ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

C.V.N.E. クネ 訪問

2019年11月12日 | スペインワイナリー2019
4軒目の訪問ワイナリー

リオハ・アルタ アロにある「C.V.N.E. クネ」





C.V.N.E.=クネ?
創立当初、ラベルに社名「C.V.N.E.」と入れるところを、スペルミスで「CUNE」と表示されたことから、CUNEブランドが生まれ、以来「クネ」と呼ばれています。





セラーの古酒がすごい!





テイスティングルーム


11アイテムをテイスティング



Cune(リオハ・アルタ)、Vina Real(リオハ・アラベサ)、Imperialのレセルバとグラン・レセルバの飲み比べ

Cune Reserva 2015
テンプラニーリョ85%、グラシアーノ15%
ほとんどアメリカンオーク
18ヶ月樽熟成、18ヶ月瓶熟成

Vina Real Reserva 2015
テンプラニーリョ90%、ガルナッチャ、マスエロ、グラシアーノ10%
フレンチオーク70%、アメリカンオーク30%
22ヶ月樽熟成、18ヶ月瓶熟成

Imperial Reserva 2015
テンプラニーリョ85%、グラシアーノ、マスエロ、ガルナッチャ15%
樹齢40年以上の古木
24ヶ月樽熟成+瓶熟成

Cune Gran Reserva 2013
テンプラニーリョ85%、グラシアーノ10%、マスエロ5%
2年樽熟成、3年瓶熟成

Vina Real Gran Reserva 2013
テンプラニーリョ95%、グラシアーノ5%
フレンチオーク70%、アメリカンオーク30%
2年樽熟成、3年瓶熟成

Imperial Gran Reserva 2012
テンプラニーリョ85%、グラシアーノ10%、マスエロ5%
樹齢40年以上の古木
2年樽熟成、3年瓶熟成

各シリーズともコンセプトが違うので比較は出来ませんが、Imperialが、凝縮度が高く、複雑味も一番あったと思います。



Cune Blanco 2017
ビウラ90%、ガルナッチャ・ブランカ10%
50%ステンレスタンク、50%新樽

Contino Reserva 2015
テンプラニーリョ85%、グラシアーノ10%、マスエロ、ガルナッチャ5%

Contino Graciano 2016
グラシアーノ100%

Contino Garnacha 2017
ガルナッチャ100%

Contino Vina del Olivo 2016
テンプラニーリョ90%、グラシアーノ10%
フランスの新樽、ハンガリーオーク、アメリカンオーク
17ヶ月樽熟成、1年瓶熟成

<メモ>
・1837年設立、その後の市民戦争を乗り切り、現在5代目
・1853年 フィロキセラでボルドーにかわる地位を確立
 ワイン生産に向いた気候とビルバオ港経由で輸出が便利
・1993年畑が6haになる。大きく3つの畑(カルカリアスなど)がある。
・2004年現在のシャトーとなる。
・全部手摘み
・10℃で低温マセラシオン
・マロラクティック発酵は樽で実施。グラン・レセルバのみ
・コンクリートタンクは果実味を出す
・樽熟庫 19年かけてパリの建物をモデルに完成(庫内に柱なし、梁が変わっている)
・樽はフレンチ、アメリカンそれぞれ50%
・樽熟成中は4回/月ほど中身を出して洗う。
・Imperial Gran Reservaはブドウの出来のよい年だけ造り、2013年を最後に造っていない。
・生産本数700万本/年(リベラ・デル・デュエロ、カバ含む)

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