(ほとんど)シネマ日記

できるだけたくさん映画を見たいという希望をこめて

エリザベスタウン

2005-11-30 07:00:14 | 映画あ行
映画の最初に出てくる言葉”FIASCO”とは「とんでもない大失敗」という意味とのこと。英辞郎によれば、元々はベネチアグラスの職人が吹き込みに失敗した高級な瓶を日常用に使用したものをFiascoと呼んだところからきているそうです。ハリーポッターの第5巻を読んでいたら、初デートの首尾を聞かれたハリーが、「FIASCO」と答えていましたので、普通に使われる言葉のようですね。 さて、そのFIASCOをし . . . 本文を読む

劇団四季「オペラ座の怪人」

2005-11-28 04:13:32 | ミュージカル・演劇
初めて四季のミュージカルを観ました。期待以上の出来でした。特に怪人役の高井 治の歌は、ブロードウェイの怪人達よりも良いとまでは言いませんが、遜色ないレベルでした。 舞台装置・場面進行ともに、ほとんどブロードウェイ版と同じでしたが、細かな演出が少しづつ違うのです。例えば、最初のオペラのシーン、ピアンジが像の背中に乗るときにブロードウエイでは一旦落ちそうになり、やっと這い上がって曲の最後に合わせてポー . . . 本文を読む

ゴッホ素描展

2005-11-26 17:18:25 | 絵画ほか
ニューヨークの地下鉄に乗っているとメトロポリタン美術館のゴッホ素描展のポスターが目に留まりました。どうしても観たくなって、最終日に空港に行く前に寄ることにしました。 最近はテロの関係で、美術館に入るときには必ず荷物検査があります。しかも、僕のかばんの中にはノートPCが入っていたので、セキュリティ・デスクに行ってPCがちゃんと起動することまで調べられました。そこでPCの検査証を貰ってから、今度はか . . . 本文を読む

スウィート・チャリティ

2005-11-26 05:02:58 | ミュージカル・演劇
今回は一晩だけのNY滞在、何を見ようか散々迷いました。ネットの上で安くてよい席のチケットを探して彷徨い、結局50ドルでアプリゲイトの「スウィート・チャリティ」のオーケストラの4列目を手に入れました。2回目の観劇なので、台詞もよく分かったし細部をよく観ることができました。前回チャーリーと聞こえて仕方なかった名前も、ちゃんとチャリティと言っていました。 やはり、このミュージカルは名作ですね。コメディー . . . 本文を読む

イン・ハー・シューズ

2005-11-24 07:00:00 | 映画あ行
キャメロン・ディアスって、体の線を見せるのが好きなんですね。チャーリー・エンジェルでも派手に露出していました。確かにスタイルが抜群にいい。けれど、この映画では単純に若くてピチピチした役ではなくて、28歳になってこれからどうやって生きていくのかを模索するという役でした。彼女の肢体を楽しめるのは前半だけ、後半は結構ウルウルする場面もありました。 フェラデルフィアで弁護士をしているローズ(トニー・コレ . . . 本文を読む

モンスター・イン・ロー

2005-11-19 23:10:38 | 映画ま行
Mother in Lawというのは義理の母親という意味ですね。この映画の題名はMotherがMonsterまでスケールアップされているので、ものすごい凄い姑というわけです。以前どこかで読んだのですが、日本では嫁姑の確執が一般的ですが、アメリカでは婿と義理の母親の仲たがいのほうが一般的だそうです。この説は妙に説得力があって、その代表的な例が「奥さまは魔女」のダーリンとエンドラだというわけです。でも . . . 本文を読む

ニライカライからの手紙

2005-11-11 21:30:45 | 映画な行
泣かせの映画でしたね。セカチュウよりも、こちらの方がずっと泣けますね。でも、そのストーリーよりも、沖縄の方言の美しさと竹富島の風景が魅せる映画でした。 子供にはおかあさんが必要なんだ。だから、どんな事があっても別れて暮らしてはいけない。とALWAYSを観たときに思ったのですが、これはそのお話の女の子版。風希のおかあさん(南果歩)は6才の風希をおいて東京に行ってしまう。以後、風希は竹富島でおじいさ . . . 本文を読む

ALWAYS 三丁目の夕日

2005-11-07 01:08:06 | 映画あ行
あ~休まる。ドミノの後だから、なお更に心が休まる感じがしました。 東京タワーが建てられつつあった昭和33年、六子(掘北真希)は青森から集団就職で下町の自動車修理工場の鈴木オートにやってきた。小さな工場にがっかりしたけれども、社長(堤 真一)とやさしい奥さん(薬師丸ひろ子)、息子の一平(小清水一揮)に囲まれて頑張って働き始める。向かいの駄菓子屋では小説家志望の青年、茶川竜之介(吉岡秀隆)が少年誌に . . . 本文を読む

ドミノ

2005-11-06 08:30:09 | 映画あ行
乱暴で荒々しい映画でした。キーラ・ナイトレイって名前からしても奇麗どころをやる女優さんというイメージが強かったでしょう。パイレーツでも、お転婆だけれどお嬢さんという役でした。しかし、この映画では危険な女を演じてイメージチェンジをしてきましたね。 ハリウッド俳優の娘のドミノ(キーラ・ナイトレイ)は、上流階級に属しながら、持って生まれた過激さを好む性癖からバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)になってしま . . . 本文を読む