな音をだしたことについてのおわびを語った。大人が、このような気づかいを見せることこそ、子どもたちへの最高の教育ではないかと感じた。

さわやかな天候のもと、子どもたちの笑顔がひときわ光る、心の洗われるようなひと時を過ごさせてもらった。感謝。

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