裏泡盛日記

泡盛日記のメモです。
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米酒 その2

2004-09-22 01:09:52 | Weblog
神戸大学の電子図書館システムに台湾日々新報の記事があった。

大正13年(1924年)の記事だが米酒のことが載っていた。製造法は蒸した米に曲を砕いて入れるようなので中国の白酒と同じようだが新聞によると泡盛に近い風味だそうだ。…飲んでみたい。

そしてこの頃の台湾では泡盛そのものも造っていたそうだ。造り方は同じらしいが…。今でも造っているんだろうか。

米酒

2004-09-19 22:35:35 | Weblog
みいちゅう
輸入元:キリン
製造元:Taiwan Tobacco & Liquor Corporation

創業1901年 台湾
アルコール 20度
焼酎甲類・乙類混和

この酒造所は日本ではライチ酒などが有名なメーカーで他に紹興酒やビール、ワイン、日本酒、梅酒とあらゆるアルコール飲料を製造している所だ。工場見学もできるようなので台湾に行った際には立ち寄ってみたいと思う。

瑞穂と同じ蓬莱米を使った焼酎。あまり詳しいことはわからないのだが米酒は台湾ではわりとポピュラーな酒のようで、主に料理酒として使われているようだが料理用以外でも20度~60度まで多種類の米酒が造られている。アルコール度数から考えると日本に輸入されているのは一番安い(ポピュラーな)もののようだ。ちなみに料理酒用の米酒には塩がはいっているようだ。

香りは甲類焼酎の香りであまり米の特徴はみられない。味わいはクセのない辛口で甲類焼酎の混和率が高いように思う。泰石酒造の泡盛「はんたばる」も甲類混和酒だが似たような味わいだ。ただし、あちらは旨味があるのだが米酒はそのへんが少し弱い。まあ、普通に飲める酒だ。