(ほとんど)シネマ日記

できるだけたくさん映画を見たいという希望をこめて

チーパー・バイ・ザ・ダズン

2004-05-03 11:34:33 | 映画た行
カタカナで読むと判りにくいけれど、英語で「1ダースだと安くなる」という意味の題名、日本公開の時にはもっとましな邦題がつくでしょう。12人の子供がいる家族のドタバタを描いたファミリーコメディでした。

トム・ベーカー(スティーブ・マーティン)と妻のケイト(ボニー・ハント)は、二人とも子供が好きで大家族作りに励んできた。が、双子が生まれたりして予定を超える12人もの子持ちになってしまった。トムは、子供たちのために田舎町でフットボールのコーチの仕事を見つけ、ケイトも新聞社の仕事をやめて子育てに専念していた。そんなある日、トムに有名チームからコーチの仕事が舞い込んでくる。子供たちは大反対であったが、トムの夢であった仕事にケイトは理解を示し、家族でチームのある都会に都会に引越してくる。子供たちは、早速近所の都会っ子とぶつかったりして騒動を巻き起こす。その時、ケイトの本が出版されることになり、出版ツアーのためにしばらく家を留守にしなければならなくなった。大丈夫だからとケイトを送り出したトムであったが・・・・

家庭と仕事の両立というのは日米を問わず大変な問題なんですね。一般にアメリカのほうが女性に働きやすい環境が出来ていると言われますが、さすがに12人もいればそんな訳にはいかずに、ケイトは専業主婦の道を選んでいます。頼みの妻がツアーで家を留守にする間、トムも新しい仕事と家庭の両立に必死でがんばりますが、ついには破局を迎えてしまいます。結局のところ、トムもケイトもある程度夢をあきらめて妥協をしなければならなくなるわけです。でも、かわいい子供たちと結束の固い家庭ができたから幸せなのです・・・。う~ん、この結末では厳しい日本女性を納得させるのは難しいような気もするけれど。コメディをそんなに真剣に観ているのは僕だけでしょうか?
日本での公開は12月の予定らしいです。

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