『ありがち日記』

「銀河鉄道の父」

GW明けに5類になった途端、同じ部署の方が陽性になり、ただでさえ忙しい1週間を何とか乗り切ったよ。途中で目の疲れと肩こりがピークを迎えたので、仕事後にマッサージへ行ったりもして…

Our Skyy2の今週2回分もまだ観てないし、ボスベブ最新話も途中で寝落ち。中途半端で気持ち悪いので、今夜この後にできるだけ消化しようかの…ふぅ。

気を取り直して、今日は母を連れてこちらの映画を。


ストーリー
宮沢政次郎(役所広司)は、待望だった長男・賢治(菅田将暉)の誕生を喜び、彼に家業の質屋を継いでほしいと願っていた。だが賢治は、農業、人造宝石、宗教などに没頭して政次郎の願いを聞き入れようとしない。政次郎が家業を顧みない賢治に激高する一方、賢治が物語を書くことを楽しみにしていた妹のトシ(森七菜)が病に倒れ、賢治は「風の又三郎」と題した自作の童話をトシに読み聞かせるが、彼女は亡くなってしまう。打ちひしがれる賢治に、政次郎は物語を書き続けるよう促す。 

原作は第158回直木賞を受賞した門井慶喜さんの小説。まあね、岩手の人は賢治さん絡みのことになるとちょっと特別な気持ちになるよね。「あなたは賢治派?それとも啄木派?」的な。私も文庫化を待って原作を読んでいたので、こちらの映画化も楽しみにしていたのです。
(感想はこちら

映画にまとめるにあたり、だいぶ省略されたところがあるのは仕方ない。本を読んだ時に印象的だった賢治さんの父親・政次郎さんを表す言葉「父でありすぎる」、これもちゃんと出てきたのは良かった。まさにこの言葉に尽きる。

あくまで主人公は政次郎さん(役所広司さん)なんだけど、賢治(菅田将暉さん)の演技もさすがとしか言えない。っていうか、役者の皆さんの演技が素晴らしい。

一緒に行った母も「お尻が痛かった」とは言いながらも満足だったよう。

強いて言うなら?終わりに余韻に浸りたかったけど、エンディング曲はちょっと合わないんじゃないかな…。曲自体は全然悪くないんだけど、唐突にぶつっと切られる感じがあって惜しいなと思った。
あと、岩手の話だけど、方言以外で岩手っぽさがあまり感じられなかったところとか。観終わってしばらくしてから「そういえば…」って感じで気付いたから別にいいんだけど(いいんかい)。

機会があったらぜひ。映画館じゃなくてもいいかもね。



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