goo blog サービス終了のお知らせ 

つれづれなるままに・・

日々感じたことを武蔵野の地から発信したいとおもいます

お米に思う・・・

2020-04-29 22:32:24 | Weblog
                           

私の故郷は、日本でも有数の米どころです。

生家は農家ではありませんが、でも、子供の頃から美味しいお米を食べて育ちました。

そんな故郷のお米を『安全で且つ美味しい』と誇りを持っていました。

まだ、結婚前でしたが、東京育ちの夫が初めて我が家で食事をしたとき、「東京のご飯と違う!」と、お米のおいしさに感動して二杯もお代わりをしたのを覚えています。
(*^_^*)

ですから、私は、結婚してからも、故郷のお米以外は買ったことがありません。

でも、以前、私の好きな故郷のブランド米が、収穫量よりも出荷量の方が遙かに多い・・・と言う記事を目にして、ショックを受けたことがありました。

つまり、ブランド米として売られている物でも、実際は違っていたり、あるいは、ブランド米と他のお米を混ぜ合わせていたりするものがある・・・ということでしょう。

それでも、一人の消費者としてはパーケージに記載されている銘柄を信じて買うしかありませんでしたが、いつも、心のどこかに不信感を持っていました。

ところが、この度、稲作農家の方とご縁があり、写真のお米を直送していただきました。
減農薬にこだわって、手間暇かけたお米だそうです。

嬉しいですねぇ・・・。(*^_^*)

良く味わっていただきたいと思っています。




たかがマスク、されどマスク・・・

2020-04-28 17:57:57 | Weblog
                         

私の懇意にする呉服屋さんから手作りマスクが届きました。
呉服屋さんらしく、和の手ぬぐいで作ったもので、ちょっと、小粋な感じがします。

これを見ていて、ふと、思いました。

おしゃれな帽子をかぶるように、マスクも自分に合ったおしゃれな物を選びたいな・・・と。 (マスクは、身につける物のなかで一番目立ちますから)

最近、小池都知事のマスクが素敵・・・と、話題になっていますが、確かに知事のマスクは、ファッションセンスの良さがうかがわれますよね。

素敵なファッションは、その人の知性までも引き出すような気がします。

たかがマスク、されどマスク・・・・です。 (*^_^*)


                        

『断捨離』はほどほどに・・・ (ゴミの増加)

2020-04-27 17:22:27 | Weblog
午前中は柔らかな陽射しがあったのですが、昼過ぎから急に雲が広がり、いまは小雨が降っています。 『所によっては雷も・・・』と言う予報が出ていますので、これから雨脚が烈しくなってくるのかも知れません。

今日は、資源ゴミの収集日で段ボールや雑誌類をガレージ前に出してあるのですが、家の中に入れようかどうしようか・・・と迷っています。
先週も雨で資源ゴミが出せなかったので、今週は、是非回収してもらいたいのですが・・・。

それにしても、今日は、いつもの回収時間から大幅に遅れているようです。


そう言えば『断捨離はほどほどに・・・』という記事があったのを思い出しました。

緊急事態宣言で外出自粛を余儀なくされた多くの人々が、この機会にと大掃除をかねて『断捨離』に励んだ結果、ゴミの量が大幅に増えて回収作業が追いつかない・・・と言う内容でした。
収集に携わる作業員の方々の負担が倍増しているとも。

確かに、家族全員が在宅で過ごすとなると、毎日のゴミの量も増えることでしょう。
その上、大量の断捨離の分までもが加われば・・・。

実際に、今日も予定の回収時間が大幅に遅れている事を見れば、記事の内容に頷かざるを得ないようです。

改めて、少しでも、ゴミを減らさなければ・・・と思いました。

ガレージの前に出しておいた資源ゴミは、家の中に取り入れることにしました。
もう一回、選別をし直して、後日、出すつもりです。
(それが今、私に出来ること・・・)

こんなところにも、コロナの影響があったのですね。 (@_@)








通行量もまばらで・・・ (高速道路)

2020-04-26 15:26:33 | Weblog
爽やかな気持ちの良い青空が広がっています。

「こんな日は、富士山が綺麗に見えるのではないかしら・・・?」と、散歩の足を少し延ばして、高速道路にかかる陸橋に行ってみました。
残念ながら、『くっきり』とはいきませんでしたが、それでも、まだ雪をいただいた山頂が遠くにかすんで見えました。

富士山を見ると、なぜか、掌を合わせて祈りたくなります。
今日も、ただただ掌を合わせてきました。

この高速道路は、東京から山梨や長野方面(途中で二手に分かれる)に続いているため、例年ですと、ゴールデンウィーク期間中は行楽の車で大渋滞を引き起こすのですが、今日の高速道路は通行量もまばらで、これが、高速道路かと信じられないくらいでした。 (散歩の途中でも、ほとんど人に会いませんでした)

いつもなら、人や車が溢れかえっている光景なんてウンザリするだけなのですが、今となれば、それが、懐かしくさえ思えてきます。

人や車が、好きなときに好きなところへ、何の憂いもなく、出かけられる・・・。
また、どこかが賑わい、人々の歓声が聞こえる・・・。

それが、どんなに平和で幸せなことかと、改めて思い知らされた気がします。

コロナウィルス騒動に終止符が打たれ、いつもの日常が戻るのは、いつのことになるのでしょう・・・?



『三密』を避けて・・・ (24時間営業のスーパー)

2020-04-25 13:06:00 | Weblog
私は、意外と早起きなんです。

起きるとすぐに、自分のためのコーヒーをいれます。
それから、のんびりとパソコンのメールをチェックしたり、皆様のブログにお邪魔をしたり・・・。 あるいは、新聞を丹念に読んだり・・・。

家族が起きてくるまでの1~2時間が、一日の中で、私が一番ホッとする時間でした。
家族が起きてくれば、また、せわしない一日が始まるのですから。

でも、気がついてみれば、いつの間にか子供達は巣立ち、夫までもが黄泉の世界へと旅立っていました。

好むと好まざるとに関わらず、私は、一日24時間の全てを自分の思い通りに使う事が出来る様になっていたのです。
もう、無理をして自分のための時間を作る必要もありません。

それでも、私の早起きは続いています。
(長年の習慣でしょうね。(*^_^*))

今朝も、4時半に起きました。
いつものように、のんびりとコーヒーを飲んでいましたが、ふと、思いついて24時間営業のスーパー行ってみることに。

コロナウィルスの感染防止のために、外出自粛が求められている反動で、日中のスーパーの『三密』状態が懸念されていましたが、深夜や早朝の時間帯なら大丈夫だろう・・・と。

我が家から徒歩で15分ほどのそのスーパーの店内は、私の想像通り、お客の数は5~6人で、とても空いていました。
周りに気を遣うこともなく、ゆっくりと品定めが出来ます。
ただ、早朝のため、まだ、品物(特に生鮮食料品)が揃っていないことが残念でしたが。。。。

小池都知事が記者会見で、「スーパーに買い物に行く回数や時間帯を考え直して欲しい・・・」と要望されていましたが、私は、早朝散歩のついでの買い物で、少しでも協力出来るといいなと思っています。

早く、平穏な日常が戻りますように・・・!





寂しい日々・・・ (憎きものはコロナウィルス)

2020-04-23 16:28:25 | Weblog
買い物に行こうかどうしようかと迷っています。

雲行きが怪しくなってきたことと、最近のスーパーが、いわゆる『三密』状態になってきていることについて不安があるからです。

でも、迷うのは、緊急ではないと言うことですよね?
どうしても必要なことなら、迷っている暇など無いはずですから。

そう考えて、結局、買い物に行くことはやめにしました。

と言うことで、今日、私が会った人は息子を除けば、花を届けてくれた園芸店の若いお兄さん一人だけ。
そして、そのお兄さんとの会話も、お互いが少し離れて、「毎度有り難うございます」「いつもお世話様!」だけでした。

いつもなら、「このお花の名前はなんて言うの?」・・とか、もう少し、会話も弾むのですが、それも憚られるような気がして・・・。

人に会えない、会っても気楽におしゃべりも出来ない・・・。
なんとも寂しい日々ですが、それもこれも、みんな、コロナのせい!
憎きものはコロナウィルス。。。。。(>_<)

『あのときは、大変だったわよね!』

そんなことを笑いながら言い合える日が、一日も早く来ることを祈るのみです。

居酒屋のTakeout (鶏の唐揚げ)

2020-04-22 18:37:25 | Weblog
                                

我が家の前の居酒屋さん。
夫の贔屓のお店でした。

夫は、体質的にアルコールが合わず、お酒類は全く口にしたことがありません。
それでも、酒席の楽しい雰囲気は大好きでしたし、しかも、若いお兄さんが頑張っているお店を応援したい気持ちもあり、時々、私をダシにして顔を出していました。

私も、そのお店の、チェーン店とは違うアットホーム的な雰囲気が好きでしたし、それより何よりビールが好きでしたから、「行こう!」と言われれば喜んで行ったものです。
何しろ、我が家の目の前。 
徒歩30秒もかからないのですから。

カウンターに座ると、何も言わなくても、お兄さんは夫にウーロン茶、そして、私にはビールを出してくれます。
お料理も、すべてお任せで。。。。。(*^_^*)
そして、とりとめの無い話をして。。。。

私達夫婦にとって、彼は、息子の様な感じがしていました。

ところが、この度の新型コロナウィルス騒動です。

緊急事態宣言が出され、営業自粛要請を受けたお店は、営業時間を夕方の数時間に変更しましたが、客足はバッタリ。
それは、そうですよね。
夕方とは言え、まだ、陽が高いうちから、居酒屋に足を運ぶ人は少ないでしょうから。

苦肉の策として、彼は、お店の前のメニュー横に、『Takeout 出来ます!』と、張り紙を出しました。 『お近くなら配達もします!』・・・とも。

それを見て、私は、さっそく『鶏の唐揚げ』を注文しました。

時間をおかず、揚げたての熱々の唐揚げを持って来てくれた彼は「有り難うございます!」と、トレードマークの帽子を取って深々とお辞儀を・・・・。

私が注文をした『唐揚げ』など、お店にとってはほんの微々たるもので、少しもお店の役に立つとは思いません。
でも、息子のような彼の窮地に、何かをしないでいられない気持ちでした。
もし、夫が元気でいたら、私と同じ気持ちだったと思います。
しかも、夫の場合は、何だかんだと理由を付けて『唐揚げ』を10人前くらいは文をしていたことでしょう。(*^_^*)

「お母さん(私のことです)はケチだねぇ・・・」と、苦笑しているような気もします。

それにしても、この、コロナウイルス。
本当に憎たらしい!!!

(写真が、配達をしてもらった唐揚げです。 夫の仏前に供えました。)



Stay Home! (おうちにいて下さい!)

2020-04-20 16:55:24 | Weblog
昨日の好天とは打って変わって、今日は雨の肌寒い一日になりました。
でも、私は、こんな雨の一日に、少し、ホッとしています。

なぜなら、こんな日は、よほど不要・不急でなければ、皆さん、あまり出かけないだろうと思うから。。。。

好天に恵まれた昨日の日曜日、確かに、新宿や渋谷などの繁華街では人出が激減したようですが、一方で、郊外では普段にもまして、多くの人達の姿が見受けられました。
我が家からほど近い繁華街や公園もそうでした。
その様子を、ニュース映像で見て、私はビックリしました。

しかも、自粛要請が出ていることを問われた若者達のグループは、「別に関係ないよ!」・・・と。
若者だけではありません。
家族連れも、「自粛・自粛でストレスがたまるので、たまには、気分転換しないと・・・」と笑っています。
この人達は、マスクもしていませんでした。

『Stay Home! 皆さん、おうちにいて下さい!』

小池東京都知事が、あんなにお願いしているというのに。。。。

確かに、自粛要請で、私達の生活は一変して、とても窮屈になりました。
不安もいっぱいで、ストレスもたまります。

だからこそ、この様な事態を早く終わらせるために、それぞれの自覚が必要なのだと思います。

Stay Home! 不要・不急で無い限り、おうちにいましょう!

証拠写真 (古い写真の整理)

2020-04-18 14:30:07 | Weblog
今日も古い写真の整理をしていました。

私が、部屋中に写真を広げていると、離れて暮らす長男がやってきました。
コロナ騒動の中、私がどうしているかと心配で、様子を見に来たのでしょう。

「お母さんは、大丈夫よ。 マスクと手洗い、アルコール消毒はちゃんとやっているし、不要・不急の外出をして人に会うこともないから。 それより、これを見て!」

私は、息子の幼い頃からのアルバムを広げて、彼に見せました。
彼は、食い入るように見ていましたが、でも、写真の中の出来事は、もう、覚えていない部分も多いようです。

私は、写真の場面場面を説明しながら、ちょっと、意地悪を言ってみたくなりました。

「ねえ、これが証拠写真よ。 これを見れば、お父さんとお母さんが、子供達のことをどんなに大切に思っていたか、そして可愛がって育ててきたか・・・と言うことが証明できるでしょ・・・?」

「そんな事より、腹、減ったなあ。 何か、食わせてよ!」

少し、恩着せがましい私の言葉など、完全にスルーした息子。

あららら・・・です。(@_@)


そして、息子と二人の遅いランチ。

ソーセージとキャベツとマスタードのパスタにしました。
パスタとキャベツとソーセージを茹で(同じ鍋に、時間差で入れる)、マスタードソースで和えるだけの簡単パスタですが、美味しそうに食べている息子の顔は、私にとっては、幼い頃のそれと少しも変わりはありません。(*^_^*)

息子が帰った後、幼い頃の息子と、中年まっただ中の現在の息子とのギャップを思い出し、一人で笑っています。

そんなこんなで、古い写真の整理は、少しもはかどりません。。。。(>_<)











もうすぐ、おそばに行きますから! 

2020-04-16 16:01:36 | Weblog
来客がありました。

その人(Kさんとしておきましょう)から電話があり、「先生のご仏前にお線香をあげに行きたいのですが、今日はご都合いかがですか?」と言われたとき、私は、すぐには返事が出来ませんでした。

だって、とても急でしたし、それに、こんなご時世(緊急事態宣言が出て、不要・不急の外出自粛が求められている)ですから。。。。

私が返事を躊躇していると、Kさんは重ねて言うのです。

「先生が亡くなられたと聞いたとき、すぐにでも駆けつけたかったのですが、自分も体調が悪く、入退院を繰り返していたためにそれが出来ず、ずっと、心苦しい思いでいました。 今日は、体調もよく、何とか出かけられそうなので、奥さんの都合がよければ、これからお伺いさせて下さい」・・・と。

私は、断る理由もないし・・・というより、むしろ、「こんなにも夫のことを思ってくれているのだ」と有り難い気持ちになり「それでは、お待ちしております」と言って電話を切りました。

そして、昼過ぎに、Kさんはやってきました。

私は、kさんとは初対面でしたが(名前は知っていましたが、お会いしたこはありませんでした)、会った瞬間、ハッと息をのむような思いがしました。
なぜなら、あまりにもKさんの顔色が悪く、しかも、骨と皮ばかりに痩せていたからです。

私の夫は、4ヶ月あまり大学病院に入院をしていましたが、その間、口から食事をとることが出来ず、点滴だけで命をつないでいました。
そのため、極限まで痩せてしまい、そのまま旅立ってしまったのです。
今でも、夫の痩せ衰えた姿が、私の脳裏から消え去ることはありません。

その夫の姿と、Kさんの姿が重なりました。
むしろ、顔色は土色でKさんの方がずっと悪い。
一つ一つの動作も、夫の最期の頃のようです。

とにかく、私は、Kさんを夫の仏前に案内しました。

kさんは、夫の遺影を見上げて「いい写真だなぁ・・・」と呟くと、そのまま号泣。
私は、どうしたら良いかも分からず、ただ、そこに座っていました。

しばらくして、Kさんが問わず語りに話し始めました。

それによると・・・。

最初は、Kさんの勤める高校が我が家の近くだったことから、授業の空き時間にでも通えれば・・・と、夫のクリニックに来たそうです。
それが、たまたま、お互いが同じ高校の先輩と後輩だとわかり、すっかり意気投合。

いつしか、医師と患者の立場を離れて、相談事をしたり・されたりと、深い友人関係に進んでいきました。

そんな時に、職場の検診でKさんの肺に癌が発見されたのです。
6年前のことだと言いますから、まだ、私の夫は元気で仕事をしていた頃です。

検診で発見されるまで、Kさんには何の自覚症状も無かったと言いますから、いきなり癌と宣告され、それは、それはショックだった事でしょう。
しかも、腫瘍の出来た部位が微妙で、手術は困難と言われたそうですから、その時のKさんの気持ちは・・・・。

手術を諦めて、抗がん剤の治療に望みを託したのですが、他の人には効果が見られるのに、自分には効かない・・・。
いろいろな種類の抗がん剤を試してみても、辛いだけで、結果は同じ・・・。

絶望的になりかける自分を、先生(私の夫)は誠心誠意励ましてくれ、そのおかげで、自分は今まで頑張ることが出来たのに、その先生が、あっさりと、先にいなくなってしまうなんて・・・と、また、Kさんは号泣です。

話を聞きながら、私も一緒に泣いてしまいました。

70歳近くになる現在まで、結婚をせず、独身を貫いてきたKさんにとって、頼れる人は、私の夫以外にいなかったのかも知れません。
これから先、もっと病状が進んだとき、独り身のKさんはどうなさるのでしょう・・・?

「何かあったときには、連絡を下さい。私に出来ることがありましたらお手伝いをさせていただきますから・・・」と、私は言いました。
Kさんは、「有り難うございます」と私に頭を下げました。
それから、ゆっくりと夫の遺影に向き直り、声を震わせながら言いました。

『先生! 私も、もうすぐ、先生のおそばに行きますから!』

『ドキッ・・』としました。
Kさんは、それを言いに来たのかと・・・? (>_<)


「今日、来ることが出来て、良かったです。 先生にお礼も言えたし、これで、スッキリしました」  

そう言って、思いなしか、ホッとした表情で帰って行かれるKさんを、なんとも言えぬ思いで見送りながら、私も、心の中で呟いていました。

Kさん、こちらこそ有り難うございました。
お陰様で、私の知らない夫の一面を、また一つ見ることが出来ました・・・と。