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メディカルフォーblog

横浜市都筑区の医療・健康問題に取り組む主婦のグループ「メディカルフォー」のblogです。

つづき人交流フェスタに出展しました

2006年03月16日 | blog日誌

去る3月6日~12日にかけて都筑区総合庁舎・区民ホールで行われた「つづき人交流フェスタ」にメディカルフォーもパネル展示で出展しました。
その展示内容をつづき交流ステーション・NOTA「つづき人交流フェスタ」特設ページに掲載しましたので、どうぞご訪問下さい。

また、この記事のご感想など下記までいただければ幸いです。
【メディカルフォーのHP】
http://home.m01.itscom.net/medical4/
【お問い合せ・ご意見・ご感想】
E-Mail:medical4_tsuzuki@d00.itscom.net


今週のお題『あなたが今!「したい」ことは何ですか?』

2005年08月25日 | blog日誌
gooブログ編集局さんのお題から
>ちなみに、私。今したいこと・・・それは「心ゆくまで寝むり続ける!」こと
>です。夏ならではでなくて恐縮なのですが、私、最近極端に睡眠時間が少ない
>んです。だから・・・。寝たいのです。

Lukeも全く同感です。疲れ切って寝床に入っても夜中の2時3時に必ず目が覚めてしまい、あと寝られません。それでいて、昼間眠くなってしまって仕事中こっくり、こっくり・・・いくらSOHOとはいえ、これでは商売あがったりです。

テレワーク、在宅ワークがずいぶん定着したようです。でも、仕事中他の部屋の家族のことが気になったり、尽きない家事にいらいらしたり、と、意外と大変なんですよ。安易に始めてしまってあとで「できませんので辞めます。」とは、いかないのが仕事です。今、このような仕事をお考えの方は、よくよく考えて取引先と契約して下さいね。

ちなみに、眠れないからといって、市販の睡眠誘導剤などやたらと飲まないで下さい。「疲れたら、休む。」これが一番の「薬」ですから。身体あっての仕事です。くれぐれも、お大事に。


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健康と医療フォーラム2005

2005年07月26日 | blog日誌
昨日7月25日、日本経済新聞社の日経ホールにて開催された「健康と医療フォーラム2005」に行ってきました。

あとに仕事のスケジュールが詰まっていたので、日野原重明氏(聖路加国際病院名誉院長・同理事長)の基調講演のみ聴いてきました。14時開演ギリギリに行くと大きな日経ホールは既に満席、ロビーのモニターで講演を聴く羽目になりました。しかし、逆にアップで映された日野原先生の表情がよく見え、思わぬケガの功名となりました。

最初に度肝を抜かれたのは、司会者の紹介で舞台に出てきた日野原先生が、用意された講壇には向かわず、舞台真ん中に立ってしゃべりはじめたことでした。講演時間は約50分、一度も椅子に腰掛けることなく講演を終えました。御歳あと2カ月で94歳になろうとする方が、です。何というパワーでしょう。

今日も会場にでかける時間の5分前まで外来に出ていて、お昼は移動の車中での牛乳パック1本きり。夜中の2時3時まで起きて仕事をされ、翌朝7時半からのカンファレンス(院内の症例検討会)に出席するため、朝起きてから30分以内にお宅を出る、そんな毎日を送っているそうです。いやはやまさしく「スーパードクター」ですな。

講演内容はその後続くパネルセッションのテーマ「ここまできた未来の加齢医学」のダイジェストとして「加齢医学」とは何かと言うことを話してくださいました。その話が実におもしろかったのです。

『「加齢(カレイ)」ってなんだか知ってますか?ライスカレーのことじゃないですよ。』文章で書くとつまらないダジャレにしか見えませんが、これが日野原先生の語り口が実に巧妙で、つい引き込まれてしまうのです。これを2回も連発されればさすがに聴衆もあきれるかと思いきや、みなさん次は何が出て来るか、とワクワクしているのが映像でもよくわかりました。Lukeも一緒になって笑いながら、日野原先生は教育者としても非常に能力の高い方だ、と改めて感じました。

「加齢」英語で“aging”一般用語で言うと「年をとること」です。この耳慣れない専門用語を一般の方々に印象づけるため、絶妙のタイミングで一発ギャグ、エンターテナーとしても一流です。

ご自身が90歳の時「新老人の会」という研究会を立ち上げ、10年計画で老人がどうすれば健康に過ごせるかという疫学研究を始めたそうです。『私が100歳にならないと、研究成果が出ない。』と笑ってお話しになる先生の表情は実に明るく希望に満ちていました。

そして一方では、日本人の平均寿命が伸びたことの意味について触れ、日本より加齢研究が進んでいるアメリカの研究結果を披露してくれました。それによると同じ80歳の老人を一定数集めた集団で比較すると、アメリカ人では自立して健康に過ごしている人の割合が多いのに比べ、日本人は寝たきりなど要介護状態の人が多いということでした。

年をとれば身体の機能が衰えていくのは当たり前のこと、それをどう維持し、快適な生活をできるだけ長く続けられるか、それが「加齢医学」のテーマです。成長期、働き盛りの若者や中年の方々と同じようなライフ・スタイル、すなわち食事内容や運動量、睡眠などを続けたら無理が生じる。これらを歳に応じてシフトしていかなければならない。そう先生は話しておられました。

『私は10年先まで続けられるdiaryをつけています。』とても94歳になろうとする人の言葉とは思えません。『長期的な目標を持って自ら動く(Volunteer)ことを続けていくことが、精神や肉体を健全に保つことだ。』先生ご自身がそれを実践され自らの仕事で証明しておられる。Lukeが今日一番印象に残った先生のことばです。初めてライブで(実際はモニター越しですが)日野原先生にお会いして、今までの先生の著作がなぜあれほどまでに力強く心に響いてくるのか、身をもって実感した次第です。

本日のシンポジウムの詳細は、8月29日の日本経済新聞本紙朝刊に特集で掲載されるそうです。どんなディスカッションだったのか、パネリストの顔ぶれを見てとても興味をそそられます。皆さんもぜひ読んでみて下さいね。日野原先生や他のパネリストの紹介は「健康と医療フォーラム2005」のホームページ http://www.nikkei.co.jp/events/kenko/を参照して下さい。

「新老人の会」パンフレット表紙画像をクリックすると大きく表示されます。

75歳以下は「ジュニア会員」だって!(赤枠はLukeがつけたもの)すごすぎ!
ご興味のある方は、資料を取り寄せてみてくださいね。

日野原先生の著作でLukeのお勧めの本をいくつかご紹介いたします。よろしかったら読んでみて下さい。


日野原 重明 こころ上手に生きる―病むことみとること人の生から学ぶこと


日野原 重明 豊かに老いを生きる

村上 義雄, 日野原 重明 患者になった医師からのメッセージ

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