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空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
この前、空を見上げたのはいつですか?☆彡
すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

陸別に宇宙観測アンテナ設置

2006-06-23 20:19:43 | (旧)雑記帳/オーロラ
宇宙の「目」にょきにょき 陸別に観測用アンテナ鉄塔
 北海道新聞 環境・自然・科学 2006年6月23日(金)付け

 陸別のポントマムという山間の空き地に、高さ15mの鉄塔がニョキニョキと20本…名古屋大学太陽地球環境研究所が設置を進めている短波レーダーの支柱だそうで、いずれはアンテナが取り付けられます。
 このシステムは電離層の電圧変化などを観測するもので、電離層の状況の事前予測、オーロラの研究のために設置されるとのこと。

 陸別にレーダーが設置されることにより、数多くの観測機器が設置されている高緯度地域のものと併せて、より広範囲をカヴァーすることが出来るようになり、『宇宙天気図』の精度の向上が期待されます。

太陽再び活発化、07年ごろから表面爆発が増加

2006-04-06 10:25:32 | (旧)雑記帳/オーロラ
太陽再び活発化、07年ごろから表面爆発が増加
 読売新聞:科学 2006年3月7日付

Scientists Issue Unprecedented Forecast of Next Sunspot Cycle
 2006年3月6日付け

Solar Minimum has Arrived
 NASA 2006年3月6日付け

★☆★

 掲載が随分遅くなってしまいました。m(__)m
 11年周期の太陽活動は現在静穏期を過ぎたところで、これから上り調子に移行していく筈です。ここまでは周期変化のことなので、特筆すべきものではないでしょう。

 問題(?)は、アメリカ国立大気研究センター(NCAR)が発表した、その内容。 これから太陽活動が活発化するが、その規模は前回の活動期よりも大きくなるという予測で、フレア(太陽表面の爆発)などが前回よりも30~50%も増えるとのこと。
 これにより、人工衛星の障害や故障、宇宙飛行士への影響など宇宙空間への影響だけでなく、地上でも電波障害、無線事故、電力障害・事故などが懸念されます。
 また、活動が活発化するのは、従来の予測よりも1年ほど遅くなり、2007年後半から2008年始めとの予測。
 遅くなる…のですか。

 2005~2006年のオーロラは、太陽活動静穏期ということもありますが、特に北米のオーロラ観測地では天候不順(気温が高く、雲が沸くなどで天気が悪い日が多かった)に見舞われたこともあり、余り活発なオーロラの報告がなかったように思います。
 しかし、度々コロナ(ル)・ホールの影響などにより、素晴らしいオーロラが見られ、フェアバンクスからも画像や報告を頂きました。

 太陽活動が活発化すると、パワフルでカラフルなオーロラの出現が期待できたり、日本国内でも低緯度オーロラのチャンスも出てきますのでオーロラ・ファンとしては喜ばしいのですが、様々な障害や事故の発生も起こりえるので、喜んでばかりも居られないのが辛いところ。

 以前、オーロラが引き起こす様々なトラブルについてはサイト内にしたためましたが、容量上の都合で公開を見合わせていますので、こちらに改めて掲載致します。


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4004307996&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=acccf5&bg1=acccf5&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="right"></iframe>◆オーロラによる様々な障害について
(1999年12月の『アラスカ!ALASKA!』に掲載した文章より抜粋、加筆)

 太陽活動活発化に伴う磁気嵐は見事なオーロラを見せてくれる反面、トラブルも引き起こします。
 宇宙空間を飛行している人工衛星に磁気嵐の電子が当たって影響が出たり、宇宙飛行士には大変危険なので屋外作業は中止になります。(スペースシャトルは飛行高度が低いため、オーロラの中を飛ぶことがあります)
 また、地球上でも様々な障害が起こります。

停電
 オーロラはものすごい放電現象であり、強い磁気嵐が起こると電離層中に数百万アンペアという電流が流れます。これが地表にも電位差を生じさせるために、送電線や石油パイプラインなどにも電流が流れてしまうのです。
 オーロラが生じさせる電流は直流に近いので、交流の送電線にその電流が流れると複雑な障害を起こし、例えば変圧器を加熱させたり、発電所の電気回路にノイズが入ってしまい、それで停電になることもあるのです。
 確か、前々回の太陽活動ピーク時には、アメリカ東海岸の都市(ニューヨークだったかトロントだったか…記憶が曖昧)が大規模な停電に見舞われたと記憶しています。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4121012739&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=acccf5&bg1=acccf5&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="right"></iframe>▼金属腐食
 石油パイプラインに電流が流れるとパイプの腐食が進むそうで、パイプラインを流れる電流は常にモニタされているそうです。(多い時には1,000アンペアもの電流が流れることがあるそうですが、触ると感電するのかとか、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」じゃないけれど、パイプラインに火花が散ったりするのかなぁ・・・と、物理に疎い私は変な想像をしてしまふのであります。^^;; 今度物理に詳しい人に聞いて見ようっと。)
 もしかすると、地表よりもオーロラに近い飛行機にも影響が出るのではないでしょうか?

通信障害
 磁気嵐によって電離層の状態(構造)が変化するために、通信障害(短波受信状態)が起こりますし、地磁気を利用して長距離を飛んでいると言われる伝書鳩の事故も、磁気嵐が起きると発生しやすいとのこと。体内コンパスが磁気嵐によって狂わされてしまい、迷子になるのです。


 このように磁気嵐やオーロラ情報は、単に「綺麗な物が見られるのかどうか」ということではなく、宇宙での問題や、都市機能が麻痺する恐れがあるために出されている訳ですね。

 参考文献
 『オーロラへの招待』
 『オーロラ-その謎と魅力』
 いずれも赤祖父俊一著

 オーロラについての書籍やビデオは『空のBook Shelf』をご参照下さい。

お得意さまは日本人 アラスカでオーロラ観光が人気

2006-03-24 11:14:49 | (旧)雑記帳/オーロラ
お得意さまは日本人 アラスカでオーロラ観光が人気
 朝日新聞 2006年3月24日付け


 『絶景!!世界遺産の宿SP -大和撫子フロンティアたちの物語-』の中で、鶴田真由さんがオーロラ・ウォッチングを楽しまれたフェアバンクス郊外のロッジ。
 このTV番組オンエアの日の朝刊に、ここで撮影されたオーロラの写真が大きく掲載されていました。
 なんというタイミング!
 
 ロッジ・オーナーの熊谷さんによると、このオーロラはおそらく3月17日の夜のものであろうとのこと。
 この夜はオーロラ活動が活発で、強いオーロラが出ていたそうです。
 オーロラをより綺麗にご覧頂くために室内の明かりはほぼ落としてしまうため、暖を取りに入っても良く見えないし、ゲストの皆さんも出たり入ったりで忙しかったのでしょう、お互い余りお話することはなかったとのこと。
 帰り際に記者の方が名乗られて、そして1週間後に掲載…とは、熊谷さんも驚かれていました。


◆フォトニュース
 夜空を彩るオーロラ=米アラスカ州フェアバンクスで
 (12秒露光)

 上記記事中よりも大きな画像が拝見できるのは嬉しいけれど、12秒露出って、ISOやレンズF値のデータが欲しいですよねぇ?(^_^;)

ラジオ番組『Reco』

2006-02-12 05:48:33 | (旧)雑記帳/オーロラ
Reco
 2006年2月12日(日)
 23:00~23:55
 JAPAN FM Network
Tokyo FM 80.00MHz 他、全国38局でオンエア)

 トラベルレコは、オーロラの達人fromカナダ!
 カナダ在住の高坂雄一さんが、カナダ旅行やオーロラの魅力を生放送で紹介!だそうです。
 なお、生放送のオンエア中には、Recoのこちらに、お話に関連する画像が次々に登場するそうで、高坂さんの美しいオーロラも拝見することが出来そうですヨ!
 Don't miss it!

◆高坂さんのサイト
 Blue Moon Promotions 

SASオーロラ・ラッピング・バス

2006-02-07 01:12:23 | (旧)雑記帳/オーロラ


スカンジナビア航空
 オーロラ・ラッピング・バス・キャンペーン

 http://www.flysas.co.jp/ja/travelinfo/bus.html
 キャンペーン期間:2005年9月~2006年2月
 バス運行ルート:都05系統
 東京駅丸の内南口~有楽町駅前~銀座4丁目~築地~晴海トリトンスクエア前~晴海埠頭

SAS携帯ストラップ・プレゼント
 スカンジナビア航空のラッピング・バスの写真を撮って、サイトからキャンペーンに応募。
 毎月5名にスカンジナビア航空携帯ストラップをプレゼント。
 優秀作品はサイトに掲載。
 現物はこんな感じ



 北欧オーロラ・キャンペーンの一環ということで、SAS(スカンジナビア航空)が都バスの車体をオーロラに染めて走っています。
 キャンペーンは9月から始まっていたのですが、知ったのが先月末。
 ご案内が遅くなりましたが今月一杯は走行していますので、ルート付近にお出掛けの際はカメラを準備してどうぞ。

 しかしながら、このラッピング・バスは1台なのか、それとも複数台あるのか。
 約10分間隔で走行しているこの路線ですが、遭遇率はどの程度望めるのやら、サッパリ分かりません。(^_^;)

★☆★

 たまたま築地・銀座界隈に用事があり、気にしていました。
 ところが、ジッと待機するにも寒い日で、後の用事もあって時間は限られるし…焦りつつも、バス停にある『05路線は3つ前のバス停を通過』という表示を眺め、次の一本を待つのがやっとで、ここでは遭遇できませんでした。

 ところが、次の目的地ヘと歩いている時に、一回目の遭遇は突然訪れました。
 バスの先頭部分は普通の都バスと同じ黄緑色の塗装なので、進行方向からやってきたラッピングの車体が目の前にやってくるまで気づかず、チラッとオーロラが分かった程度で、あっという間に流れ去ってしまいました。
 デジカメを向けても撮影出来なかったと思います。
(私の動体視力の問題かも知れませんが、オーロラが描かれていると事前に知らなければ気が付かなかったくらいのスピードでした。流し撮り?う~ん…。側面にロゴが大きく描かれている訳ではないので、視認性も悪いような…。よく言えば繊細なデザインと言えるのかも知れません。)
 交差点で停止していれば撮影が出来そうですが、タイミング良く止まってくれるとは限らないし、回りの車が邪魔になるかも知れません。

 それで、家路につくついでに東京駅丸の内南口のターミナルへ行ってみました。
 その時点で停車していたバスは普通の車体でしたが、東京駅の駅舎を撮影して少し待っていたら、運良くラッピング・バスが現われました!
 既にトップリと暮れた時間で、ISO1600ならば何とか撮影できても画像はザラザラで色味はハチャメチャ。(T_T)

 運転手さんの目が眩んではいけないので、ストロボ撮影も躊躇われました。
 しかし、色味を知りたくて、一枚だけストロボを発光。
 本当は車体前側からオーロラの部分全体を入れて撮りたかったのですが、運転手さんにご迷惑がかかりそうだったのと、恥ずかしかったので斜め後ろ横から…良い構図ではありませんがお許しを。(一番上の画像)
 バス停からは手持ちのレンズの写野に入りきらないし(この後ろには壁があって、これ以上動けなかったのです。;_;)、ターミナルの支柱などが色々入って絵柄を撮影するには邪魔でした。

★☆★

 想像したように、確実に狙うには昼間の晴海埠頭のターミナルが良さそうです!
 その1
 その2

 綺麗に撮影されていますねぇ…。
 バスに注がれている愛情が伝わって来ます。
バス&船の見物…も良いですが、私にはそこまでの元気はないです。(^_^;)

 撮影された方がいらっしゃいましたら、ブログをお持ちの方はトラックバックを、サイトに掲載されていらっしゃる方はコメントを頂ければ嬉しいです!
 こちらでご紹介させて頂きたいと思います。
 お待ちしております。♪


 最後にお目汚し画像ですが、私の撮影できた画像も貼り付けておきます。(^^;;)


 車体側面後方には、オーロラをバックにスカンジナビア半島が描かれています。


 車体後部にはSASの大きな尾翼&ロゴとクルーの姿。


 反対側の側面。
 車体前面は、普通の都バスと同じ黄緑色の塗装です。
 恥ずかしくてサッサと撮ろうと焦っていたのではありますが、構図の下がこんなに空いてしまひました。(^^;;)


 横から見ると、こんな感じ。
 雲海の広がる青空を飛ぶSAS機です。


 座席にキツネなどの動物の顔らしきプリント…に見えなくもないのですが、中は普通の車体と同じでしょうか?

 以上、レポートでした。
 さすがにこんな画像では、ずうずうしくてプレゼントに応募できません。(*_*;)