ギャラリー兼ねた版画工房

ポートランドで版画のできる工房を探していたら、いくつか在りました。
わりと近そうなところにある工房を２件ほど訪ねてみました。
１軒目もそう悪くはなくて、ここにしようかと思いつつも試しに別のところも行って
見る事にしました。
それがこのバイトスタジオという名前の工房。工房だけでなく一部をギャラリーとして
使用していて、つきに１回オープニングを開くそうです。こちらは版画の専門の工房のようで、こちらの方がポートランドの版画家とも親しくなれそうで、こちらに決めました。帰国までこの工房に世話になって、制作をしようと思います。
来週からできる限り通うつもりです。

バーゲンテーブルに！！！

アメリカでリトグラフと言えばタマリンド工房が有名です。
ここは昔はロサンゼルスにありましたが、今はニューメキシコ州の
ニューメキシコ大学の一部になっています。
ここで以前出版されていたタマリンドの技法書はリトグラフをやる人にとっては
バイブルとも呼ばれ尊重されてきました。
しかし、この本も出版されてからかなりの年月が経ち、時代遅れになってきた
感もあり、またあたらしい技法もいくつか出来てきたので今のタマリンドの
人により、新版が出されると言う噂は知っていました。
しかし、それがいつ出版されるのかは全く知りませんでした。

先日、ここビーバートンにある大きな本屋さんのアート本のあるところに行った所、
バーゲンテーブルになんとこのタマリンドの新しい技法書が山と（ちょっと大げさ）
積まれていました。大きな版で持ち上げるとかなりの重さがあります。表紙を開いて
カバーの折り返しのところに書いてある値段を見てびっくり。８５ドルでした。最近本は買ってないので、本の値段には疎くなって入るものの８５ドルはかなり高い値段だと思いました。しかしそれがなんと３９ドル９９セント！半額以下の値段です。
もう躊躇することなく（少ししたけど）買ってしまいました。
この本は３年前に既に出版されていました。しかし、専門的過ぎてあまり普通の人が購入するような本ではありませんね。ポートランド近郊にもリトグラフをやる人は
それほどいないようですし。私が買っただけで売れ残ったまま、もっと安くなるかも！
早まったかな～。

とにかくこの本を手に入れられて満足しました。

ぐんま版画展 ２０１１

さあ、いよいよ今週の金曜日から、高崎シティギャラリーで恒例の
ぐんま版画展が開催されます。
お暑い中大変でしょうが、是非お近くの方は（遠くの方も）足をお運びください。
涼みにギャラリーに来てもらってもいいです。６日間ですので期間が過ぎないうちに
お早めにどうぞ。私はいませんが、作品が貴方を待ってます。

オレゴンに来ていま～す

6月の15日からオレゴン州のビーバートンに再び来ています。
こちらの夏は日本と異なり、暑くなっても夕方には温度はぐんと
下がって14，5度時には10度を下回るくらいで、非常に快適で
日本の人が可愛そうなくらい。
日も長く、1日の3分の2は日があります。夜も9時過ぎまでは
明るくて不思議な感じです。
予定では9月の中ごろまで、こちらに滞在する事になっています。