料理に使う卵といえば、長らく物価の優等生と呼ばれ、
お手軽なタンパク源として、常時冷蔵庫にストックされているのが
当たり前という感覚でいました。
ところが、その卵。ここ数ヶ月は値段が上がり続け、
とうとう店によっては、店頭に卵そのものが見当たらないという事態にまで。
こちらは、とあるTrader Joe'sの店頭。
先週、卵の棚が1パックを残し、空になっていました。
「Coming soon」のサインを信じて、数日後にまた行ってみたら
卵の棚そのものが他の商品で埋められていた↓のでした。
諸物価高騰の影響というだけでなく、
アメリカ国内で鳥インフルエンザが大流行中で、
鶏や七面鳥を大量処分せざるを得ない状況がずっと続いているのでした。
下記リンクの記事によると、ミズーリ州では過去30日間に
このウイルスで430万羽の家禽が処分されたそうです。
H5N1 strikes more poultry flocks in 3 states
https://www.cidrap.umn.edu/avian-influenza-bird-flu/h5n1-strikes-more-poultry-flocks-3-states
鳥インフル、すぐさま終息するという感じではなさそうなので、
しばらくは卵を我慢する食生活になりそうです。生き物なので仕方ないですね。
卵の供給が復活するまで、肉や魚に加えて、
NYCでは買いやすい豆腐類や納豆などでタンパク質を摂取でしょうか。
納豆はまだまだですが、豆腐はアジア系ではない普通のスーパーでも割と手軽に買えて
ありがたいですね。