いじめは世界中で、研究が進んでいるという。
学校で、職場で、地域で、ネットで、
いじめは起きる。
その特徴は、次の3点である。
➀心身に何らかの苦痛を感じさせる攻撃、
②繰り返し長期にわたって行われる反復性、
➂数や立場など力関係の不均衡、
力の差が歴然としている事。
以上が定義である(p8・9)。
医学や薬学の様に、科学的な対策対処が可能ならば
いじめも理解し易くなるのではないか。
そういう観点で書かれた本である。
いじめが何故駄目か。
許される良いいじめはない、
それは犯罪だからという法的な見方も可能だと思うが、
私は、そこに無意識的な潜在的に刷り込まれる
心理的な罪の意識の問題を挙げたい。
私もいじめに加担した事がある。
私にとってはほんの少しの揶揄いのつもりだったかも知れない、
しかし受けた本人としては、どうだっただろう。
それを思うと、罪の意識を感じる。
それ以降はだからしていない。
もっと過激ないじめになると、罪悪感で押し潰される人も出る。
それが戦争である。
「アイツなんて死んじまえ、いなくなってしまえ、」
いじめは、戦争に通ずる。
だからいじめを許す事は、理由は何であれ、
誤りでありその反動を心に必ず受け、
人間である事を放棄するのと同義、その確実な1歩なのだ。