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空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
この前、空を見上げたのはいつですか?☆彡
すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

アラスカ オーロラ便り2005-8

2005-03-23 18:59:05 | (旧)雑記帳/アラスカ・オーロラ便り:旅行記
『チナ温泉へ』
2月14日(月)

 2月の朝は遅く、8時半を過ぎてもまだ暗いフェアバンクス。
 まして今日は曇っているせいか、10時を回っても朝の雰囲気はかけらもありません。
 熱は37℃で喉の痛みはほぼ治まったものの、鼻水が止まらない…。(*_*;)

 今日はフェアバンクス市内のホテルをチェックアウトして、チナ温泉へ移動。
 一ヶ所滞在を希望していましたが、直行便ツアーでどこの宿泊施設も大混雑していて叶わず。問い合わせた当初はチナ温泉も満室で、その後あれこれやりくりしていただいた結果、なんとか泊まれるようになった次第。
 私は1993年に宿泊して以来、12年ぶりの滞在になります。
 その後もほぼ毎年訪れて、温泉に入ったり食事をしてはいるのですが…。


2005.2.14 11:17 @フェアバンクス市内

 11時にチェックアウト。
 車は毎年荷物がギッシリのこんな状態で…例年よりも車が一回り小さいせいもあるかも知れませんが、今年は特にスゴイような気がします。
(レンタカーのカテゴリーは同じでしたが、昨年と同じ車がなく、違う車種でした。2台借りたのですが、各々違う車だったし…。)
 無理やり荷物を押し込み、FredMeyerで飲み物とスナックなどを購入、給油の後、一路チナ温泉へ。

 チェックインは15時と知っていましたが、14時には到着。
 まだお部屋の支度が出来ていないというので、ラウンジで休憩。
 私はちょっとおなかがすいたので、カップのクラムチャウダーとAlaskan Amber(アラスカの地ビール。州都ジュノー産)で一息。


2005.2.14 16:09 @チナ温泉

 お部屋に入ってしばらくまったり…。
 今冬は何度か大雪が降ったフェアバンクスは、オーロラ・ウォッチング中も気をつけないと雪溜まりにハマりそうな感じです。

 今日は昼間も曇天が続いて日差しがなかったので、到着した雪景色の温泉も寒々しい雰囲気。
 建物の軒先からは立派なつららが垂れ下がっていて…。
 日和が良い日には氷点下でも強烈な日差しが照りつけるせいでしょう、こんな大きな氷がバルコニーや軒下の地面に突き刺さっていたりします。
 天気が良い昼間は落雪注意&落つらら注意!ですね。(^^;;)
 それにしても、このつららは見れば見るほどモンゴウイカの甲羅に見えてくる…。


2005.2.14 16:48 @チナ温泉

 チナ温泉が初めての方もいらっしゃるけれど、みんなはどうしているのかな?
 私は、夕食の前に散歩に出ることにしました。
 温泉の南側の山の中腹にあるオーロラ観望施設『オーロリウム』への道の様子も確かめておきたかったので…。
 16時を過ぎると蒼い薄闇が訪れ、ひっそりと静まり返った敷地内は、温泉の湯気が作る霧氷で幻想的な雰囲気。

Chena Hot Springs Resort
 http://www.chenahotsprings.com

アラスカ オーロラ便り2005-7 お詫び

2005-03-10 12:02:05 | (旧)雑記帳/アラスカ・オーロラ便り:旅行記
 拙サイトBBSには、現地から宿のパソコンを借りてチョコっと書き込んだのですが…。
(日本語環境がなかったので仕方ないのですが、非常に怪しげな英文でありました。^^;;)

 現地からお届けする予定だった『アラスカ オーロラ便り2005』は、持参したパソコンが突然起動しなくなってしまったため、敢え無く断念せざるを得ませんでした
(ヴィルス駆除ソフトは入っていたのですけれども、何らかのヴィルスに感染した模様。;_;)
 どれだけの方がこちらをお読み頂いているのか、また『便り』を楽しみにして頂いていたのかも分かりませんけれど、どうも申し訳ありませんでした。m(__)m

 これまで現地からPDA機でメイルチェックをしたことはあったのですが、ちゃんとした(?)ノートパソコンを持って行ったのは今回が初めてでした。
 自宅以外の無線LANを利用するのも初めてで、宿からアクセス出来るようにするのはパソコンの知識が皆無の私にはなかなかハードルが高くて、結局のところ日本へ国際電話をかけて電話口でレクチャーを受けること1時間…ようやくアクセスが出来ました。
(自宅で使っている無線LANのシステムを解除したりで、色々大変でありました。^_^;)

 宿には2箇所のアンテナがあって、それらが干渉して頻繁に落とされるなどの問題はありましたが、メイルチェックは非常に楽でしたし、デジカメのデータも収容することが出来て良かったです。
(ヴィルス感染の恐れということで、データが消えてしまったらどうしよう!と帰国後にハードディスクの中身が確認できるまではヒヤヒヤでした。^^;;)
 パソコンは出入国のセキュリティ・チェックではいちいち荷物から出してX線検査を受けなければならないので、撮影機材などで手荷物が多い私には煩わしさが一つ増えましたが、こうやって現地から文字だけでなく画像までアップできるなんて少し前までは夢のようなことでしたから、世間一般的には合格点は頂けないかも知れませんが、自分では初めの一歩としては満足しています。
 それと同時に、パソコンの知識がない者にとって、協力者なしでは無線LANや海外からのアクセスはリスキーなのかも知れないとも思いました。
(それは海外でのアクセスに限ったことではないですが…。)

 今回はデジカメ画像がとても多く、仮にパソコンのトラブルがなかったとしても、現地でそれらをチェックしてblog用に加工するというのは時間的に難しかったかも知れませんが、オーロラの画像以外のスナップくらいはアップできたかも…。
 これはまた次回からの仮題・楽しみでしょうか。

 一つだけ気になるのは、旅先から絵葉書をしたためるのが趣味(?)の私。
 blogにアップできるとなるとネタが尽きてしまって、エアメイルは縮小傾向かも知れないということ?!
 blogとエアメイルとは同列のものではないですが…。
 今回は体力的問題や様々な事務手続きに異常に時間を取られてしまったために、そのエアメイルすらほぼしたためられずに過ごしてしまったのではありますが。(*_*;)

 RAWデータが予想以上に重くて画像処理が全く捗っておりませんが、ぼちぼち『便り』の続きをアップしたいと思っておりますので、気長にお待ち下さると嬉しいです。
 それよりも、まとめてサイト内『オーロラ報告』にアップする方が良いのかなぁ?
 う~みゅ…使い分けが難しいですね。

アラスカ オーロラ便り2005-6 帰国報告

2005-03-10 11:49:33 | (旧)雑記帳/アラスカ・オーロラ便り:旅行記
 ご報告が遅くなりましたが、アラスカから戻って1週間が経とうとしています。
 留守中には何度か雪が降ったと聞いていますが、もうすっかり春ですねぇ…。

 今回は例年よりも長い里帰りだったせいでしょうか、帰国半ばから身体が思いっきり日本の環境を拒絶していた様子。
 復路の機内から皮膚が猛烈に痒くなって、赤く痛みさえあって大変でした。(←引っ掻いたせいで赤く痛くなったのではなく、痛み+赤い+痒みでした。+_+;)
 これが帰宅後3日続き、薬を塗ろうが服用しようが全くダメで、おかげで体中が引っ掻き傷だらけです。耐えがたい痒さと痛さでありました。
 今は何事もなかったかのように落ち着いてしまいましたが、その他にもあれこれ拒絶反応らしきものは出ておりまして、私の身体は日本を受け入れようとはしていない模様。(;_;)
 今回アラスカであれだけ(…ってどれだけ?^^;;)寝ていたにも関わらず、帰国後3日もほぼ眠って過ごしたという…いったいどうなっているんだ?です。
 痒い+痛いのと眠気との因果関係は、ありやなしや?
 単に疲れが溜まって免疫機能が低下していたのかしらん?

 アラスカ到着時点では、機内の乾燥で顔がカサカサになった以外は、まさしく『水を得た魚』のように元気を取り戻した私。(…とは言え、今回は風邪気味だったので、エンジン全開という訳には行かなかったけれど)
 今更言うことではないものの、やはり今のままではいけないと身をもって再確認。(*_*;)

 ああ、もうアラスカが恋しいです。

アラスカ オーロラ便り2005-5

2005-02-23 20:40:05 | (旧)雑記帳/アラスカ・オーロラ便り:旅行記
『また逢いたくて帰ってきたよ!』
2月13日(日) フェアバンクス市内

 大事を取って昼間の観光はパスしようかと思ったものの、行動をセーブしつつ参加。
 時間に余裕がなくて、かなり慌しくなってしまいました。m(__)m
 友人達はThe Pump Houseへディナーに行ったものの、私はまだ微熱があったのでホテルで就寝。

 ディナーから戻った友人たちは、昨夜と同様にホテル裏手の凍ったチナ川の上でオーロラ・ウォッチング
 無線機からは「綺麗なオーロラのカーテンがひらひらしている~!」なんて聞こえてきて気になって仕方がなかったものの、まだ熱があるのでジッと我慢。
 複数人の声が聞こえていたのもいつくらいまでだったか…。
 午前2時くらいまでは「見えてる」というような内容が聞こえていたように思うのだけれど、その後は気づくと誰からの応答もなくなってしまいました。
 こちらからの呼びかけにも誰も答えてくれないし、外は気になるし…。

 熱を測ってみたら36.7℃まで下がっていることを確認!
 チナ川上でのオーロラ・ウォッチングはまだしたことがなかったので、とりあえず一目見るだけと思って、外へ出ました。


2005.2.14 3:37 @アラスカ州フェアバンクス市内

 午前3時半。
 既にピークは過ぎてしまっていたけれど、カーテンの残りを見ることが出来ました。

 無線機の応答がなくなってしまったのは、相手側のバッテリー切れのせいでした。これまでバッテリー切れで往生したことはなかったのだけれど、さすがに冷え込んでいたのでしょうか?

 フェアバンクスのダウンタウン方向を望む空は、オレンジ色の光害で染まってしまっている上にアイス・フォッグ越しのようだけれど、その中にエメラルド・グリーンのカーテンが低くゆらゆらと動くのが見られました。
 もう北の空に帰ってしまったのですね。
 とりあえず、今年の初対面!

アラスカ オーロラ便り2005-4

2005-02-23 20:32:55 | (旧)雑記帳/アラスカ・オーロラ便り:旅行記
『アラスカ鉄道で風邪をひく』
2月12日(土)

 20時頃、フェアバンクス到着。
 アラスカ鉄道の車中が予想以上に寒くて、どうも風邪を引いた模様。
 もしかすると、正確にはぶり返したと言えるのかも知れませんが…。
 37℃程度の微熱で、早々に就寝。

 この夜は冷え込んで-35℃以下にまで下がったようで、初めてアラスカに来た友人たちは寒さの歓迎(?)を受けた模様。
 でも、レンタルの防寒具はガッチリしているし、一晩中外に出ている訳ではないので大丈夫だったそうです。


『紅い軍団、ホテル・ロビーを占拠す』


 この日は成田~フェアバンクス直行便の最終フライトが入った日。
 22時前、ホテルのロビーは深紅の防寒具に身を包んだ日本人の群れに占拠されていました。(画像はまだ空いていた頃のもので、ピーク時には立睡の余地もないとまでは言わないまでも、かなりの混雑振りでした。)

 我々はアラスカ鉄道乗車のため、21時過ぎにホテルに到着。
 ホテルのチェックイン前に空港へレンタカーを借りに行った友人達を待つためと、防寒具を借りた友人達にフィッティングしてもらうために一旦お部屋に行って頂き、防寒具の支払い手続きを待っていました。
 防寒具を借りた当の会社は、この『紅い軍団』のOP手配でおおわらわのために支払い作業が後回しだったのです。(結局、支払いを済ませたのは22時15分頃で、その後部屋に行って立ち戻り、23時までのFredMeyerまで大急ぎで出かけた記憶が…。)
 それで私はロビーのソファーで休憩していたのですが、ワラワラと溢れ出てくる人の多さに閉口しました。

 余談ながら、そういう私も自前の防寒具ですがだったりするので、苦笑することしきり。(^^;;)
 この状況では「紅い防寒具」=「ツアーの人」と判断するのは無理からぬことでしょうけれど、何度も「何時にどこに集合でしたっけ?」などと間違われたり、後から人が着いて来られることもあって困りました。

 いくつかの旅行会社主催の直行便ツアーの方達が当ホテルにも滞在中で、4台の観光バスに分乗して郊外のオーロラ観測地へと運ばれて行きました。
 よく乗り違いや乗り遅れ(取り残され)などの問題が起きないものだと感心するばかりで、出発前には各旅行会社の添乗員さんが「○○旅行会社の▲ツアー、添乗員◇◇のバスは*号車です!」と声を張り上げていた成果でしょうか。
 きっと日本人だから大丈夫なのだろうね…と、後日フェアバンクス市内でお会いした日本人の知人達とのみならずその他のアラスカン達との会話にものぼりましたが、やはりこの様子は殊のほか衝撃的だったようです。
 きっと地元新聞では直行便ツアーについて伝えていたことと思いますが、目にする機会がなくて残念でした。
 
 後日談で、オーロラ観測地からホテルに戻ってくる時に現地に取り残されそうになった人が居たことを小耳に挟みました。
 また、友人のレンタル防寒具にも事件が発生していました!
 しかし、本人は指摘されるまで気づかず。
 これはまた後日どこかで…。(^^;;)

 あれだけの人間を一度にさばいたり、あれだけの防寒具を揃えられただけスゴイというものかも知れません。(^_^;)
 …とは言え、個人的には受け入れ態勢が万全とは言い難いと思えるのですが。
 多少のトラブルはあったものの大きな問題は勃発しなかったということの証しなのでしょう、来シーズンには成田~フェアバンクス便の増便が決まったそうです。

 同じホテルでは超フォーマルなパーティも催されており、ゴツい防寒具の軍団の中に、ビーバーのシルクハットと漆黒のマント、手には鈍い光を放つステッキを携えた紳士と、背中の大きく開いた華やかなドレスを身にまとったレディも行き交っておられました。
 この対比がアラスカかも…。
(これこそデジカメで撮りたかったのですが、同行者に「折角の雰囲気を損ねるから、それだけは止めて!」と言われたので断念。*_*;)

 ちなみにこちらでは、ダウンジャケットのことを『アラスカン・タキシード』と呼んだりします。