goo blog サービス終了のお知らせ 

つれづれなるままに・・

日々感じたことを武蔵野の地から発信したいとおもいます

ある日ひっそりと・・・・

2020-01-31 21:09:34 | Weblog
最近、目の前に黒い斑点や糸くずのようなものが見え始め、気になって眼科を受診してきました。

診断の結果は、『飛蚊症』。

加齢と共に、誰にでも現れる症状だそうで、診察をしてくれた医師も「僕もあるんですよ」・・・と。
そして、「今のところは他の病気(例えば白内障等々)もないし、心配はないと思うけれど、経過観察と言うことで2~3ヶ月に一度は様子を見せて下さい」とだけ言われ、処置も薬もありませんでした。

まずは一安心と言うところですが、でも、これからは、もっと、もっと、いろいろな病気が出てくるでしょう。

出来れば、死ぬまで元気で、ある日、ひっそりと息を引き取れたら・・・と言うのが私の願いなのですが、息子に話したら「そうはうまくいかないよ!」と笑われてしまいました。
(>_<)(>_<)


寂しい夢・・・

2020-01-29 09:50:40 | Weblog
久しぶりに夫の夢を見ました。
いいえ、久しぶりと言うより、夫が亡くなってから初めてかも知れません。


不思議な夢でした。

男の人が立っています。
後ろ姿だけで顔は見えませんが、それが夫だと言うことは、すぐに分かりました。
でも、夫は私のことに気付くこともなく、ただただ立ち尽くしています。
私は、夫のそばに行こうと思いましたが、歩いても、歩いても、夫に近づくことが出来ません。 どうやら私と夫の間には、計り知れないほどの距離があるようでした。

私には夫の姿が見えるのに、なぜ、そんなに遠いの・・・?

そう思ったとき、目が覚めました。

目がさえて、再び眠ることが出来なくなった私は、夢のことを考えていました。
なぜ、夫は後ろ姿だったのだろうか・・・?
なぜ、二人の間には、あんなに距離があったのだろうか・・・?
夫はどこにいて、私はどこにいたのだろうか・・・?

考えても、何も分かりません。

せっかく、夫が夢に出てきてくれたというのに、とても、とても、寂しい夢でした。








子供は風の子・・・・

2020-01-27 16:18:17 | Weblog
郵便局に行く途中、公園のそばを通りかかると、黄色のおそろいの帽子をかぶった保育園児達が遊んでいました。

「まあ、こんなに寒いのに・・・」と、私はビックリしました。

実際、今日の東京は雪の予報が出ていて、どんよりとした空からは、今にも白いものが落ちてきそう・・・。 暖冬と言われ、暖かい日が続いていたせいもあり、今日の寒さはひとしお身にしみるようです。

でも、そんな中でも、園児達は、頬を真っ赤にしながらも、元気に枯れ芝の上を駆け回っています。

それを見て、 『子供は風の子』 と言う言葉を思い出しました。
そして、なんと、素敵な言葉だろう・・・と。

寒空の下で駆け回る園児達は、まさに 『風の子』 そのものでした。

最初、 「こんなに寒いのに・・・」 と思ったことは撤回して、 『風の子』 達に、 「寒さになんか負けないでね!」 と、心の中でエールを送った私でした。







美容院での出来事・・・

2020-01-26 15:53:56 | Weblog
「○○さん(私のこと)は赤ちゃんの時、可愛がられて育ったんでしょうね・・・」

今日、美容院に行ったとき、私と同年代の美容師さんにそんなことを言われました。
意味がよく分からず、戸惑っている私に、彼女は続けます。

「私の実家は農家だったから、母も朝から晩まで野良に出ていて、赤ん坊の私は、いつも、寝かされたまま放っておかれたのよ。 だから、後頭部がぺったんこなの。 それに比べると、○○さんの頭は格好いいから、私のように、寝かされたまま放っておかれたことなんかないんじゃないかと思って。 きっと、お母さんに、いつも抱っこをされて、可愛がられていたんでしょうね」・・・と。

そんな風に言われても、私は、自分が赤ん坊だった頃のことなど覚えているはずもありません。

それでも、何となく当時の状況が思い浮かぶような気がしました。

私や、その美容師さんが生まれた頃は、まだまだ、日本全体が貧しい時代でした。
誰もが寸暇を惜しんでで働き、現代のように、子供に対して、親がふんだんに手間暇をかけられる状況ではなかった事でしょう。
だからこそ、子供達は自分の力で生きなければ・・・と、たくましく育ったのではないかと思います。

私が中学・高校の頃は、まだ進学率は低く、卒業してすぐに就職をする人もまれではありませんでした。
中学を卒業するときは、まだ、15歳です。
それでも、現在の大学生と同じくらいの気構えで社会に出て、自分の力で人生を歩んできたはずです。
親に手をかけてもらわなくても、一生懸命に働く親の背中を見てきたからこそ、自分も・・・と、頑張れたのに違いないと思います。

でも、こんな話、最近の若い人にしても、理解してもらえないかもね・・・と言うのが、私と美容師さんの一致した意見でした。


私は北国、美容師さんは南国と、生まれ育った地域も環境も、そして、苦労の度合いもまるで違う二人でしたが、同じ時代を生きてきた者同士、妙に会話が弾んだ今日の美容院での出来事でした。

(それにしても、頭の形を褒められたのは初めてです。 (*^_^*))





見かけで、人を判断をしてはいけない・・・

2020-01-24 18:24:31 | Weblog
信号待ちをしていたとき、私の反対側に、一人の若者がタバコを吸いながら立っていました。
彼の髪色は金と赤と紫が入り交じり、しかも、肩まで届くロングヘアー。
そして、建設現場でよく見るような、裾を絞ったズボンをはいています。
そのズボンも、また、鮮やかな紫色で、一緒に信号待ちをしている人の中でも、とても目立っていました。

その彼が、信号が変わる直前に、自分の足下にポイッとたばこを捨てたのです。

「あ~ぁ、やっぱり・・・」と、私は思いました。
きっと、彼はそうするだろう・・・と、そんな予感がしていましたから。
そして、そのまま、彼は立ち去るだろうと・・・・。

ところが、私の予感は見事に外れました。

彼は、火のついたタバコを足で踏み消すと、それを拾い上げ、ポケットから出した携帯灰皿に入れて持ち去ったのです。

反対側から見ていた私は、何となくホッとしながらも、ちょっと反省もしました。
彼の出で立ちだけを見て、きっと、マナーの悪い人間だろう・・・・と思いかけていましたから。

見かけで、人を判断してはいけないと、いつも、自分を戒めているはずなのに。。。。

誰かと一緒に・・・

2020-01-23 16:34:17 | Weblog
小雨のパラつく寒い一日となりました。

朝、ゴミを出しに外に出ただけで、終日、家の中に閉じこもっていました。
エプロンのポケットに入れているスマホの歩数計も1000歩に満たないくらいです。
これでは、脚が弱ってしまう・・・と思いながらも、何もする気になれず、PCで皆さんのブログを訪問したりして、のんびりと過ごしました。

そして、あるブログの中で見つけた言葉に、ドッキリ。。。。

『泣くことは一人でも出来るけれど、笑うことは一人では出来ない』

本当に、そうだと思いました。
私も、夫を亡くして以来、一人の時間が多くなりましたが、その時に笑う事はほとんどありませんから・・・。 (逆に、泣きたくなることは、増えたような気がします)

一人でいれば、自由気ままのストレスフリー。
それでも、誰かと一緒に泣いたり笑ったり出来る方が、幸せなのかも知れませんね。

皆様のブログを拝見しながら、これからの自分の生き方を考えた一日でした。




最近のお墓事情・・・ (都立霊園)

2020-01-22 19:18:46 | Weblog
夫が亡くなって三ヶ月あまり。
そろそろ、本格的に 『お墓』 の事を考え始めなければなりません。 

と言うことで、今日は、仕事が休みだった息子と二人で 『都立霊園』 巡りをして、担当の方にいろいろと話を聞いてきました。

どの霊園も、広々としていて樹木も多く、とても落ち着いた雰囲気でした。
しかも、職員の方々の対応もよく、霊園内の管理も行き届いてます。
さすが、 『都立』 だなぁ・・・と、妙に感心をしました。 

こんなところなら、夫も 「いいね!」 と言ってくれるような気もします。

それにしても、最近のお墓事情は、私が思い描いていたお墓とはずいぶんと違ってきているようです。
本当に多種多様で驚きました。

上の写真は、樹林型合葬埋蔵施設というもので、一段高くなった芝生の下に、土に触れる形で納骨されるのだそうです。
いずれは、自然に、土に還ると言うことなのでしょうか・・・?

他にも、樹木型や、芝生埋蔵施設や、ロッカー形式のもの等々・・・。

どれも、それぞれに特徴がありますが、どんな形式のものが私たちの気持ちにふさわしいのか、あるいは、維持していきやすいのか・・・・などを、これから、みんなで相談して決めていこうと思っています。

ただ、 『都立霊園』 は、希望者の公平を最重要としますので、全てが抽選なのです。 しかも、人気が高いため、当選確率は、宝くじ並み・・・なのだとか?

もしかしたら、思い通りにはいかないかも知れませんが、でも、動かなければ何も始まらないので、新年度の募集要項が発表されたら、応募をしてみるつもりです。




寒中見舞い (あまりにも暖かすぎて・・・)

2020-01-21 12:33:40 | Weblog
今日も、東京は本当に良いお天気です。
リビングの奥まで暖かな陽射しが差し込んでいるので、暖房も要りません。

夫の喪中のため、出すことの出来なかった年賀状の代わりに 『寒中見舞い』 の葉書を書こうと思ったのですが、あまりにも暖かすぎて、『寒中・・・』はそぐわないなぁ・・と考え込んでしまいました。

まあ、それでも、 『寒中・・・』 という言葉は使わなくても、今までのお礼や近況のお知らせなどを簡単にしたためれば良い・・・と思い直し、葉書に向かっています。

それにしても、この暖かさ・・・。
単純に喜んでいてもいいのでしょうか・・・?

夫のスクラップブックをみて・・・

2020-01-20 18:33:43 | Weblog
夫が亡くなって、三ヶ月・・・。
今まで手を付けられなかった夫の遺品の整理を始めました。

着るものや持ち物など、日常で使うものの大半は、私が管理をしていましたから、それほどの戸惑いはないのですが、問題は、私の管理の領域に無かったもの・・・・。
例えば、仕事関係のことには、私はノータッチでしたし、夫の書棚や机の引き出しなどにも、ほとんど手を触れたことはありません。
と言っても、それらを、そのままにしておく訳にもいかず、ようやく重い腰を上げたと言うわけです。

今日は、書棚の整理をしました。

書棚と言っても、普通の小説や読み物の本は少なくて、大半がスクラップブック。
それらは、半世紀も前の学生時代から始まり、体調を崩して入院するまで続いていました。

私は、夫がいろいろなものをスクラップしていることは知っていましたが、実際に手に取って見たことはありません。
それは、夫のプライバシー。 盗み見てはいけない・・・と思っていましたから。

今回、初めて、夫がスクラップしたものを見ましたが、仕事に関する学術関係のものから、新聞のコラムまで、本当に多種多様・・・と言うより、雑多です。
記事の所々にはアンダーラインが引いてあったり、丸で囲んであったりします。
それを見ていると、その時々の夫の考えや、思いが分かるような気がしました。

『いい夫婦の日』 の特集記事が貼られているのを見たときには、思わず笑ってしまいましたが、でも、ちょっと嬉しかった。。。。(*^_^*)
武骨で、優しい言葉をかけてくれたことなど皆無に等しい夫でも、夫婦のことを考えていてくれたのだなぁ・・・と。

スクラップブックを見ながら、夫は、これまで私が認識していたより、ずっと繊細で、ずっと優しい人だったのだ・・・と、しみじみ思いました。

それに引き換え、私はどうだったでしょうか・・・?

今更ですが、反省と後悔の日々です。










あの頃のこと・・・ (センター試験)

2020-01-18 13:45:37 | Weblog
                               

窓の外を見ると、白いものがチラチラと舞っています。
予報通りの寒い一日となりました。
折しも、今日は最後のセンター試験の日。

そう言えば、我が家の息子のセンター試験当日も雪だった・・・と、昔の事を懐かしく想い出しました。

息子の成績に一喜一憂していたあの頃。
息子と一緒に泣いたり笑ったり・・・。

私は、自分では決して教育ママではなかった・・・と思っていますが、今、思い返しても、あんなに親と子が一体感を感じた時期はなかったような気がします。
受験は、親にも子にも試練でしたから。

子供は、必ずしも親の期待通りにはならないし、大人になれば確実に親から離れていきます。 又、そうでなければならない・・・とも思います。
だからこそ、受験期というほんのわずかな期間でも、子供と一体感を感じられたあの頃のことを想い出すと、胸が熱くなるのです。

でも、遠い昔の事になりました。。。。。