
父の兄・叔父は作家をしています。何度も困難に立ち向かい波乱万丈な人生を送られて来られたました。僕には想像も付かぬほどの大きな壁にぶち当たり、自ら壁を乗り越えてこられた尊敬する叔父です。
ふと父の書棚を見ると叔父が今までに出版した10数冊の本が整然と並べられていました。今までまともに読んだのは、恥ずかしながら1・2冊程度です。

ここで簡単に叔父の経歴を紹介します。叔父・もりた なるお(ペンネーム・1926年1月9日生まれ)は、警察学校卒業に工夫・農民・警官・海軍軍人などの職を経て近藤日出造に師事、風刺漫画を描く。二科賞、二科漫画賞を受賞されたそうです。
1974年「頂」で小説現代新人賞、1980年「真贋の構図」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し直木賞候補となりました。その後本格的に作家活動を始めました。1986年「画壇の月」、1987年『無名の盾』、1988年『大空襲』、1990年『銃殺』と計五回直木賞候補となりますが受賞ならず。1993年、高橋由一、三島通庸を描いた『山を貫く』で新田次郎文学賞受賞をしました。相撲に関する著書、警察に関するもの、歴史ものが多いのが特徴です。80歳後半ですが、今も元気で執筆活動をされ「死ぬまでに直木賞を取る」と頑張っておられるそうです。
日本画も描き、家の家宝として現在2枚展示させていただいております。


是非、直木賞の6度目の候補となり、受賞されること親戚一同祈念しています。皆様も機会がございましたら、図書館や書店で「もりたなるお」の本を探してみてください。
コロンも応援しています。

作家「もりたなるお」をご存知の方はいらっしゃいますか?
こちらを押していただけたら幸いです!!
