MLBが開幕して今日で4日目。
延期となっているメッツ対ナショナルズの試合を除き、12試合が行われています。
本日開催のゲームのトリを飾るのは、大谷選手のいるエンゼルス対ホワイトソックス。
NY時間午後9時現在、1回裏のエンゼルスの攻撃中です。
この試合、大谷選手はリアル二刀流が復活しているのでした。
2番ピッチャー大谷翔平。すごいですね。まるで高校野球のような打順です。
日本で現在、試合をご覧の方も多いと思います。あるいは現地に日本人のファンの方もいらっしゃるかもですね。
そして1回の表、四球で1人ランナーを出したものの、球速100マイル超のストレートも投げて無失点の大谷選手。
その裏、最初の打席でなんとセンターにホームラン！！！
なんという選手でしょうか…。いわゆる究極の自援護ですね。
そこからエンゼルス、さらに1点を追加です。
試合が始まる前に、MLBの公式サイトに掲載されていた記事を読んでいました。
Shohei achieving feat not seen since 1903
https://www.mlb.com/news/shohei-ohtani-pitching-batting-second
記事中にエンゼルスのマドン監督の談話があり、この二刀流について話のトーンが「ノリノリ」な感じなのですね。
「これってとてもいいじゃないか？これが彼（大谷選手）の全てなんだよ。彼が『自分はできる』と決めたことなんだよ。
そう、両方ともやれるというのはとてもポジティブな要素だ。投げて、打って、そして投げて、それが野球だ。
MLBに来てそれが彼がやりたいことなんだ。だから彼はここで契約したんだよ。
この特別な理由があるから、誰もが彼を欲したし、私は彼に機会を与えることが大切だと思う。」
（私の微妙な英語力で日本語にしたので、ちゃんと伝わらなかったら申し訳ないです）
"Don't you love it?" （二刀流、とてもいいと思わない？）
エンゼルスファンの答えは、きっと”Yes, we love it!"でしょうか。
素人ながら、いくら実力は超一流とはいえ、選手生命及び報酬、とか、MLBで投手あるいは打者としての大記録、
などと考えると、大谷選手は投手か打者かに専念した方が良いのでは？と思ってしまいます。
チームとしても「投手で上位打線に置いて、早めの回で打たれて降板」等々リスクがありますし、難しいでしょう。
しかし。
そんなことよりも大谷選手は「誰も成し遂げられなかった夢」を自分が実現すると決めたのですね。
それ以外に何がある？と
なんか、スケールが壮大で、こんな野球選手と同時代を生きているってファンも幸せだな〜と思いました。
文章を書いている間にも試合は進んで、現在4回の表、2−0でエンゼルスがリード、大谷選手はマウンドです。
大谷選手にとっては、昨シーズンは試合数が大幅減だったことが
今シーズンに向けてコンディションを整えるのに幸いしたのかもしれません。
さて、試合の結果はどうなるでしょうか。
今日だけじゃなく今シーズンの大谷選手はどんな活躍をしていくのか、応援しています。
I said, I know it's only baseball, but I like it、ですね。
追記：上記で引用しましたMLB公式の記事が試合開始後に試合の内容を追加したものに編集されていて、
4月4日午後10時20分現在にアクセスしましたところ下記のようになっていました。
Ohtani CRUSHES HR in first two-way start
（8:58 PM EDT）
https://www.mlb.com/news/shohei-ohtani-pitching-batting-second
追記2（4月5日午前9時）：試合の結果はエンゼルスが7−4で勝ちました。
しかし、5回の表にホームベース上で交錯プレーがあり、カバーに入っていた大谷選手は無念の負傷退場でした。
Ohtani's historic night ends on bizarre play
https://www.mlb.com/news/shohei-ohtani-pitching-batting-second?game_pk=634637
MLBの公式ページの動画付きの記事。倒れた大谷選手の苦悶の表情が本当に辛くて
ファンの悲鳴と怒号が聞こえてきそうです。どうか深刻な状態でないことを祈っています。
