そんな○○に魅せられて

まるごとコーン

先日「NYCで夏に特に食べたいものがない」と書いてしまいましたが、
一つ、明らかに、日本にいた時より夏場に食べる量が増えたものがありました。

それは、皮がついたままで売っているトウモロコシです。
コーンフレークの本家アメリカ、当然、トウモロコシも世界一の量を生産しています。

こちらはTrader Joe'sの野菜売り場です。
こんな感じで、初夏からのBBQシーズンには、どさっと山盛りで売っています。
お値段も1本49セント。庶民の味方の食材ですね。
売り場の台の下には箱があって、かさばるヒゲや皮を取り、そこに捨ててレジに持っていきます。
もちろん、何もせずそのままレジへ持って行っても構いません。

しかし。
私はNYCに来るまで、皮付きのままのトウモロコシを買ったことがなく、しばらく遠巻きに眺めていました。
中身の実の状態が全く見えないままでどうやって選べば良いのでしょう。
ヒゲや皮を取って実が見えるような状態にしてから、やっぱりいらない、と売り場に戻すわけにはいきません。
すごく適当なニューヨーカーでも、さすがにそれをしている人は見たことがありません。

そして月日は流れ。
数年前、日本に帰国した時に、たまたま見た料理番組の食材が「皮つきの旬のとうもろこし」。
その時に「ヒゲが多く十分黒くなったもの、皮は新鮮な緑のもの」等々、
美味しいとうもろこしの見分け方の説明もされていたのでした。
なるほど〜。

それからは、主にヒゲに注目しつつ、無事、皮のついたままのトウモロコシを買うことができるようになりました。
収穫後、時間が経つとどんどん味が落ちるそうで、
買ったらその日のうちに茹でたり焼いたりしていただいています。

それでもやっぱり、時々あまり美味しくないものをうっかり買ってしまうことがあり、
その時は自己責任で茹でたのを実だけ外し、無理やりマヨネーズであえて、自分のサラダに入れたりしています。

自宅の近くに、入荷した時はいつ買っても皮付きトウモロコシにほぼ「ハズレ」がないお店があります。
きっと仕入れ担当者がトウモロコシ・ソムリエというか、
すごい目利きなんだろうな〜と、ひそかに思っています。

今度機会があれば、北海道で美味し過ぎると噂の採れたてトウモロコシを食べてみたいです。
って結局、また日本の食べ物に戻っていますね…。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「NY-食関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事