韓国の美人女優チュ・ジャヒョン主演で贈る波瀾の愛憎劇! 明の時代、雲南を支配した木(ぼく)氏一族が繰り広げる、陰謀と闘争の物語!
ある雪の夜、麗江の地を統治する木(ぼく)氏一族の屋敷・木府の門前に、2つの人影があった。
1人は西和(せいわ)――かつて木氏との覇権争いに敗れて滅ぼされた一族の残党である。
もう1人は西和の姪・阿勒邱(あろくきゅう)。
彼は、まだ幼い姪を木府に潜り込ませ、積年の恨みを晴らす機会を伺おうと考えたのだ。
それから幾年かの月日が流れ、阿勒邱は皇后・羅寧(ら・ねい)に仕える侍女へと成長した。
その頃、木府には1つの火種がくすぶっていた。麗江の長・土司(どし)の座にある木旺(ぼく・おう)の長男・木青(ぼく・せい)と、次男・木隆(ぼく・りゅう)の対立が表面化しつつあったのだ。
そんななか、麗江の伝統行事である松明祭りに、木青の子・木増(ぼく・ぞう)と木隆の子・木坤(ぼく・こん)が参加することに。これを知った西和は、暗殺の好機が来たと、刺客を街に放ち…。
絢爛たる一族 ~華と乱~
絢爛たる一族 ~華と乱~
「木旺(ぼく・おう)は西和(せいわ)の謀略で死んだ」。
白鬼営の統領は、虫の息で阿月拉(あげつら)に告げた。
全ては内通者である西和が仕組んだことで、木府も白鬼営の誰もが騙されたのだと。
疑惑は確信へと変わった――やはり、黒幕は西和だったのだ。
必ずや奴の本性を暴いてやると、阿月拉は急いで馬を走らせるのだった。
木府へと戻った彼女は、一刻も早くこの事実を木坤(ぼく・こん)に伝えようとするが、生憎と姿が見当たらない。
そこで、阿月拉は、黒幕が西和であった旨を書き残し…。
則天武后~美しき謀りの妃 DVD
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