昨日のニュースでは、フリースタイルスキー女子ハーフパイプで小野塚選手が見事銅メダル獲得でした!
おめでとうございます!
【Fスタイル】小野塚、新種目HPで「銅」アルペンから転向2年半で快挙
この種目はアメリカのボーマン選手が金メダルで、昨晩のこちらの一般のオリンピック番組では
フィギュア女子フリープログラムが始まる前、かなりの時間を割いて中継録画が放送されていました。
同時に、この種目の第一人者で、練習中の事故で2012年に亡くなったSarah Burke選手の足跡が
紹介されていました。ご遺族はきっと胸中は複雑なことだったと推察しますが、
ソチの会場で笑顔で選手たちに声援を送っていらっしゃいました。
そして、スキーからスケートに画面が切り替わった直後、浅田真央選手が登場しました。
録画を見る前に結果はニュースで見ておりましたが、プログラムそのものは初視聴でした。
前日のショートプログラムでまさかの16位、おそらく日本中が沈痛なムードの中、彼女の演技は始まったことでしょう。
最初のジャンプの構えが、前を向いていました。生中継でご覧になった日本の皆様は
「え、真央ちゃん、やっぱりトリプルアクセル…!!!!」
固唾を飲んで見守られたのではないでしょうか。
しかし真央ちゃんは見事に跳んだのでした。
その後は、まるですべての憑き物が落ちたかのように清々しく美しく、優雅で、力強い、凛とした、まさに非の打ち所がないという演技で
前日とは別人の真央ちゃんがいました。
結果を知っていたのに、やっぱり演技が終わったとき、真央ちゃんの涙にもらい泣きしてしまいました。
真央ちゃんご本人だけでなく、会場も、解説のアナウンサーも、演技を見た全員が感極まっていました。
すべてを巻き込み、勝ち負けを超えてここまで感動で一体になった演技は、彼女だけではなかったでしょうか。
メダルは取れなかったけれど、もうそんなことはどうでもいいと思えるほど、彼女は素晴らしかった。
ありがとうございました。
Mao Asada's tearful Olympic figure skating free program
演技構成のリストのサイトを見たら、フリーでは真央ちゃんが一番難度の高い構成だったのですね。
その次に画面に登場したのは、鈴木明子選手でした。彼女もコンディションが万全でないなか、多少失敗はあったけれど、
最後までしなやかで美しい動きは乱れず、2大会連続で8位入賞というのは見事です。
「今、自分が出来ることは」と、いつも冷静に考えていらっしゃるようなスケーティングは中々出来ないことだと思います。
で、村上選手のフリーは私がみた番組では残念ながら放送されなかったので、もうここまででいいや、と感動に浸りつつ寝てしまいました。
村上選手もショートプログラムの15位から3つ順位を上げたのは立派です!
日本の3選手、メダルには届かなかったけれど、なかなか良い内容でありました!
日本中で、最後まで真っ向勝負で頑張った真央ちゃんは、メダルより価値ある皆の誇りだと思っている、と私は思います。
なんかジャッジをめぐるいろいろがあるようですが、もう巻き込まれず、胸をはって帰国なさってくださいね!!
おつかれさまでした!!
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