今日から11月です。アメリカは夏時間が終わり、これから日が暮れるのが早くなります。
野球のレギュラーシーズンも終盤です。
MLBはドジャース優勝でワールドシリーズも終わり、本格的にオフシーズンの
各チームの選手の去就の話題に入っています。
まだシーズン中の日本のプロ野球も、新入団の選手を指名するドラフト会議が終わり、
人気の佐藤選手は阪神タイガース、早川投手は東北楽天ゴールデンイーグルスが交渉権を獲得。
話題はペナントの行方と並行して選手の移籍や退団関係に移ってきています。
日本でも報道されている通り、当地の新聞に、読売ジャイアンツの菅野投手、
北海道日本ハムファイターズの有原投手、西川選手の入札制度によるMLB移籍の可能性について記事が出ていました。
1番の注目はやはり菅野投手ですね。
巨人菅野が入札制度でMLB移籍見込みとNYポスト
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202011010000030.html
ニューヨーク・ポストの記事はこちら↓です。
Tomoyuki Sugano, Japan’s top pitcher, could be headed to MLB
https://nypost.com/2020/10/31/tomoyuki-sugano-japans-top-pitcher-could-be-headed-to-mlb/
菅野投手の経歴について結構詳しく書いてあります。
日本プロ野球界トップの投手であり、これまで非常に高い能力で好成績を続け、数々の受賞歴を持ち、
国際試合でも活躍。年俸は既に日本で考えられる最高額に達している。
9イニングあたり1.7四球で制球力が素晴らしい、と大いに期待を感じさせる表現でした。
そして、日本シリーズに進出しなかった日本ハムファイターズの二人の選手、有原投手と西川外野手は
菅野投手より先にポスティングされるようだ、とあります。
ファイターズはダルビッシュ投手や大谷選手をMLBにポスティングした経験があり、
有原投手は昨シーズンは好成績を収めているが今シーズンは成績を落とし、菅野投手と同じく制球力が持ち味の先発。
西川選手は内外野で複数ポジション経験があり外野でゴールドグラブ賞を3度獲得。スピードと出塁率の高さが持ち味。
と紹介されていました。菅野投手に比べるとややトーンダウンした表現です。
MLBは現在マーケットは非常にシビア、それでも先発投手が欲しいチームは多いとのこと。どうなるでしょう。
有原投手も西川選手もファイターズの主力。このままチームに残留して欲しい気持ちもありますけれど、
お二人の意志は堅そうで、挑戦しなければ野球人生に悔いも残りそうだし、夢がかなう結果になるといいですね。
また、地元球団のNYメッツは$2.4 billion(24億ドル)で売却されオーナーが変わりました。まさに巨額です。
そのメッツへのFAとなったヤンキースの田中投手の移籍の可能性について、
同じ誌面に記事がありました。
Mets potential free agent targets: Masahiro Tanaka is possibility
https://nypost.com/2020/10/31/mets-potential-free-agent-targets-masahiro-tanaka-is-possibility/
メッツは先発投手不足で、既に地元ニューヨークで経験を積んでいるFAの田中投手を狙うかもしれないそう。
マー君の和やかな笑顔の写真が掲載されていました。柔らかい表情がいいですね。