そんな○○に魅せられて

甲子園で高校野球観戦

NYC、朝晩の気温は11〜12℃と肌寒さを感じることが多くなってきました。
こうなってくると、野球シーズンもそろそろ終わりですね。
日本のプロ野球、セリーグは、独走していたヤクルトスワローズが2連覇です。
一方パリーグは最後の最後まで熾烈な優勝争いが繰り広げられています。
次代の選手を指名するドラフト会議ももうすぐ。
高校生から社会人まで有望な選手が大勢います。甲子園のスターは何人指名されるでしょう。

今年の日本の夏は6月末から猛暑が始まるという、過酷な暑さでした。
私の滞在中も連日最高気温は36℃、夜間の最低気温でも26℃、27℃。
コロナ予防という意味では屋外で人と距離の取れる場所が良いと思いつつ、
熱中症になりそうで、結局屋内のクーラーの効いた場所にほとんどいました。

今夏は予定通り、夏の全国高校野球選手権大会が甲子園で開催され、雨による順延もなく
連日文字通りの熱い戦い続きでした。高校生の全力プレーは本当に素晴らしかったです。
屋外球場での観戦は天候を考えると厳しそうで、TV観戦だけにしようと思っていました。

しかし。

準々決勝が開催された8月18日。
天気予報は試合開始ギリギリまで、甲子園のある西宮市は雨。気温もやや低くなっていました。
チケットを検索したら外野席なら余裕があり、急遽、球場へ観戦に行くことにしました。



3年ぶりの甲子園の景色はとても美しかったです。
声出し応援は出来なかったせいか、ブラスバンドの響きもちょうどいい大きさ。
この日は気温もそこまで高くなく、浜風が体に心地よく通り、
選手の皆さんも、各校応援団の皆さんも少し楽に動けたのではと思いました。
どの選手も、投打にしっかりと締まったプレー、キビキビとした動きが印象的でした。
今どきの選手たちは、トレーニング方法が確立しているせいか、
無駄な肉がなくてスタイルが良く、よく鍛えられていることを感じさせますね。
目の前で高松商業の浅野選手のホームランを見ました。素晴らしかったです。

このベスト8の日は、東北の仙台育英と聖光学院が準決勝進出、近江ー高松商業の大接戦、
優勝候補の大阪桐蔭がまさかの敗戦で下関国際が勝ち上がるなど、
とても濃い甲子園の1日だったのでした。

東北に初めて優勝旗をもたらした仙台育英の須江航監督の優勝監督インタビューで
「青春は密」と仰っていたのが心に残りました。その通りだと思います。

仙台育英監督「青春って、すごく密なので」 優勝インタビュー全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d960b0f928be4e428bc852ceb898b3b8598f92e

やはり高校の3年間というのは人生で本当に貴重で大事な時間です。
多感な時期に制限だらけの毎日の中、希望と目標を持って頑張り続けるのは
強い意志と相当な努力が必要でしょう。
野球部だけでなく、若者たちみんなが
これからはなるべく制限のない中で思い切り青春して欲しいと心より思ったのでした。

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