ユン・シユンの“浪漫大君”の雰囲気あふれる撮影現場が公開された。
TV朝鮮の特別企画ドラマ「大君-愛を描く」(脚本:チョン・ヒョンギョン、演出:キム・ジョンミン)は、弟を殺してでも手に入れたかった恋、世の中の誰にも奪われたくなかった女性を巡る、2人の男性の熱かった欲望と純情の記録を盛り込んだドラマだ。これまでの時代劇では見たことのない、代替歴史のカタルシスを披露し、お茶の間を熱く盛り上げるものと期待を高めている。
何より、ユン・シユンは朝鮮時代の社交界最高の婿がねであり、王位継承序列3位という高い身分で、絶世のイケメンの人気男ウンソン大君イ・フィ役で出演する。ドラマとバラエティ番組などで精力的に活動しているユン・シユンが、次回作として「大君」を選択し、もう一度“人生キャラクター”を更新する見込みだ。
これに関連し、ユン・シユンのギャップのある韓服(韓国の伝統衣装)姿が捉えられた初撮影の現場が公開された。清涼感あふれる青い韓服を身にまとって、髪の毛を結んでポニテールヘアを披露したユン・シユンが、自身の前にいる馬を丁寧に撫でていたり、サントゥ髷(朝鮮時代に成人した男がする髪形)にガッ(朝鮮時代の冠)をかぶって、シンプルな韓服を身にまとっている。また、物思いふけっているようで、淡い雰囲気を漂わせている姿を見せ、視線を集めた。
ユン・シユンが“浪漫大君”の威厳を放った初撮影は、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市で行われた。手には台本を握って、爽やかな笑顔で登場したユン・シユンは、スタッフたち一人一人に深々とお辞儀をして、キム・ジョンミン監督とシーンについても深い会話を交わした。初撮影に対する緊張とときめきを表したユン・シユンは、装備がセットされる間、撮影現場の片方で相手女優とセリフをやり取りして演技の稽古をするなど、情熱を表した。
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特に、ユン・シユンは大君という近づきがたい身分を持つ、心を表すことのできないイ・フィのキャラクターに完璧になりきった姿で、現場を盛り上げた。口調から苦悩に満ちた眼差し、手振り1つまで繊細に表現したのだ。厳しい寒さの中で、口と顔がかじかんで発音が悪くなることを心配したユン・シユンは、休まずセリフを唱えるなど、作品に対する熱意を表した。
制作陣は「ユン・シユンは、柔らかいが強靭な魅力を持つイ・フィというキャラクターにもってこいのキャスティングだ。視聴者の方々に良い姿を披露したくて、絶えず努力しているユン・シユンに、たくさんの期待と応援をお願いしたい」と伝えた。
「大君」は「王女の男」「朝鮮ガンマン」などを通じて“ヒット不敗の監督”とされているキム・ジョンミン監督と、「イニョプの道」で密度の高い筆力を見せたチョ・ヒョンギョン脚本家が、初めてタッグを組んだ作品だ。そこにユン・シユン、チン・セヨン、チュ・サンウクなどの売れっ子俳優たちが“最強のラインナップ”を構築し、名作時代劇に対する期待を高めている。韓国で3月3日午後10時50分から放送がスタートする。
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