最初は毎日のようにメールや電話をしていたのに、回数、時間ともに減ってきたり、
最初は優しかった彼がだんだんずぼらになってきたり、
お出かけの回数がだんだん減ってきて、どちらかの家でまったりと過ごしていることが多くなったり、
ケンカすることも増えてくるかもしれません。
時が経てばふたりの関係は必ずや変わっていくはずです。
恋愛のはじめは誰だってムリをしています。
いや、舞い上がっていると言った方がいいかな?
あるいは、がんばっています。
だから、本来の自分じゃないことまでやってしまったりします。
あるいは、できちゃったりします。
でも、時が経つに連れて素の自分に戻っていきます。
ナチュラルな自分に戻っていくのです。
メールや電話が苦手だった人なら、その回数は減るでしょう。
もともとインドア派の彼ならば、お出かけの回数は減ってしまうでしょう。
そう、変わっていってしまうのです。
もし、何年も変わらない状態を続けていると思っているのなら、
相手は最初から今まで偽りの姿なのかもしれません。
我慢させているか、ガンバリを強要しているかもしれません。
あるいは、最初から燃えていなかったのかもしれません。
変わらぬ愛。
表面的な状況、状態、環境、を言うのであれば、変わらぬ愛なんてあり得ません。
変わらぬもの。
それは具体的な何か、ではなくてもっと違う、
感情かもしれませんし、思いかもしれませんが、そういうものなのではないでしょうか。
そして、それはやっぱり変わらない。
形は変わるかもしれないけれども、変わらないもの。
目に見える何かは変わってしまうかもしれないけど、変わらないもの。
形や目に見える何か、それは変わってしまうかもしれません。
しかしそれがすなわち愛情が無くなったというわけではありません。
愛の形は変わったかもしれませんが、
愛の量が変わったとは言えません。
だって、愛の物さしって作ることはできないのですから。