KAY's LIFE -不妊治療・過敏性腸炎-             あらふぉー アメリカ日記-

アメリカでの毎日★過敏性腸炎で引き込もりの日々。2度の手術と不妊治療の末、2012年自然妊娠→繋留流産。気楽に頑張ります

卵管造影検査 (HSG)

2011年08月30日 | 不妊治療2。
検査の前日から 抗生物質を1日2回 1錠ずつ 飲み始めた




これが 結構きつい




薬の説明にもあったんだけど 気持ち悪くなる




気持ちが悪くなる、って薬の説明書にあっても それほどじゃないことが多いけれど




これは 結構強烈に具合が悪くなって おえっとなってしまうくらい辛い




ともかく 朝 空腹の時にコップ1杯の水と薬を飲むと 30分ほどでかなり具合が悪くなる




仕事も手につかず 横にならずにはいられないぐらい




でも1時間ほど休めば どうにか普通に戻るので 短時間のことなんだけど、、、




前日の夜も 夕方抗生物質を飲み終えて、いつも通り晩酌をして翌日の卵管造影検査のことをあんまり考えないようにした




ネットでは 恐怖の体験談をたくさん読んだので。




造影検査の予約をした際、病院側からは特に検査の注意や指示も聞かなかった




たとえば 人によっては 3時間前から絶食とか




ロングスカートをはいてくるように言われたりとするようだけど




でも、何にもなかった




ただ、予約の時間を決めただけだった




でもそういった情報から考えると、わたしの予約は朝11時  3時間絶食とすると8時以降は飲食できないってことだ




なので 検査当日は朝8時ぐらいには 抗生物質を飲んだ




案の定お腹がむかむかしてきたけど どうにか仕事を終わらせて




ベッドで30分ほど横になる




家を出る1時間前にベッドから出て、午前10時(予約の時間の1時間前)に痛み止めを800mg(4錠 通常の2倍)飲んだ




これは 処方されたわけじゃないけど、 病院側からも言われたし




人によっては医者から 800mgは飲むよう指示があるらしいので わたしも一応飲んでおいた




それから 午前10:15(検査45分前)に 処方された精神安定剤を1錠飲む




これが あんまり効かないというか、飲んでも自分的には全く実感なし




本当に効いているのかな。。




薬のせいで運転はできないことになっていて、検査の後かなり具合が悪くなる人もいるらしいので 今日はカレについて来てもらう




家を出る前から 緊張のせいなのか、薬のせいか お腹の調子は最低




何度もトイレを往復しながら 支度をした




もしかしたら 痛みで検査中泣いたりするかもと ハンドタオルを入れたり




リラックスできるように Ipodを持ったりと これから始まる恐怖の検査に備える




病院へは予約の5分前に到着した




小さな病院(レントゲン中心の病院)は女性で一杯




3,4組の女性が待っていた




わたしの前にいた人たちは全員呼ばれ 11:40分になってもわたしは呼ばれない




検査の○分前 といわれた薬を 分刻みで飲んできたのに、、




薬が効かなかったら、、、 と かなり恐怖を感じてきた




受付は「ごめんなさいね、あと5分ぐらい」と わたし達にやっと声をかけてきた




結局 検査が始まったのは正午ぐらいだったんじゃないかと思う




カレと一緒に奥に入っていき、ガウンへ着替え 私の着替えを持ってカレ は待合室へ戻された




病院によっては 検査に同室しても良いようだったけど、、、




優しそうなナースに 時間と薬についてまず確認した




「予約が11時だったから それにあわせて薬を飲んだけど もう1時間も遅れていて 大丈夫なの?」




ナースは 痛みはほとんど無いから大丈夫 と言ってきた




「でもネットでも失神したとか書いてあったし わたしは内膜症も発生しているので痛みがひどいんじゃないかと心配なんだけど。」




ナースは ドクターは20年ほどのキャリアもあるし 優しいから心配いらないわよ と優しく説明してくれた




大丈夫なのかな、、? と心配だったものの、冷たいレントゲン台の上に横になる




ドクターが登場




確かにとてもフレンドリーで優しそう ちょっと安心




どうか 痛くありませんように、、




今までの治療の経緯を簡単に説明した




1回 体外受精を経験したが失敗したこと、多くの誘発剤を使ったものの卵は3個しか採卵できなかったこと




卵巣嚢腫、子宮筋腫の手術はナースに説明済み




この痛みを耐えれば、自然妊娠の確立があがるらしいし、、




頑張るしかないんだ




検査は始まった




大の苦手な子宮ガンのテストに似てる、お腹に響く感じが続く 初めからすごく痛い




「いったぃ」といい続けたものの




ドクターは「ここまでは痛くないよ」「大丈夫」「リラックスして」といい続けた




かなりの痛さだけど 本当の痛さはこの後




あっという間に衝撃的な痛み




痛すぎて体が動かない




ドクターは レントゲンを撮るために 「横を向いて」とか「もっと倒れて」とか指示を出すけど




あまりの痛みに 体が硬直 




全く 動かない




ドクターとナースがわたしの体を動かす




「いたーーい」と叫び続けて 「終わったから」というドクターの声と共に器具が抜かれた
 



衝撃的な痛みでぼーっとしていたけど ドクターから「問題ないように見えるよ 詳しくは担当の先生に回すからね」といわれた




でもあまりの痛さと驚きもあって その後 台に横になったまま わーわー泣いてしまった




優しいナースは 普通はここまでじゃないんだけど、、となぐさめてくれた




とりあえず カレが 着替えを持ってきてくれて 更衣室で着替えたら




気持ちはかなり落ち着いた




もう終わったんだ




ナースにも「本当にありがとう」と感謝をして 「ドクターは 問題ないって言ってたよね?」と確認して見ると




そういってたよ と応えてくれた




良かった、、 とりあえず今のところは安心




痛い思いをしたけど 良かった




それから、支払いをしてから出てきた




保険が効かずに$650




保険会社には 自分で申請するようにと言われた(これはアメリカでも初めてのこと)




なので 保険会社に支払ったときにもらった治療明細と金額が記載された用紙を送付することにした




うまくいって保険がカバーしてくれたら もうちょっと負担は減るかもしれない




保険が効かなくて$2000払った人もいたみたなので この程度でよかったけどね




わたしの保険は妊娠や不妊治療を一切カバーしないので、見通しはわるいかな?





ともかく 何とか終わった HSG




やっぱり 痛かった