ささやかなチャレンジ日記

ごくごくささやかでも、毎日が発見の日々でありたいと思います。

第14回 Bossa Nova マイ事件簿 3 (ジョイス編)

2006-07-31 22:42:13 | Bossa Nova マイ事件簿


トニーニョオルタが帰っちゃったよぅー!
悲しみに暮れつつ、9月のジョイスを予約をするところです。

前回の事件簿ではBossaNova、ジョビンとの出会いを書きましたが、
今日はジョイスについてです。

95年にはジョイスがトニーニョ・オルタと共演したブルーノートでのライブが
深夜のラジオで流れてきて、圧倒されました。
ひょっとしたらまだ録音したカセットどっかに残ってるかな。。。?

その後買い求めたのがアルバム「イーリャ・ブラジル」。
「中国人と自転車」という本人作の曲を聴いて
歌がすごくてギターも作曲も作詞もなんでもできてしまう、ものすごい才女ぶりに
驚くばかりでした。

ジョイスの活動期間はかなり長く、CDもかなりの枚数になってきていますが
実は初期の作品を中心にしたベスト版があまりにも気に入ってしまい、最近のCDはほとんど入手してません。
初期のブラジルの香りの濃さ、みずみずしさ、躍動感。
たまりません!
歳を経て洗練されたスタイルをライブで見聞きするのは楽しいですが、
CDは一気にブラジルの空気に触れられる初期のものから離れられそうにありません。

97年に大学入学、ジャズサークルに入り、ブルーノートへ一緒に行く友人もでき
それから毎年の行事のように見に行っています。
つまり、今年で10年目!
かならず夏にくるジョイス。
夏生まれの私にはただでさえ楽しみな夏が、一年の中心になったかのようです。

最大の事件といえば、まだブルーノート東京が立て直される前、
1stと2ndの間あたりで、外の空気を吸いにきたかなにかで入口付近にいる
Joyceに遭遇!
そのときもう舞い上がってしまって、今でも夢だったんじゃないかと思うのですが
一緒に行った先輩とでたらめな英語でサインをもらったのでした。
大事にしまいこみすぎて出てきません(単に整理整頓できてないだけとも言う)が、
かなり崩れた字体で、判別不能です。。。
およよ。。。

ジョイスはいつも自分のグループ(ドラムがだんなさん)で来日しますが、
大物ブラジルミュージシャンをゲストとして呼んでくるのも特徴。
ジョアン・ドナートとか、カルロス・リラとか。。。
ブルーノートは高い(8000くらい)ですが、その価値以上のものがあります。
何せ地球の裏側から着た大物二人分のライブが見れちゃうわけですから。

娘二人も歌手になっていて、ジョイスファミリーで演奏したことも。
長女クララ・モレーノはジョイスの激しさを、
次女アナ・マルティンスはジョイスのかわいらしさを
それぞれ進化させたような声です。
クララはポップス寄りですが、アナはBossaの王道をいっています。
ジョイスの参加しているアナのアルバムはかわいらしい中にも
Bossaの味わい深さがしっかりあってオススメです。

写真左が大のお気に入りのベスト版。
右が娘アナのアルバムです。

毎年7,8月には来日していたのですが、今年は若干ずれて9月なのです。
切ない。。。長梅雨に加えて、今年の夏がさらに遠くへ行ってしまったかのように感じられます。
待ち遠しい~

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アイドル (まさやん)
2006-08-01 10:33:40
それだけ大好きなアーティストの来日公演を毎夏、みられるなんて、なんて幸せなことでしょう。私は20-30代にかけては外タレではありませんが、山下達郎がそうした存在でした。彼は必ず名古屋公演をしていたので、6年連続ぐらいでコンサートを見にいったと思います。

ジョイスの魅力が文面から強く伝わってきますね。

ことしは9月来演ですか。興味があるなあ。
ヤマタツ (lua)
2006-08-01 20:41:34
そうでしたか~

毎年っていいですよね、終わってしまっても

また来年も来よう!って楽しい気分で帰れたり。。。



ジョイス、大阪にはいくみたいなんですけどねぇ。

やっぱりちょっと遠いですよね。

大阪公演 (まさやん)
2006-08-02 00:27:56
ヤマタツの曲をボッサアレンジで結構歌うんですよ。

大阪公演かあ。9月だよね。大阪なら東京よりぐっと近いんですよ。いや、一緒ぐらいか(笑)
気になります (lua)
2006-08-02 20:21:38
ヤマタツのボサアレンジ、なんだかよさそうですね!

気になります~

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