しおりの日記 ~恋と仕事、時々×××~

「お局」とか「負け犬」とか言われるけれど、30代独身の生活って結構悪くない。仕事・恋、その他のつぶやきです。

あっけない結末。

2008-06-10 00:23:31 | 仕事
ずっと関わってきた虐待ケース。
地域包括支援センターの職員が一緒に担当し、市役所も関わってきたあの家族。

息子が両親の入所を老人保健施設に相談し、あっという間に入所となって終了してしまった。
こちらの市の施設は、殆どが入所前にケアマネからも情報提供を求めてくるが、今回決まったのは隣接する市の施設。
こちらが普段、入所の時にとっている「連携」というやつを、その施設では取ろうとしている様子がなかった。
で、木曜に家族から突然「土曜の入所が決まりました」と言われ、サービス終了の手続きをし、金曜に終了。
金曜に自宅を訪問し、利用者さま本人とお別れの挨拶。
息子が家にいるのが分かっていたので、一応息子へも挨拶しようとしたが
声を掛けようがドアをノックしようが出てきやしない。
最後までその態度ですか。

入所を決めたのは自分達なんだから、せめて今度はしっかり支払いをして欲しい。
金の切れ目が縁の切れ目、というが、年金の管理を社協のサポートサービスに委譲できないままの入所なので、「縁は切れたが金は切れない」というサイアクの事態にもなりかねない。
このことに関しては、もっと市が積極的に関わるべきだったと思うが、どうも逃げ腰で頼りにならなかった。
「市にはこれ以上権限がないから」とか言う。
じゃあ、市の担当部署が介入できないなら、どこが介入できるというの?
児童虐待でも「児相には相談していたのに…」と悲しい結末が報道されることがあるが、今回の自分のケースを見て、行政がどうやって責任ある対応から逃げていくのかを目の当たりにした気がする。

ん?
なんか今日は特に愚痴っぽい?

あまりにあっけない結末で、ちょっと燃え尽きた感じ。

入所した老夫婦が、幸せに暮らしてくれればそれでいいんだけど。
息子家族と同居よりはいいかもね。

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