4月8日に男児を出産しました。
病院はJR元町駅北側のパルモア病院です。この病院は全国で初めて
産婦人科に小児科を併設した病院として、プロジェクトXにも取り上げられました。
ですから初代院長の故三宅廉先生は産婦人科&小児科界ではちょっとした
有名人だそうです。とまあこれだけの“お墨付き”があったものですから、
高齢出産目前で初産の私は「ここならば間違いない」とこの病院に決めました。
という訳で、以下に病院の特徴と感想をあげたいと思います。
1.小児科&内科併設
産後、入院中は小児科の先生が部屋まで毎日診察に来て下さるのでとても安心。
また妊娠中の病気は内科を受診すれば、言わずもがな妊婦でも飲める薬を処方してくれる。
2.産科医、助産師の人数が多い
産科医不足が叫ばれる昨今にあって、非常勤を含めると5、6人の先生が
いらっしゃるので自分に合った先生を選んで診察してもらえる。
ただ出産時はその日の当番の先生になるので誰に取り上げてもらうのかは、
その時にならないと分からない。
助産師さんもたくさんいらっしゃるので妊婦相談など色々ケアをしてくれるが、
入院中は毎日担当者が変わり、若干引き継ぎ連絡不足の感は否めない。
3.セミナーなどサポートプログラムが豊富
夫婦で参加できるセミナー(無料)、栄養指導(無料)、マタニティビクス(1回500円)など。
特にマタニティビクスで習った呼吸方は陣痛時、出産時にとても役に立った。
4.徹底した母乳主義
産後すぐから、シロップと場合により白湯を少々以外は、赤ちゃんの栄養は
すべて母乳でまかなう。最近はユニセフが母乳育児を推奨したり、科学的にも
母乳の良さが見直されているが、母乳がちゃんと出始めるまでの2、3日はかなり辛い。
赤ちゃんはお腹がすいて泣きわめき、母は昼夜を問わずひたすら授乳…。
赤ちゃんは2、3日分のお弁当と水筒を持って生まれてくる、と言うらしいが、
やはり辛そうだ。病院のポリシーに同意するか否かで賛否別れるところ。
5.母子同室
出産直後に母の胸に抱くカンガルーケアの後、母と子はずっと同じ部屋。
我が子と一緒にいれるという嬉しさはあるが、産後すぐからの授乳&オムツ替え
はそれなりにハード(助産師さんのサポートはあるものの)。
以上、もしこれから神戸で産院をお探しの方がいらっしゃったら、参考にしてください。
※写真は後日アップします
(担当:チェリー)
パルモア病院
住所 神戸市中央区北長狭通4-7-20
電話 078-321-6000