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福一総合技術研究所

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F1レジェンズその3

2005-11-13 19:17:20 | 自動車技術研究部
今回は'81フランスGP。なんでも完全な映像ソースが残っていないとかでダイジェスト版。これじゃ企画当初から謳ってきた「完全ノーカット」は崩壊するわけですが。
レースはポールスタートのアルヌーが失速、ピケがスパートしその後をプロスト、ワトソンが追う展開。しかし、途中から雨が。次第に豪雨となり、赤旗中断。
終盤になってからの中断であったため、残りは20周ほどのスプリントに。ここで中断の間にミシュラン勢は予選用のタイヤに履き替え。残りのラップをショートライフ・ハイグリップのタイヤでも走り切れるとの判断からでした。ところが、ブラバム他のグッドイヤー勢は予選用タイヤがなく、ヒート1でトップだったピケは徐々に後退していく。
そんな中、プロストが快走を続け、見事GP初優勝。この後彼は50の勝ち星を積み上げていきます。

次回は森脇氏推薦のイギリスGP。どんな森脇節が飛び出すか。

F1レジェンズその2

2005-11-06 22:32:32 | 自動車技術研究部
昨日放送されたのは視聴者ランキング1位に輝いた'81モナコGP。
レース前、ヘアピンに名を冠するロウズ・ホテル(現グランド・モンテカルロ)のキッチンで火災が発生し、消防隊が水を撒いたら、その下のトンネルに水が漏れ、大きな水溜りになってしまった。スタートが遅れる中、ミーティングを重ねトンネルを黄旗区間としてスタートすることに。
スタート後はポールのピケがスパート。予選2位のヴィルヌーヴはペースが上がらず3位以下を引き連れて大名行列。そんな中、3・4位のマンセルとロイテマンが接触。両者ピットに戻り修復・調整してコースに戻るもリタイア。
その後はジョーンズがヴィルヌーヴを交わし、トップピケに迫る。このあたりから入賞圏内の車が次々とリタイヤしていく。
そこでピケがバックマーカーがらみでクラッシュ。労せずしてジョーンズがトップに。
レース序盤からペースが上がらず我慢のレースを続けていたヴィルヌーヴ、エンジンのミスファイヤでペースダウンのジョーンズを猛追。そしてついに残り4周のホームストレートでオーバーテイク!この大逆転劇に観客はもとよりオフィシャルたちも拍手を送る。
(映像にはないものの、ジョーンズはピットインしていたためいきなり差が縮まったらしい)
ターボエンジンでは勝てないという下馬評を覆し、トップでチェッカーを受けるヴィルヌーヴ。

戦い終わって、表彰台で一息ついて一点を見つめる彼の表情が印象的でした。

SUPER AGURI FORMULA1

2005-11-02 09:55:29 | 自動車技術研究部
ついに発表!…と言ってもチームのエントリーを発表したまでですが。
鈴木亜久里がついにF1へ進出!チーム・エントリー名は「SUPER AGURI FORMULA 1 HONDA」のようです。
噂されていたホンダBチームという位置づけではない様子。
エンジンはホンダ。タイヤはブリヂストンの予定。チームの本拠地は鈴木氏のオフィスのある東京・青山。活動拠点はイギリスにある旧アロウズチームのファクトリーを使用。
メインスポンサーとしてソフトバンクが噂されています。
肝心のドライバー候補は…鈴木氏曰く「佐藤琢磨とは話をしています」と述べたにとどまり、あくまで「エントリーした」との発表で、詳細は話しませんでした。
他に松浦孝亮など数人のドライバーと交渉中とのこと。

初の日本人コンビのチーム誕生なるか?それとも違うラインアップとなるのか?
エントリーが受理されれば、正式発表は来年1月末らしい…とにかく自分たちは待つしかありませんね。
まあF1レジェンズでも見てテンションをキープしていくとしますか。

F1レジェンズその1

2005-10-30 19:37:00 | 自動車技術研究部
昨日はF1レジェンズ第1弾、'81ブラジルGPでした。
本来ならランキング外のこのレース、後から追加された解説陣の推薦レースの1つです。
このレースを推薦したのは津川哲夫氏。

…しかし、以前80年代総集編や資料を見た限り、“ウィリアムズ・チームのカルロス・ロイテマンが、エースのアラン・ジョーンズを先行させるチーム・オーダーを無視して勝利し、2人に確執が生まれた”ということ意外、印象には残りません。では、このレースを推薦した理由とは…

それは、彼が当時仕事をしていたチーム、エンサインのマーク・シュラーが、雨の中予選下位から好走を続け、チーム唯一のFLを記録し、最高位の4位でフィニッシュしたから。彼とは今でも交流があるらしく、相当思い入れもあるのでしょう。

表彰式には“ふてくされた”ジョーンズは出席せず、ロイテマンと3位のパトレーゼだけ。

さて次週はジル・ビルヌーブの面目躍如、'81モナコGP!楽しみ!

…もうひとつ気になることは、11月に開幕するグランプリ・マスターズ。一体どこが放送してくれるのでしょうか?あおりの予告もないのでフジはありえないですし。

迂闊でござった

2005-10-16 19:27:43 | 自動車技術研究部
いやあ、F1最終戦中国GP、地上波とCSの放送開始時間を勘違いしてしまった…
やれそろそろ中継開始だ、とテレビをつけたら、「ミハエル・シューマッハコースアウトォ~(よく覚えていません)!!」の実況が。(あれ?マハエル予選でコースアウトしたっけか?)と思ったら、画面中央上部に周回数の表示。
うを!もうレース半分終わっとる!…で、琢磨は?…15位…何だよ、まだ下位かよ。
なんかSCの表示があったりして状況がまるで飲み込めないのですぐ後から始まる地上波で確認しようと思い、4時にフジテレビにチャンネルを合わせる。
…なんかレース前から波乱続きだったようですね。まずダミー・グリッドへ向かう周回の最中、ミハエル・シューマッハにクリスチャン・アルバースが追突!両者マシンを大破しスペアカーでピットスタートに。
レースは佐藤琢磨が一気に11位までジャンプアップ!をを!琢磨GJ!!…と思いきやフライングの判定でドライブスルーのペナルティ。
そしてレース中盤、モントーヤが縁石上に現れた排水溝のフタを踏みピットイン。これを除去するためにセーフティーカー導入。そしてミハエルのスピン。ここでようやくCSに追いつきました。
その後、カーティケヤンが裏ストレートで大クラッシュ、ラインをふさいだ為再びセーフティーカー出動。処理が終わって引っ込んだと思いきや琢磨スローダウンOTL

最後の最後まで泣きっ面に蜂状態の琢磨。
レースはアロンソが勝ち、これでコンストラクターズチャンプ決定。
フェラーリからダブルタイトルを奪いました。

…今年は琢磨ファンにとって煮え切らない1年になりましたが、かすかな来年のエントリーの可能性に賭けて今後の去就を見守りたいと思います。

あ、忘れてた

2005-10-15 15:48:48 | 自動車技術研究部
そういや今日は土曜日だ。F1中国GPのフリー&予選の日じゃん!
と気づいたのが先ほど3時過ぎ。昨日まで琢磨欠場か!?とやきもきしてたのに、一夜明けたらF1に対する情熱が一気に萎えてしまいました。
琢磨は結局出場しているようですが、もはや予選の結果すらどうでもいい気持ちになってきました。超脱力の週末です。
この脱力感は、昨年のヨーロッパGPで琢磨が某ブラジル人と接触し、その後エンジンブローでリタイヤしたときのよう。
まあ、とりあえず期待しないで決勝を見るとしますか…
(´Д`)=3
もはや心は月末より放送開始のF1 LEGENDSへ…

SATO OUT,DAVIDSON IN?

2005-10-13 13:40:49 | 自動車技術研究部
史上最多、年間19戦の激戦も今週末の中国でフィナーレ。
アロンソの史上最年少チャンピオン獲得、前代未聞6台走行のアメリカ決勝、フェラーリの不振、レッドブルの意外な活躍…
そして、何といっても佐藤琢磨の絶不調です。春先のサンマリノGPで、バトン車の最低重量違反から、坂を転がるように運気は下降し、先の日本GPでシーズン2度目となるペナルティを食らい、地元で最低の結末を迎えてしまった。
そこへ来て、最終戦中国は琢磨に替わってアンソニー・デビッドソンがステアリングを握るかもしれない?というニュースが飛び込んできました。
英国の某紙が伝えていますが、アンソニーもテストで走りこんでいるためか「話があれば出場する準備は出来ている」と出走に意欲的。
BARの正式なリリースはありませんが、状況的にありうる話だけに、週末の動きに注目です。
哀れ琢磨よ、どこへ行く…
(て、そんな絶望的な雰囲気になるにはまだ早い!)