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「Black Sabbath / CROSS PURPOSES」

2012年05月25日 | 勝手にCDレビュー

ブラックサバス...このバンドほど年代によって好みが分かれるバンドもそうはないのでは。

正直個人的にはオジー在籍時の初期はあまり好きではなく、80年代末~90年代のトニー・マーティン時代が好きで多分本来のサバスファンからは外れているんだろうなとは思うが、アルバム『エターナルアイドル』で初めてサバスのフロントマンになったトニーのまだ荒削りなんだけど叙情的メロディアスなボーカルがとても耳に心地よく即トニー・マーティンのファンになってしまった経緯がある。(トニーが入って2作目の『ヘッドレス・クロス』、3作目『TYR』も素晴らしかった)

その後ブラックサバス自体が不安定な時期が続き、オリジナルメンバーでアルバムを出すとか出さないとか、ロニーを戻して中途半端な『DEHUMANIZER』を発表したりと個人的は全く興味の無い状態が続いていたところまたトニー・マーティンを呼び戻してニューアルバムを製作しているとの情報が。(近年のブラックサバスでは困ったときには必ずこの人が呼び戻されるのが通例となってしまっている)

そこで製作されたのがこの 『CROSS PURPOSES』(1993年)

当時のメンバーは、トニー・マーティン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ボビー・ロンディネリ(D)、ジェフ・ニコルズ(K)

楽曲は期待どうりの“様式美HM”!どの曲もメロディアスで、重量感のある曲からアップテンポの軽快な楽曲まで正にブリッティッシュへヴィーメタル満載なアルバになっている。

多分初期サバスファンには認められないアルバムであることは間違いないが、そういった括り無しで聴いてもらえばいかに良質なHMを創っているかわかってもらえるアルバムだと思う。

特に2曲目の“Cross Of Thorns"、6曲目の“Dying For Love"の展開はこの手のメタルが好きな人にはたまらないと思うので必聴!

ただ残念ながらこのアルバム自体廃盤になってるような感じなので聴きたい方は中古で探すしかないかも...。

でも探す価値はあるアルバムです!

 

 

 



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