薔薇の吐息2014

前ブログから引越しをよぎなくされ、流れ着いたおばさんのひとりごと

今読んでいる本がけっこう、重い

2008-07-09 22:53:15 | 日記

 柳田さんの本なんですけどね、もう少しで読み終わるとは思いますが、

 これが、かなり重いんで、ちびりちびりと読んでおります。

 で、そこに、セネカの文章が引用されていまして、なんかものすごく共鳴してしまいまして、読んでみようかなって、思いました。

 高校生の時、けっこう倫理社会が好きで、哲学的なことも楽しく勉強した私ですが、セネカって読んだことなかったんだよね。名前とかしか覚えてないし。

 というか、高校生の時に読んでも、響いてこなかったろうなとは思います。

 『人生の短さについて 他2編』岩波 って本だもの。

 ある程度、生きてきて、けっこうな年齢にならないと、心に響かないのかもしれないなあと思います。

 しかし、紀元前の人の文章を、それも翻訳本を読めるってのは、すごいことだと、思いますね。

 人って、基本、あまり変わらないんだね。

 だって、引用された短い文章に、これほど気持ちが揺り動かされている。宇宙人が書いた文章のように思わない。

 現代人のわけのわからないガキの使っている文章より、断然、身近だし。

 核心を突いている。

 これは、ちゃんと読まなきゃと思いました。

 

 そうそう、平野啓一郎の、『決壊』も絶対読もうと思っています。でも、多分、図書館で借りることができるのは、ずっと、後になりそうだよなあ。

 買うか・・・・・・。

 う~~~む、む、、む。

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