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日々是老・病

84歳の後半に入り、身体にいろいろと加齢に基づく不都合が生じています。日誌代わりに備忘録として経過記録します。

公共施設の充実はしんどい話

2017-02-25 16:49:50 | 町の行財政

睦沢町は公共施設等として31個所・38,330㎡ 有しているが、H27.4.1 住基人口は7,405人なので、1人当たり5.18㎡の公共施設等を有していることになる。

 

資料A

首都圏の人口1人あたり公共施設延床面積(市区町村・都県別、㎡/人)

  地域名      市区町村所有施設  都県所有施設   合計

埼玉県         2.20       0.86      3.06

千葉県         2.40       0.88      3.28

東京都(特別区)    1.89       2.08      3.97

東京都(市町村)    2.03       2.08      4.11

神奈川県        2.40       0.78      3.17

     出典:2011-03 東洋大学PPPセンター紀要No2- 140P

 

千葉県民は一人あたり公共施設延床面積が3.28㎡に対して、睦沢町民は同5.18㎡と恵まれている。財政力が低いのにも関わらず、補助金獲得では後れをとらず、公共施設等での充実を示している。睦沢町公共施設等総合管理計画-素案によると、これまでの投資的経費実績平均が5.6億円/年に対して、将来の更新費用のコスト試算は9.4億円となり、なんと3.8億円の年額増加となっている。

素案の中ではこの財源不足への対応は何一つ触れていない。職員の中から充当するべき財源の提案はなされていないのだろう。平成25年度から始まっている職員提案制度には誰一人として応募が無い様子では、住民の提案を募っては如何、と考えてしまう。

 

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パプリックコメントの受付開始

2017-02-22 13:03:02 | 町の行財政

ホームページで町からのお知らせに2月17日付「睦沢町公共施設等総合管理計画(素案)に係る意見の募集について」が掲載されていた。本日から2週間、パプリックコメントを募集しているので、町政の勉強をしてみよう、10日もかければ応募できるコメントの作成が可能だろう。

 

「意見の提出等にあたっては、睦沢町パブリックコメント制度実施要綱(平成21年4月21日告示第26号)を 参照願います。」とあるが、必見の要綱ならば、睦沢町パブリックコメント制度実施要綱と、リンクづけておいてほしい。

 

このリンクが無いので、①トップページに戻るが睦沢町例規集 のアイコンが無いので②サイト内検索をするが、お知らせのメッセージが表示されるだけで、要綱にはたどり着かない。③トップページに戻って④町政情報をクリックして、「組織・行財政」の“睦沢町例規集”をクリック⑤睦沢町例規集のページとなった。

 

⑥五十音順目次をクリックして、⑦「は」をクリックして、やっと⑧実施要綱の表示に届いた。⑨要綱のハイパーリンクをクリックして、要綱本文を見ることが出来た。最初にリンク付けがあれば1クリックで済むところを、リンクが無いばかりに9回のクリックを要したという苦労話です。

 

ちなみに、私が睦沢町と比較している類型Ⅱ-2の千葉県神崎、御宿、鋸南町のWEBトップページに「**例規集」のアイコンがあって、使いやすさを感じた。。

 

公的公開に供するホームページ制作者の心得として、参照する箇所へはハイパーリンクリンクを付けて欲しいし、このような事柄を業務手順書に記して担当者に引き継いでほしい。他課の担当者にも徹底するには、庁内ネットワークに「業務手順書(マニュアル)」のグループを設けて、端末閲覧を必須として学習して頂きたい。

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新地方公会計 財務四表の公開が遅い

2016-12-17 08:59:49 | 町の行財政

千葉県Ⅱ-2類型(町税収入10億円以下)・4町の財務情報公開の現状を比較してみよう。睦沢町はスマートウェルネスタウン事業を始めたが、財政の成績表のような“新地方公会計・財務四表”には手を付けずに、外目には分かりにくい財務運営に臨んでいる。H28年度分から公表するとの議会での説明だから、公表を待つことにしよう。

総務省において平成18年に「新地方公会計制度研究会報告書」を公表し、財務4表として総務省から提示されているものでは自治体の財務諸表として、「貸借対照表」、「行政コスト計算書」、「純資産変動計算書」、「資金 収支計算書」の4つの財務書類が会計モデルとして示された。睦沢町では、貸借対照表、発生主義、複式簿記、連結会計などへの戸惑いがあったのか、H22年度の試行から6年目でやっと公表への運びらしい。御宿町ではH22年度以降H27年度も“年度決算概要” の中に解説付きで掲載している、追いつきたいモデルです。

町財政の財務状況に関する説明責任は、住民とともに議会に対しても果たさなければなりません。現行制度において、町長は、歳入歳出決算を議会の認定に付する際、会計管理者から提出された「歳入歳出決算事項別明細書」「実質収支に関する調書」「財産に関する調書」及び当該決算に係る会計年度における「主要な施策の成果を説明する書類」を併せて提出することとされている(地方自治法 233 条)が、公表された後、閲覧したいものです。

議会においても町の財務状況に関する審議を深めることができ、議会のもつ執行機関の監視機能の効果的な発揮につながることが期待されます。これまでも議員からの複数回に及ぶ、“財務四表”公表要請にかかわらず、6年もの空白を置いたのは、他の3町に比べると怠慢に見える。そのくせ、職員数、議員数が多く、町長給与は一番高く目立っている。職員数が一番少ない神崎町が、財務情報の提供が目立って多い、しっかりと研修などさせてもらって、真似をしてもよいから、神崎町並みに充実してほしい。

町長給与の少ない町から並べ替えてみると、財務情報・予算決算資料公開の充実振りとは、反比例してきれいに並んでいる。いろいろと視点を変えて視るだけで色々な気づきがある。

 

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本気で議会の改革をしてほしい

2016-12-16 08:16:58 | 町の行財政

12月議会は8人の一般質問議員が、63,12,28,24,29,19,35,37分で計247分の質問時間だった。6月議会は8人で計246分だから、いつもこの程度なのでしょう。あと2回の定例議会で10人の質問時間は推定308分、年間で合計800分程度と想定できる。コストパフォーマンスから評価するととても大切な時間だとわかる。H27年度の議会費は90百万円ですから。これを20百万円(MY:Million Yen)減額すれば議会改革が進むのです。

思考を進める方法で、あれこれの結果これは無理です、というのは帰納法(induction)ですが、こうすれば出来る筈だからやってみるかの演繹法(deduction)、これらの前段階として、ここに問題がありそうで、何とかやれそうだとの発想法(abduction)から発言すれば、20MY減額して、何とか議会を運営して見せると、議員達が決断してくれると嬉しい。

そうですね、1年間何の質問もしない議員の4名を定数減にする。神崎町H19年度-16名の議員数をH20年度には10名に減員している。こういう事実を類型Ⅱ-2団体で、しかも千葉県でただ2つ国交省指定を受けた"重点道の駅"のご同輩が、8年前に一挙6名の減員として示している。睦沢町も4名減員をH31年の町議選までに、決めてほしい。減員検討公聴会が開かれれば、一住民として発言したい。

先般の議員研修先に神崎町を訪問されたとのことでした。重点道の駅での同輩として学ぶ姿勢に敬意を表します。神崎町はH19年度の議会費は50MY、H20年度は42MYとは今の睦沢町の半額です、こういうところをしっかりと学んでください。H26年度の比較は6月7日記事のH26-1表に示している。H26-2表には類型7町との比較では、突出している睦沢町長給与月額が見て取れます。

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町議会を傍聴した

2016-12-15 08:20:36 | 町の行財政

12/08日にH28第4回定例議会を傍聴した。一般質問者8人はほぼ常連で、うち4人は定例会で毎回質問している。議席番号6、9、10、11番議員はH28定例議会での発言が無い、賛成で起立するのが仕事って感じだ。H28年定例4回の質問者を先着加点して評価すると、席番12-26点、1-19,3-12,13-10,2-10点となります、熱心さ上位の5議員です。

15人の傍聴席は満席の賑わいで、初めての光景じゃないかと驚いた。離席時間帯に質問議員と隔壁越しにハイタッチをするサポーターも居たりして、開けた議会光景だなあと驚いた。声の届かない質問者がいると、耳をそばだてるポーズをしたが、スピーカーの音量調整も無く聴きづらい場面を散見した。傍聴席の25℃を上回る暖気は、議場からの暖気溜りのせいだろうが、汗ばんで少々辛かった、境をエアカーテンで仕切るとか、適温での省エネ対策がほしいものです。

議員の姿勢で困るのは、行政執行部に物事を尋ねるという状況確認の質問パターン。その回答を、はい、ありがとうございます、で終わってしまう毎度の姿。前もって調べて置いた結果から、組み立てた自分の意見について、見解・回答を求めるという姿勢が望ましい。そのような姿勢で予算・決算の問題点を毎回あぶり出して、住民の負託にこたえてほしいものだ。

議場では町長がお詫びしてチョンという場面を時々見かける。Plan-Do-Check-Actionのサイクルで見ると、Checkで明らかになった問題点に、具体的Actionを示さずに終わってしまう。町長が詫びを入れた、一本取ったという雰囲気で、議会もそれを許してしまっている。今回は町長が詫びを入れるような追及が無かったのは、安穏でおめでたかった。次に見かけたら、処方箋を出してみよう。

…続く

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