Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

こども哲学について①

2017-06-10 | 子どもと学び
おはようございます。桑原です。
これから、何回かに分けて
私のチャレンジの1つである
「こども哲学」について書いてみようと思います!




こども哲学(Philosiphy for Children)は
実践哲学(Practical Philosophy)とよばれる哲学のジャンルの一つです。

実践哲学とは、社会の中で活用される哲学のことを指し、市民自らが哲学をすることを意味します。



こども哲学は、今から40年以上前に
アメリカ・ニューヨークのコロンビア大学で哲学科の教授をしていた

マシュー・リップマン

によって提唱された教育プログラムです。





斬新な発想力(Creative)
疑問をもつ力(Critical)
思いやりの心(Caring)

の3つの「考える力」を育てるプログラムとして
小学校から中学校の子どもたちを対象にスタートしました。



「哲学」というと


過去の哲学者の名前や
過去の哲学論を持ち出して議論する
と思われる方もいますが、そういった取り組みではありません。


自分たちの身の回りの正解のない問いについて、自分の頭で考え、他人の意見を聞き、
ときには意見を変えながら、思考を深める取り組みです。





今、私が主に取り組んでいるのは
3歳以上の幼児を対象とした哲学対話です。



3歳でそんなことできるの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。




もちろん、発達段階に合わせた配慮や工夫は不可欠ですが
3-4歳の子どもたちでも
少しずつ探求の共同体を築き、イキイキと対話を楽しんでいます。




次回は、ただのおしゃべりとの違い
などについて書いていこうと思います!






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