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空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
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すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

地球温暖化の犯人は誰だ?

2009-01-18 00:36:39 | (旧)雑記帳/アラスカ
symbol2 誤報だらけの地球温暖化情報(上)
symbol2 誤報だらけの地球温暖化情報(中)
symbol2 誤報だらけの地球温暖化情報(下)
symbol2 続・誤報だらけの地球温暖化情報(上)
symbol2 続・誤報だらけの地球温暖化情報(下)

 オーロラ研究で名高い、アラスカ州立大学地球物理研究所国際北極圏研究センター(IARC)の前所長で名誉教授の赤祖父俊一氏(地球物理学者)ですが、氏は『地球温暖化』について、日本で多く見聞きするのとは違った角度からの意見を述べられています。

 アル・ゴア氏の『不都合な真実』に代表されるような『地球温暖化情報』は、実は間違っているというのです。

 氏によると、地球温暖化は実際に起きてはいるけれど、その原因は人間が排出している炭酸ガスが主ではないとのこと。
 気候変動には自然変動と人間の活動による変動がありますが、地球温暖化を話し合っている国際気候変動パネル(IPCC:Intergovermental Panel on Climate Change)では、前者の要因については無視しているのだそうです。知りませんでした!(@_@;)
 赤祖父氏が算出したところでは、現在観測されている温度上昇の5/6は自然変動、そして残り1/6が人間の活動によるものだとの結果が出ました。

 しかし、最近は北極圏の氷が縮小しているというニュースも良く耳にします。
 これに関しては、これまで北極圏という特殊な環境がほとんど調査されてこなかったために、現在起こっている変動が全て『異変』と報道されていることに問題があるとのこと。
 地球の悠久の時間軸から見ると、現在は1400年頃から始まった小氷河期からの回復期にあたるために気温が上昇、全地球的に氷河が縮小していても、これは1800年前後から世界的に起こっていることで、1950年代の人間の活動による炭酸ガスの急上昇に符合して突然始まったことではないとのこと。

 現在の温度上昇は炭酸ガスの温室効果以上に、次の要因も問題視する必要があるとの意見もあるそうです。
・水蒸気由来の温室効果
・太陽活動の周期による影響
・海面上昇は、海水の体積膨張に起因か?


 さて、現在の気温上昇が自然変動としての温暖化だとして、私達は何をすべきなのでしょう? 
 赤祖父氏は、次のように述べています。
 もともと温暖化問題は、EUが米国の経済的優位性を炭酸ガス問題で牽制する道具でした。現在では、金持国と貧乏国の争いの道具になっているだけです。
 もし、IPCCの言うように大変なことになる可能性があれば、各国首脳は炭酸ガス削減でとっくに合意しているはずです。今まで何回会議をしても、何も決まらないのはなぜですか?
 政治家たちが皆、温暖化問題は政治の道具であることを十分知っているからにほかなりません。

 「地球が火の玉になる」というようなものは単なる脅かしです。どうして日本では官僚と報道が温暖化で騒いでいるのでしょう。そんな脅かしで訳の分からないことに資金を使うより先に、目先で起きている環境破壊や森林の伐採を問題にすべきです。


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4416208189&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=ACCCF5&bg1=ACCCF5&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="right"></iframe> 赤祖父氏は北極圏の環境に関してスペシャリストでいらっしゃいますが、全てを鵜呑みにして、どちらが正しい・正しくないということはすぐには判断出来ません。
 しかしながら、最近の地球温暖化の報道には、異常なバイアスを感じることも少なくありません。
 地球温暖化に関しては、国家間の利害に関わる思惑で情報が交錯しているように思いますし、最近の国際社会での会議の様子からは、まさに赤祖父氏のおっしゃるように『金持ち国と貧乏国の争いの道具』になっているとしか思えないです。
 IPCCについての国際的な地位の認識や、その理論の不備に関しても初めて知って驚きました。
 理解を深めるためには『誤報だらけの地球温暖化情報』の内容だけでは少々情報不足だと思うので、著書正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないためにをお勧めします。


symbol2 気象庁も認めた「地球温暖化は過ぎ去った」@’’’奇妙奇天烈###奇奇怪怪’’’
 赤祖父先生が地元新聞Fairbanks Daily News Minerに寄稿された記事『Global warming has paused』(2008年9月27日付け)の和訳付き

symbol2 「地球温暖化は過ぎ去った」 by 赤祖父俊一@らくちんランプ
 記事には掲載されていない気温変動グラフを、補足

symbol2 Akasofuの反論@悪魔のささやき
 気象予報士の筆者が、様々な角度から地球温暖化の真偽について考察。上記リンク先の記事では、赤祖父氏の考察に図表を加えて解説しています。
 同じ筆者による地球温暖化に関するひと味ちがうリンク集も参考にされたし。「わが国における地球温暖化問題の報道には偏りがあるのではないか」という疑問からだそうです。

symbol2 「反地球温暖化論」の不整合@市民のための環境学ガイド
 ページ半分位から下に、赤祖父氏の主張が箇条書きでまとめられています。

symbol2 正しく知る地球温暖化 著:赤祖父俊一 @湘南でスローなライフスタイルを
 書評。『地球温暖化について、ちょっと冷静に考えてみたいという方におススメの1冊』と締めておられます。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ichi)
2009-02-08 12:05:42
 昔は、間氷期もそろそろ終わりで、これから氷河期がやってくるかも、と脅されたような気がするのですが、時代は変わってしまったのですねぇ。
 全体として寒冷化する途中の揺らぎ的な温度変化をミクロに見ているとか言う事でもないのかしら? 寒冷化にしろ温暖化にしろ変化を乗り切らないと生き延びていけない事は確かですけど。
 温暖化阻止とか気候制御みたいな事をするより、温暖化(しているというなら)しても生き延びられるような社会を築く方が進歩的な気もするなぁ。自然の変化を何とかやり過ごす智恵こそ進化かと。過去の生物の進化の歴史を見ても機構を制御した生物種はたぶんないわけで、自然の摂理にも叶っている筈。
 何でも力で押さえ込むのは西洋的な発想なのかな。
 ま、どっちも難しい事だけどさ。
返信する
Unknown (日蝕貧乏知恵者猫)
2009-02-09 01:11:55
★ichiさん

 冷夏やちょっと寒い冬があると氷河期の到来か?と言われ、暖冬や超暑い夏だと即温暖化だと、すぐに騒ぎ立てるマスコミにも問題があるのでしょうね。地球規模のオーダーから言えば、たかだか数年の時間なんて短すぎると思うし。

 太陽活動の変動によっても、地球大気は伸び縮みして温度の変動がかなりあるということなので、これまでにも地球は何度となく寒冷化と温暖化を繰り返しているんでしょうね。

 ichiさんのおっしゃるように気候制御をするよりも、その変動に人間社会が対応していく方が良いような気もします。
 でも、人間の存在って、地球環境に対してどこか罪の意識があるもの?
 いずれにしても、人間社会が地球環境に及ぼす影響というのも少なからずあるのは事実なので、夏をやり過ごすためにバンバン冷房を使って二酸化炭素を排出したら、やっぱり地球温暖化傾向に拍車はかかっちゃいますよね。
 近年の暑い暑い夏にはホトホト参って根を上げている私ですが、環境負荷が少なく、地球にも優しくエコに乗り切れた方が良いとは思います。
 赤祖父先生は、「今の世の中は便利になりすぎたから、少し後戻りしても良いのではないか?」とおっしゃっていますが、余り躍起にならずに済む程度だといいなぁ。(無精者!^^;;)
 一度手に入れた快適さって、そうは簡単に捨てられませんから。(^_^;)

 人間の世もどれくらい続くか分かりませんし、私の直接の子孫は存在しないけれど、出来れば長く地球上に存在して欲しいという気持ちはあります。
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