昨日、NY市の新型コロナウイルス関連のテキストメッセージがあり、
市の公立高校が3月22日より校舎での対面授業を再開するとのことです。
Blended learning students in grades 9-12 return to buildings beginning 03/22
https://www.schools.nyc.gov/about-us/news/chancellor-s-message-for-families
と言っても、登校するのは事前に対面とオンラインのブレンドで授業を受ける選択を登録済みの生徒のみ。
依然としてオンラインだけで授業を受ける生徒もいます。
ただし、授業はオンラインオンリーを選択していても、課外活動のスポーツは参加可能であるそうです。
高校生の年頃だと、自粛で親といる時間が長いことを苦痛に感じる子どもも多いでしょうし、
やはり親と同じ空間でもなく、オンラインでもない場所で、同世代の友だちとリアルで会える時間て
大事だなと思います。
NYC Public High Schools to Reopen March 22
https://www.ny1.com/nyc/all-boroughs/news/2021/03/08/dates-set-for-in-person-nyc-public-high-schools-and-psal-sports-to-resume
上記のローカルメディアの記事では、中学生以下と比較して、高校で授業を再開するにあたって
まだ難しさがあることを伝えています。
ほとんどのNY市の公立高校では、例えば「1年1組」のような生徒の所属学級や担任、教室は決められていず、
廊下に並んだ個別ロッカーに荷物を入れ、各自が受ける授業ごとに教室をぞろぞろ移動するのが普通です。
なので今回の再開では、授業毎の教室移動はなるべく避けて、各自が自分の学習する場所を決めて、
ソーシャルディスタンスを保ち、各授業にラップトップからオンラインで参加する方式のようです。
つまりリモート授業を校内で受ける感じで、本来の対面授業のスタイルとはかなり違っているのでした。
新型コロナについて、ワクチン含めインフルエンザぐらいの対処方法が確立すれば
完全に通常授業に戻れる日も遠くないことでしょう。
子どもたちが少しずつでも前向きに明るさを取り戻していって欲しいです。