2010.8月18日(水)~21日(土)
行先: 雲ノ平
行程:
1日目 新穂高温泉~わさび平小屋~秩父沢~シシウドが原~鏡平~弓折乗越~双六小屋
2日目 双六小屋~三俣蓮華岳~鷲羽岳~ワリモ岳~ワリモ北分岐~水晶岳~ワリモ北分岐
岩苔乗越~祖父岳~雲ノ平山荘
3日目 雲ノ平山荘~黒部源流~三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平山荘
4日目 鏡平山荘~シシウドヶ原~秩父沢~わさび平小屋~新穂高温泉
昨年、某テレビ番組を見てから憧れていた、北アルプスの秘境・雲上の楽園「雲ノ平」。
今年を逃したら当分行けそうもないかも・・・と、思い切って3泊4日(単独)の旅に
行ってきました。 今回はそのレポートです。
いろいろ書いていたら長くなってしまうので、3回に分けてUPします。
8月18日(水)
5:30 新穂高温泉バスターミナル着(夜行バス)
6時半に到着だと思っていたので、1時間得した気分♪
同じバスで下車したのは8人くらいでした。
平日のせいかあまり登山者がいません。
初めての3泊4日の縦走。(しかも単独)
このために買った46リットルのザック。
初めて登る山々。
何もかもが初めてで、自然に顔がゆるんでしまいます。
5:50 新穂高温泉バスターミナル出発
青空に山が映える!
ネットで調べた限りでは、16日までいまいちの天気だったようなので、
大丈夫かな~と心配だったけど、今日は良い感じ♪
後ろに見えるのは焼岳?
最初は、1時間半くらい林道歩き。
そんなに傾斜はないのになんだか疲れます。
早くもダブルストック・・・。 最近ストックなしで歩いてないな~。
でも荷物はそんなに重く感じません。
1泊夕食の小屋泊まりなので、2泊3日の場合と荷物の量は大差ないです。
水場が多いので、1.5リットルしか水を持っていないせいもあるかも。
新しいザックも背負いやすくて良い感じです。
(でも同じザックの人が多かった・・・このへん微妙)
6:50 林道歩きの途中にある笠新道登山口。 登る前に水場もあり。
ここから笠ヶ岳に向かう人もいました。
7:10 わさび平小屋
小屋の前で水で冷やした飲み物や野菜が売られています。
冷たくておいしそう!
でもまだお腹は減っていないのでトイレ休憩のみ。
休憩していたら、50代くらいの男性に話しかけられました。
噂には聞いていたけれども山スカートを見たのは初めてで、写真に撮りたいとのこと。
まあいいか、と1枚だけ撮影をOK。
この男性は裏銀座方面に行くとのこと。雲ノ平に行く人には会いません。
雲ノ平へは富山側の折立から入るのが普通なのかも。
私も本当は折立から入りたかったのですが、昨年までバスが通っていた林道が
通行止めでアクセスが悪かったため、仕方なく新穂高温泉のピストンに。
水びたしの林道。右側の石の上を渡ります。
これから登る山たちが見えてきました!
7:30 小池新道の登りが始まります。
空の青、山の緑、水の白、このコントラストがたまりません!
ただし・・・・・・・暑いっ!!
汗がどんどん吹きでてきます。
小池新道は岩の登り。でも岩がきれいに整備されていて歩きやすいです。
少し急坂だけど、それほど辛さは感じません。
むしろ暑さにやられています!
いつもは1時間に1回の休憩をとっているのですが、今日は30分に1回以上。
こまめにとらないと熱中症になりそうです・・・。
8:15 秩父沢
水が激しく流れていきます。
空は真っ青、雪渓の白が眩しい☆
今年は残雪が多かったようで、7月下旬ごろに橋が架けられたそうです。
振り返ると穂高連峰。
9:19 シシウドが原
だんだん暑さと傾斜にやられてきました。
ここから鏡平への道もけっこう急な登り。
この時、中学校の国語の教科書に出ていた「あの坂を登れば」のフレーズが
頭の中をぐるぐるまわっていました。
あの坂を登れば 「かき氷!」
鏡平山荘にはかき氷があると聞いていたので、頭の中はそればっかり。
(ちなみに本当のフレーズは「あの坂を登れば海が見える」)
10:05 鏡平
急な登りが終わって一息ついた先に待っていたのは、槍・穂高の絶景!!
風はほとんどなく、鏡池にもきれいに景色が映っていました。
こんなに絶景をほぼ独り占め状態。 今日来られて良かった・・・。
鏡平山荘では、すぐさまかき氷を注文。 やっぱりイチゴでしょう!
鏡平山荘の名物みたいです。
山荘の前に20人くらいの人がいて、半分くらいの人がかき氷を食べていました。
かき氷は盛りがよくて500円。お得な値段なのでは?
氷はサラサラで口当たりがとても良いです!
下山も同じルートを通るので、「絶対帰りも食べよう」と心に誓いました。
鏡平山荘まで50代くらいの2人の男性とほぼ同じペースでした。
1人は双六小屋泊で槍ヶ岳に向かい、もう一人の方は双六小屋に泊まり
三俣蓮華岳に登って下山するとのこと。やはり雲ノ平に行く人には会いません。
鏡平からは、後ろに槍・穂高連峰、右に槍ヶ岳から続く稜線、正面に双六岳方面を
見ながらの登り。 楽しい~っ♪
11:20 弓折乗越
だんだん雲が出始めてきました。
ここからはやっと稜線歩き。少しは涼しいかな?
稜線では、さっきまで見えなかった山が見えはじめてきて、また感動!
これは双六岳? 山の位置がいまいち把握できていないので微妙。
ちょこっと頭を出しているのは鷲羽岳。
双六小屋が見えてきました。
拡大するとこんな感じ。後ろに鷲羽岳が大きくそびえ立っています。
水晶岳も顔を出してます。
12:30 双六小屋
小屋が見えてから到着するまで、けっこう時間がかかりました。
近そうに見えても距離はあります。
生ビールを飲むか迷いましが、弱気になってコーラにしました。
コーラとおにぎりで昼ごはん。
おかずはミックスナッツとチーカマ。
デザートにはドライマンゴー。かなり適当な昼ごはん・・・。
双六小屋です。とてもきれいです。後ろは双六岳に続く道。
テント場と診療所。その前にあるのは双六池。
双六小屋からは、鷲羽岳・水晶岳・三俣蓮華岳・南真砂岳などが見えます。
個人的に南真砂岳が気になります。(名前がね!)
三俣蓮華岳と鷲羽岳の間に三俣山荘が小さく見えます。(○印のところ)
鷲羽岳の登りはキツイと聞いていましたが、確かにそうかも。
でも鷲羽岳の容姿(?)が私の好みで、明日が楽しみになってきました♪
槍ヶ岳へと続く西鎌尾根への道。
Iさんは槍ヶ岳からこの道を下ってきて、双六小屋で牛丼25分事件に
遭ったんですよね?
この日の夕飯は5時。
ご飯・味噌汁・てんぷら(かぼちゃ・なす・ピーマン・ちくわ・きのこ)
ひやむぎ?・マカロニサラダ・むかご・切干大根の煮物・煮魚・漬物。
食べきれないくらいのボリュームでした。我が家の夕飯よりも豪華かも?!
今日1日でこんなに焼けてしまいました!
アームカバーを付けていたので、焼けたのは手の甲だけ。
こんなに焼けるとは想定外・・・。
双六小屋では、晴れていても乾燥室を温めてくれ、汗で濡れた衣類があっと
いう間に乾いてしまいました。 ありがたかったです。
この日の小屋はそんなに混んでいなかったようで、一部屋に2段で5枚布団が
敷ける部屋に3名。 しかも2段目は私1人で悠々自適。
前日、夜行バスでほとんど眠れなかったこともあってか、この日はめずらしく
よく眠れました。 (いつもはほとんど眠れず目を閉じているだけ)
最後に目が覚めたのは12時で、その後は3時半に目覚まし代わりの携帯電話
が振動するまで熟睡。 こんな感じで1日目が終了しました。
~2日目に続く~
行先: 雲ノ平
行程:
1日目 新穂高温泉~わさび平小屋~秩父沢~シシウドが原~鏡平~弓折乗越~双六小屋
2日目 双六小屋~三俣蓮華岳~鷲羽岳~ワリモ岳~ワリモ北分岐~水晶岳~ワリモ北分岐
岩苔乗越~祖父岳~雲ノ平山荘
3日目 雲ノ平山荘~黒部源流~三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平山荘
4日目 鏡平山荘~シシウドヶ原~秩父沢~わさび平小屋~新穂高温泉
昨年、某テレビ番組を見てから憧れていた、北アルプスの秘境・雲上の楽園「雲ノ平」。
今年を逃したら当分行けそうもないかも・・・と、思い切って3泊4日(単独)の旅に
行ってきました。 今回はそのレポートです。
いろいろ書いていたら長くなってしまうので、3回に分けてUPします。
8月18日(水)
5:30 新穂高温泉バスターミナル着(夜行バス)
6時半に到着だと思っていたので、1時間得した気分♪
同じバスで下車したのは8人くらいでした。
平日のせいかあまり登山者がいません。
初めての3泊4日の縦走。(しかも単独)
このために買った46リットルのザック。
初めて登る山々。
何もかもが初めてで、自然に顔がゆるんでしまいます。
5:50 新穂高温泉バスターミナル出発
青空に山が映える!
ネットで調べた限りでは、16日までいまいちの天気だったようなので、
大丈夫かな~と心配だったけど、今日は良い感じ♪
後ろに見えるのは焼岳?
最初は、1時間半くらい林道歩き。
そんなに傾斜はないのになんだか疲れます。
早くもダブルストック・・・。 最近ストックなしで歩いてないな~。
でも荷物はそんなに重く感じません。
1泊夕食の小屋泊まりなので、2泊3日の場合と荷物の量は大差ないです。
水場が多いので、1.5リットルしか水を持っていないせいもあるかも。
新しいザックも背負いやすくて良い感じです。
(でも同じザックの人が多かった・・・このへん微妙)
6:50 林道歩きの途中にある笠新道登山口。 登る前に水場もあり。
ここから笠ヶ岳に向かう人もいました。
7:10 わさび平小屋
小屋の前で水で冷やした飲み物や野菜が売られています。
冷たくておいしそう!
でもまだお腹は減っていないのでトイレ休憩のみ。
休憩していたら、50代くらいの男性に話しかけられました。
噂には聞いていたけれども山スカートを見たのは初めてで、写真に撮りたいとのこと。
まあいいか、と1枚だけ撮影をOK。
この男性は裏銀座方面に行くとのこと。雲ノ平に行く人には会いません。
雲ノ平へは富山側の折立から入るのが普通なのかも。
私も本当は折立から入りたかったのですが、昨年までバスが通っていた林道が
通行止めでアクセスが悪かったため、仕方なく新穂高温泉のピストンに。
水びたしの林道。右側の石の上を渡ります。
これから登る山たちが見えてきました!
7:30 小池新道の登りが始まります。
空の青、山の緑、水の白、このコントラストがたまりません!
ただし・・・・・・・暑いっ!!
汗がどんどん吹きでてきます。
小池新道は岩の登り。でも岩がきれいに整備されていて歩きやすいです。
少し急坂だけど、それほど辛さは感じません。
むしろ暑さにやられています!
いつもは1時間に1回の休憩をとっているのですが、今日は30分に1回以上。
こまめにとらないと熱中症になりそうです・・・。
8:15 秩父沢
水が激しく流れていきます。
空は真っ青、雪渓の白が眩しい☆
今年は残雪が多かったようで、7月下旬ごろに橋が架けられたそうです。
振り返ると穂高連峰。
9:19 シシウドが原
だんだん暑さと傾斜にやられてきました。
ここから鏡平への道もけっこう急な登り。
この時、中学校の国語の教科書に出ていた「あの坂を登れば」のフレーズが
頭の中をぐるぐるまわっていました。
あの坂を登れば 「かき氷!」
鏡平山荘にはかき氷があると聞いていたので、頭の中はそればっかり。
(ちなみに本当のフレーズは「あの坂を登れば海が見える」)
10:05 鏡平
急な登りが終わって一息ついた先に待っていたのは、槍・穂高の絶景!!
風はほとんどなく、鏡池にもきれいに景色が映っていました。
こんなに絶景をほぼ独り占め状態。 今日来られて良かった・・・。
鏡平山荘では、すぐさまかき氷を注文。 やっぱりイチゴでしょう!
鏡平山荘の名物みたいです。
山荘の前に20人くらいの人がいて、半分くらいの人がかき氷を食べていました。
かき氷は盛りがよくて500円。お得な値段なのでは?
氷はサラサラで口当たりがとても良いです!
下山も同じルートを通るので、「絶対帰りも食べよう」と心に誓いました。
鏡平山荘まで50代くらいの2人の男性とほぼ同じペースでした。
1人は双六小屋泊で槍ヶ岳に向かい、もう一人の方は双六小屋に泊まり
三俣蓮華岳に登って下山するとのこと。やはり雲ノ平に行く人には会いません。
鏡平からは、後ろに槍・穂高連峰、右に槍ヶ岳から続く稜線、正面に双六岳方面を
見ながらの登り。 楽しい~っ♪
11:20 弓折乗越
だんだん雲が出始めてきました。
ここからはやっと稜線歩き。少しは涼しいかな?
稜線では、さっきまで見えなかった山が見えはじめてきて、また感動!
これは双六岳? 山の位置がいまいち把握できていないので微妙。
ちょこっと頭を出しているのは鷲羽岳。
双六小屋が見えてきました。
拡大するとこんな感じ。後ろに鷲羽岳が大きくそびえ立っています。
水晶岳も顔を出してます。
12:30 双六小屋
小屋が見えてから到着するまで、けっこう時間がかかりました。
近そうに見えても距離はあります。
生ビールを飲むか迷いましが、弱気になってコーラにしました。
コーラとおにぎりで昼ごはん。
おかずはミックスナッツとチーカマ。
デザートにはドライマンゴー。かなり適当な昼ごはん・・・。
双六小屋です。とてもきれいです。後ろは双六岳に続く道。
テント場と診療所。その前にあるのは双六池。
双六小屋からは、鷲羽岳・水晶岳・三俣蓮華岳・南真砂岳などが見えます。
個人的に南真砂岳が気になります。(名前がね!)
三俣蓮華岳と鷲羽岳の間に三俣山荘が小さく見えます。(○印のところ)
鷲羽岳の登りはキツイと聞いていましたが、確かにそうかも。
でも鷲羽岳の容姿(?)が私の好みで、明日が楽しみになってきました♪
槍ヶ岳へと続く西鎌尾根への道。
Iさんは槍ヶ岳からこの道を下ってきて、双六小屋で牛丼25分事件に
遭ったんですよね?
この日の夕飯は5時。
ご飯・味噌汁・てんぷら(かぼちゃ・なす・ピーマン・ちくわ・きのこ)
ひやむぎ?・マカロニサラダ・むかご・切干大根の煮物・煮魚・漬物。
食べきれないくらいのボリュームでした。我が家の夕飯よりも豪華かも?!
今日1日でこんなに焼けてしまいました!
アームカバーを付けていたので、焼けたのは手の甲だけ。
こんなに焼けるとは想定外・・・。
双六小屋では、晴れていても乾燥室を温めてくれ、汗で濡れた衣類があっと
いう間に乾いてしまいました。 ありがたかったです。
この日の小屋はそんなに混んでいなかったようで、一部屋に2段で5枚布団が
敷ける部屋に3名。 しかも2段目は私1人で悠々自適。
前日、夜行バスでほとんど眠れなかったこともあってか、この日はめずらしく
よく眠れました。 (いつもはほとんど眠れず目を閉じているだけ)
最後に目が覚めたのは12時で、その後は3時半に目覚まし代わりの携帯電話
が振動するまで熟睡。 こんな感じで1日目が終了しました。
~2日目に続く~
それどころか夢のようなご馳走ですねー。
残してしまって申し訳なかったです。