Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

30年以上の眠りから覚めて…

2018-11-18 | 子どもと学び
おはようございます。 マヴィ 桑原です。



4歳の姪っ子と、クリスマスに向けて
シルバニアファミリーについて調べていました。


1985年に誕生した玩具で
私も弟・妹たちと遊んだ思い出があります。

クリスマスには、
祖父が特大のハウスを手づくりしてくれたことが
私たちきょうだいの自慢でした。

今は、昔とは違うラインナップではあるものの
相変わらず細部まで巧妙に作られた
お洒落なデザインで
大人になった私もウキウキさせられます。



そして…
私が大切にしていた
初代シルバニアファミリー
ブラウンウサギの赤ちゃん

姪っ子と2人で大捜索して
クロゼットの奥から発掘しました!!

恐らく、実家に残る唯一のシルバニアファミリー


2人で背景と光の入り方にこだわって撮影した
ベストショットです。



実はこの撮影…
4歳児のアイデアが詰まっています。

最初は、近くにあった綺麗な布を敷いて
私が撮影していました。

大切にしていた思い出が蘇り
姪っ子にあげる前に残しておきたくて…



すると…

「これ敷いたらどうかな?」

カラフルな大きなお人形の洋服を持ってきて
撮影ステージを作ってくれました。

面白いけど凸凹していて倒れてしまうなぁ…

「あ、じゃあ紙に虹を描けばいいよ!」

白い紙がクレヨンで大変身!!
ステキなステージが出来ました。


出来上がった手づくりステージに並べた後も、

光の当たり方によって
顔が暗くなって見えることに気づき

ライトで照らしたりしながら何度も撮影して
彼女が選んだ、1番カワイイ写真が
先ほどのものです。



お仕事に出ていたママにLINEで送って!
と頼まれました。



子どもは大人の言動をよく見ています。

大人がモノを大切にしていれば、
子どもも大切に、丁寧に扱います。

そして、大切な想いは
大切な人と共有したいと思うものですね。



私も、帰ってきたママと
幼い頃の思い出話に花が咲きました。




世代を超えて受け継がれていく おもちゃ

シルバニアファミリー恐るべし!!





【開催報告】あまのさんとこどもてつがくのアトリエ

2018-11-06 | 哲学対話
おはようございます。マヴィ桑原です。

11月4日 あまのさんとこどもてつがくのアトリエ
大人向け対話を実施いたしました。

かなりギリギリの告知となってしまったので、
少人数でこじんまりと開催です。


テーマは
〝こどもてつがく〟ってなに!?



元幼稚園教諭で、
現在は保育者養成校教員の あまのさん から
最新の幼児期の教育動向についてお話いただき
参加者みんなで自由に対話しました。




これはダメ!あれをすべき!!

情報があふれる世の中で、
ママたちは
わが子を想い、愛に満ちた模索をしています。

でも、完璧なマニュアルを求めて
それを熟そうとしてはいないでしょうか?



実は、子どもたちに
完璧でなくてもよいんだよ…
ということを伝えてあげられることは
私生活を共にする、ママとパパの特権です!

それなのに、
正解が書かれたマニュアルはどこにあるのかと
探していることはないでしょうか?



できるだけ、間違えたくない
ミスは知られたくない



それって、
間違えることやミスを
否定する考え方のように思います。

でも、

間違えることで学ぶこと
ミスと向き合い、必死で考えて挽回すること

その経験が自分を作ってきたし、
成長させてくれたと、少なくとも私は考えます。



それは、
乗り越えた人だけが知っている世界
なのかもしれません。

だからこそ、
経験の少ない子どもたちに見せるべきは
完璧でないステキな生き様かもしれないのです。



間違えは少しでも少ない方が効率的だし、
やっぱり、ミスは出来るだけ避けたい。

その気持ちとどう折り合いをつけるかは
きっとマニュアルには書かれていないでしょう…



マニュアルなんて探さなくても
人との対話を通して 自分で気づけることが
哲学対話の醍醐味のように思います。



家庭とも、教育や保育の現場とも違う第3の場所

子どもと大人双方のセイフティな場づくりは
まだまだ始まったばかりです。