柳田さんの本なんですけどね、もう少しで読み終わるとは思いますが、
これが、かなり重いんで、ちびりちびりと読んでおります。
で、そこに、セネカの文章が引用されていまして、なんかものすごく共鳴してしまいまして、読んでみようかなって、思いました。
高校生の時、けっこう倫理社会が好きで、哲学的なことも楽しく勉強した私ですが、セネカって読んだことなかったんだよね。名前とかしか覚えてないし。
というか、高校生の時に読んでも、響いてこなかったろうなとは思います。
『人生の短さについて 他2編』岩波 って本だもの。
ある程度、生きてきて、けっこうな年齢にならないと、心に響かないのかもしれないなあと思います。
しかし、紀元前の人の文章を、それも翻訳本を読めるってのは、すごいことだと、思いますね。
人って、基本、あまり変わらないんだね。
だって、引用された短い文章に、これほど気持ちが揺り動かされている。宇宙人が書いた文章のように思わない。
現代人のわけのわからないガキの使っている文章より、断然、身近だし。
核心を突いている。
これは、ちゃんと読まなきゃと思いました。
そうそう、平野啓一郎の、『決壊』も絶対読もうと思っています。でも、多分、図書館で借りることができるのは、ずっと、後になりそうだよなあ。
買うか・・・・・・。
う~~~む、む、、む。