シアタードラマシティで『十一ぴきのネコ』観て来ました。
あれ? すっかり忘れてたんだけど、
このシリーズ、昔絵本読んだわー。
これを井上ひさしが戯曲化して、さらにミュージカル化されたもので、
今回は長塚圭史さんの演出。
長塚さんの作品て、肉体的にも精神的にも
「うわーエグい~~…」と思うところが多々あって
(私にとっては。そこが魅力だけどキツいもんはキツい。最近はメンタルのがくるかも?)
それ . . . 本文を読む
三谷幸喜生誕50周年イヤー(笑)の掉尾を飾る(って地方公演は年明けるけど;)
『90ミニッツ』を観て来ました。
交通事故で子どもを巡り、
慣習上の禁忌として輸血を拒む父親(近藤芳正)と
彼の説得役を任された医師(西村雅彦)の2人による、
タイトル通り1時間半に渡る、密室での会話劇。
「90分」は、それまでに手術を開始しなければ子どもの命が失われる…という期限。
かつての『笑の大学』の組み合わ . . . 本文を読む
兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで、
中谷美紀の初舞台「猟銃」を観て来ました。井上靖の同名小説を舞台化したもの。
一人の男の13年に渡る不倫の恋。
それが不倫相手の娘、妻、そして不倫相手からの彼への手紙を通して、
徐々にその恋愛のフレームや、各人の心情が浮かび上がってくる…という物語。
舞台の後方に、3人から手紙をもらった男性を演じてる?
外国人の俳優さんがいて、出ずっぱりでマイムの演技を . . . 本文を読む
GWも終盤ですが。
今日は、丸ビル(「新」じゃない)にHands Two Handsのライブを聴きに行っ
てきました。
国際フォーラムで行われてる
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007 の関連イベン
トで、
丸ビルの1階にあるMARUCUBEっていう
エントランスホール?でのフリーライブ。
開始時間にちょい遅れてしまったら(T T)、イス席はおろか、もー人垣で全然
見え . . . 本文を読む
さいたま芸術劇場で、蜷川幸雄:演出×唐沢寿明主演の
「コリオレイナス」を観に行きました。シェイクスピアものです。
すごいよ。終演22:30過ぎ。
入場時に、お芝居のチラシと一緒に最寄駅・JR与野本町駅の
終電までの上下線時刻表が配布されました(入口にも貼ってあった)。
私の後ろの席の人、
「カーテンコールが長引いたら、家まで着けないかも……」
とか悲痛な呟きが聴こえてきたのですが、無事帰れたのだ . . . 本文を読む
Zepp東京で、スキマスイッチのファンクラブ限定ライブ
その名も「V.I.P.」に行ってきました。
いやー、オールスタンディングに身長150cmの女は、
予想してたけどまったく観えなかった(笑)!
おまけに整理番号も最後のほうで、18:00に開場してもノンキに友人
(こいつは運良く2階席なので、ちゃんと座席が確保されている。きぃっ)と
マクドで茶しばいていたのですが、「まだ行かんでいいの?」と . . . 本文を読む
もうだいぶ時間が経ってしまったのですが
お正月に浅草公会堂で「新春浅草歌舞伎」を観てきました。
ここ数年、毎年恒例ですな。
今年は、初日の1月2日に行きました。
あとでスポーツ紙に「獅童だけが上手く割れなかった」とか書かれた
鏡開きのお酒も振舞い酒でいただきましたよ、ええ。
(2つの酒樽を、それぞれ2、3人がかりでやって、たまたま片方が開かなかっただけだから
「獅童の樽だけ」ってのは、ちょっと . . . 本文を読む
天王洲 銀河劇場で、鹿賀丈史・市村正親ダブル主演(順番はぴあに倣ってみました)の
「ペテン師と詐欺師」を観て来ました。
ちなみにリニューアルした「天王洲 銀河劇場」(旧アートスフィア)の杮落とし公演なんだな。
結論。
二の線の鹿賀丈史はもっさくて苦手だが、
それが崩されてワタワタする丈史は案外好きだ(笑)。
(でもやっぱり「鹿賀丈史ファイナル!」の「ジキル&ハイド」は…たぶん行か . . . 本文を読む
世田谷パブリックシアターで、二兎社の公演、
永井愛 作・演出/寺島しのぶ主演の「書く女」を観てきました。
(先日の「アジアの女」といい、「女」づいてる(笑)?)
>>>> 以下、ネタばれあり
タイトルそのままのまさに「書く女」、樋口一葉の短い半生を、
3時間半の長丁場(大笑)で描いた舞台。
でも、誇張じゃなくて「あっという間」に感じられた、濃ゆい人生だったよ。
ラスト、寺島しのぶ演じる . . . 本文を読む
新国立劇場小劇場で、長塚圭史さん作・演出の
「アジアの女」を観に行きました。
>>>> 以下、ネタばれあり
長塚さんの作品とゆーと、「血と暴力」。
思わず目をそむけてしまうんだけど、その中に、
こっちの気持ちにグサッと斬りこんでくる感じ(共感)があって、
毎回「あーこんなエグい舞台、チケット取らなきゃ良かったー」と後悔しながら、
観終わると、つい「良かった…また次回作も観よう」と思う。
私 . . . 本文を読む