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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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上下水道料金値上げは物価高騰対策に逆行 暮らしと営業守るため値上げ撤回と減免を

2022年10月29日 | 市議会・市政ニュース

4年後には一般的世帯で1万円近い負担増



水道料金は来年4月から

 水道料金は来年4月から4年間かけての値上げが、太田、館林、みどりの3市、板倉、明和、千代田、大泉、邑楽の5町で構成する群馬東部水道企業団の2022年2月議会で全員賛成(太田市議会の日本共産党は当時2人のため、企業団議会には議席なし)で可決されています。

下水道料金は来年4月以降

 市の下水道料金は今年6月6日付で、市下水道事業審議会から値上げの答申が出されています。答申では、値上げの実施は来年4月1日以降とされます。

中小業者は10万円以上の負担増

 上下水道料金の値上げ合計では、水道料金値上げの激変緩和措置が終わる2026年6月からは、口径13㎜の場合、2カ月に30㎥使用で年8,184円値上げ。2カ月に40㎥使用だと年9,636円値上げに。口径20㎜の場合では、2カ月に30㎥使用で年6,864円値上げ。2カ月に40㎥使用だと年8,316円値上げに。一般的世帯では年1万円近い値上げとなってしまいます。

 中小業者で一般的とされる口径30㎜の場合、26年には上下水道料金合計で、2カ月に60㎥排水で年10万2,366円値上げ。70㎥排水だと年10万2,630円値上げ。一般的な中小業者には年10万円以上の値上げ(上下水道料金とも消費税込み)となってしまいます。

 まさしく物価高騰対策に逆行する負担増。暮らしと営業を守るため、値上げ撤回と減免を求めた9月議会での私の質問に市長は、なんでもかんでも市が補助できるわけがないと答えました。



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