2008年に制作され、中国国内はもとより、日本を含むアジア諸国、東南アジア、欧州を含む約30カ国に配給され高い評価を得た大ヒット歴史ドラマ『大秦帝国』の第2弾!
始皇帝が中国を統一する約100年前、“商鞅の改革”により国力増強に成功した秦を舞台に、第26代君主・恵文君(在位:紀元338年~311年。のちに、秦で初めて王号を唱え恵文王となる)の時代を中心に描く。
恵文君は、商鞅の法による治世をベースとしながらも、魏出身の縦横家・張儀を重用し、秦に対抗する6カ国(燕、趙、韓、魏、斉、楚)の均衡を崩し、“秦と組んで隣国を攻める”優位性を説き各国とそれぞれ同盟を結ぶ連衡策により、7カ国の均衡を崩し、頭角を現していく。
嬴駟(えいし)の死後、秦は着実に変化を遂げつつあった。新王・嬴蕩(えいとう)の外交政策について苦言を呈した張儀だったが、嬴蕩は聞く耳を持たない。
嬴蕩は自分の意に添わぬ張儀を遠ざけ、嬴疾(えいしつ)と甘茂を重用しようとする。しかし、張儀が前王の寵臣であるため、思うに任せずにいた。
やがて、宰相の座を狙う嬴壮(えいそう)が、張儀を亡き者にせんと刺客を放つ。
その刺客に妻の蘇萱(そけん)を射殺された張儀は、傷心のまま秦を去る決意をする。
後菜鳥的燦爛時代
後菜鳥的燦爛時代