◆アラスカ上空で温室効果ガスを調査 東北大
朝日新聞 2006年8月5日付け
調査はアラスカ州内のツンドラ湿地、森林火災現場などの8ヶ所を予定。
朝日新聞社所有の小型飛行機に国立環境研究所の観測機器を搭載、上空500~5000mの空気を集め、試料を日本に持ち帰って分析するそうです。
そして温室効果ガスの中で、二酸化炭素の約20倍の効果があるというメタンに注目。
メタンは森林火災で不完全燃焼が起こったり、凍土地帯で細菌が土壌の有機物を分解すると産出されるもので、分析することによりその由来が分かるとのこと。
大気中のメタン濃度は20年前頃から上昇しているものの、ここ数年は横ばい。
しかし増加に転じる可能性もあるとのことで、今回の調査結果が待ち望まれます。
▼気象庁
・温室効果ガスに関する基礎知識
・増え続ける大気中の温室効果ガス ―世界気象機関(WMO)が温室効果ガス年報の刊行を開始しました― 2006年3月14日
・増え続ける大気中の温室効果ガス(PDF形式)
▼温室効果ガス wikipedia
▼電中研・環境科学研ニュースNo.2 2005年9月(PDF)
・超長期の地球温暖化予測を実施 -温室効果ガス濃度の安定化効果を把握-
朝日新聞 2006年8月5日付け
北極域の針葉樹林(タイガ)やツンドラから放出される二酸化炭素やメタンは、地球温暖化にどの程度影響しているか。米国アラスカで東北大の研究者らが、こうした温室効果ガスの実態調査に乗り出した。大気の採取には朝日新聞社が協力、北海道大などのチームによる森林火災調査と併せ、北極域の植物の役割解明に迫る。
調査はアラスカ州内のツンドラ湿地、森林火災現場などの8ヶ所を予定。
朝日新聞社所有の小型飛行機に国立環境研究所の観測機器を搭載、上空500~5000mの空気を集め、試料を日本に持ち帰って分析するそうです。
そして温室効果ガスの中で、二酸化炭素の約20倍の効果があるというメタンに注目。
メタンは森林火災で不完全燃焼が起こったり、凍土地帯で細菌が土壌の有機物を分解すると産出されるもので、分析することによりその由来が分かるとのこと。
大気中のメタン濃度は20年前頃から上昇しているものの、ここ数年は横ばい。
しかし増加に転じる可能性もあるとのことで、今回の調査結果が待ち望まれます。
▼気象庁
・温室効果ガスに関する基礎知識
・増え続ける大気中の温室効果ガス ―世界気象機関(WMO)が温室効果ガス年報の刊行を開始しました― 2006年3月14日
・増え続ける大気中の温室効果ガス(PDF形式)
▼温室効果ガス wikipedia
▼電中研・環境科学研ニュースNo.2 2005年9月(PDF)
・超長期の地球温暖化予測を実施 -温室効果ガス濃度の安定化効果を把握-
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