
2019年 J3 第31節
ザスパクサツ群馬 0-1 ギラヴァンツ北九州
【得点】36 高橋大(北九州)
【交代】62 後藤→磐瀬 75 吉田将→田中 78 姫野→福田


大事な試合となった北九州戦。
試合前に行われた藤枝-C大阪U-23の試合で藤枝敗戦を受けてその重要度はより増した形に。
しかし結果は首位の北九州を相手に敗戦。6ポイントマッチを制することが出来ずに北九州のみが昇格レースを抜け出し、今節勝利を挙げた4位熊本と勝ち点差が並ぶ状況に。
引き分けに終わった前節からメンバーを変更。
スタメン発表時に個人的に予想した並びとは大きく変わっていた
ただ、北九州の特性を考えると合点がいく形ではあったケドね。
光永選手に代わって左サイドバックに入ると思った飯野選手が左のワイドポジション。サイドバックにはここまでボランチで出場を続けていた佐藤選手が入った。
試合後のコメントで特定の選手のマークをする指示は受けていないと佐藤選手は言っていたが、狙いは北九州の右サイドで起点になっている高橋大を封じる事なのは明確。
北九州のサッカーを見ていると自陣からのポゼッションから大外のサイドバックにボールを付けることが多い。その時にボランチと1つ前の選手が顔を出すんだケド、レフティーの高橋大はミドルレーンでボールを受けて起点になったりFWが裏に走って空いたスペースに斜めに入っていく形がとにかく多い。
高橋大がボールを受けた時に対人に強い佐藤選手を付けることで起点を潰そうと言う意図。そして後ろから駆け上がるサイドバックの野口にはスピードのある飯野選手をぶつけての対応。
そして速い攻撃時にはこの右サイドの裏を狙う形。
試合を通して攻守に悪くなかったんだケド、失点シーンはカウンターを受けて人数が足りなかった。
寄せ過ぎると追い越した野口にフリーでエリア内で仕事をさせてしまうし、寄せないとクロスもシュートもある場面。ギリギリまで我慢して対応したがエリアの外からファーサイドへレフティーが右サイドにいることで打てるシュートを見事に決められてしまった。
枠内に決められるのが上手さですよね
北九州の持ち味である前からのプレスもあり中盤での潰し合いになった試合。
フィジカルコンタクトを重視する主審の判定(田中主審は相変わらず安定してる判定でした…)もあり、前線で起点が生まれず。プレスで引っかけさせてのショートカウンターのみでしか打開できないような展開になってた。
交代策として怪我明けの後藤選手から磐瀬選手へ。この日は北九州のプレスで良さが出せなかった吉田将選手に代えて田中選手を入れて飯野選手が右サイドバックへ。
最後の交代カードは古巣対戦となる福田選手を投入して前線へ。ボランチの田村選手も前線に入っての磐瀬選手ワンボランチのような形へ。
ただ、この試合で点を獲りに行くならこのパワープレーしか無かったと個人的には思う。
78分の交代より早い時間で田村選手を上げても良いんじゃないかと思うくらい前線でボールを収めるどころか、競る部分でも厳しかったから。
競る役割を他の選手に代えて前線の加藤潤・岡田選手が前向きでボールを受けられるようにしたいと思ったからね。
最後は渡辺選手も前線に上がったケド、パワープレーとしては機能せず
明らかにやり慣れてなかった…。パワープレーで苦しめられて最終的には追い付かれた秋田のようには出来てなかったね。
焦りもあったのかクロスの質がよく無かったのが全てかな。
こういう状況下で本来のクロスの出し手である吉田将・光永選手を内容的・戦術的な理由で終盤に不在になってたのも厳しかった。
攻守にやれていた部分もあった。が、北九州の想定内にあったのかな。という感じ。
試合の強度はあったし、決して悲観だけが残った試合ではない。北九州の落とし込んできた戦術を越える一手を持っていなかったって話。
残り3試合。
首位相手とは言え、順位を上げる好機を逸してしまった。勝ち続ければ昇格が見える位置なのは間違いない。
まだ終わってない。大丈夫。

でわでわ
ザスパクサツ群馬 0-1 ギラヴァンツ北九州
【得点】36 高橋大(北九州)
【交代】62 後藤→磐瀬 75 吉田将→田中 78 姫野→福田


大事な試合となった北九州戦。
試合前に行われた藤枝-C大阪U-23の試合で藤枝敗戦を受けてその重要度はより増した形に。
しかし結果は首位の北九州を相手に敗戦。6ポイントマッチを制することが出来ずに北九州のみが昇格レースを抜け出し、今節勝利を挙げた4位熊本と勝ち点差が並ぶ状況に。
引き分けに終わった前節からメンバーを変更。
スタメン発表時に個人的に予想した並びとは大きく変わっていた

光永選手に代わって左サイドバックに入ると思った飯野選手が左のワイドポジション。サイドバックにはここまでボランチで出場を続けていた佐藤選手が入った。
試合後のコメントで特定の選手のマークをする指示は受けていないと佐藤選手は言っていたが、狙いは北九州の右サイドで起点になっている高橋大を封じる事なのは明確。
北九州のサッカーを見ていると自陣からのポゼッションから大外のサイドバックにボールを付けることが多い。その時にボランチと1つ前の選手が顔を出すんだケド、レフティーの高橋大はミドルレーンでボールを受けて起点になったりFWが裏に走って空いたスペースに斜めに入っていく形がとにかく多い。
高橋大がボールを受けた時に対人に強い佐藤選手を付けることで起点を潰そうと言う意図。そして後ろから駆け上がるサイドバックの野口にはスピードのある飯野選手をぶつけての対応。
そして速い攻撃時にはこの右サイドの裏を狙う形。
試合を通して攻守に悪くなかったんだケド、失点シーンはカウンターを受けて人数が足りなかった。
寄せ過ぎると追い越した野口にフリーでエリア内で仕事をさせてしまうし、寄せないとクロスもシュートもある場面。ギリギリまで我慢して対応したがエリアの外からファーサイドへレフティーが右サイドにいることで打てるシュートを見事に決められてしまった。
枠内に決められるのが上手さですよね

北九州の持ち味である前からのプレスもあり中盤での潰し合いになった試合。
フィジカルコンタクトを重視する主審の判定(田中主審は相変わらず安定してる判定でした…)もあり、前線で起点が生まれず。プレスで引っかけさせてのショートカウンターのみでしか打開できないような展開になってた。
交代策として怪我明けの後藤選手から磐瀬選手へ。この日は北九州のプレスで良さが出せなかった吉田将選手に代えて田中選手を入れて飯野選手が右サイドバックへ。
最後の交代カードは古巣対戦となる福田選手を投入して前線へ。ボランチの田村選手も前線に入っての磐瀬選手ワンボランチのような形へ。
ただ、この試合で点を獲りに行くならこのパワープレーしか無かったと個人的には思う。
78分の交代より早い時間で田村選手を上げても良いんじゃないかと思うくらい前線でボールを収めるどころか、競る部分でも厳しかったから。
競る役割を他の選手に代えて前線の加藤潤・岡田選手が前向きでボールを受けられるようにしたいと思ったからね。
最後は渡辺選手も前線に上がったケド、パワープレーとしては機能せず

明らかにやり慣れてなかった…。パワープレーで苦しめられて最終的には追い付かれた秋田のようには出来てなかったね。
焦りもあったのかクロスの質がよく無かったのが全てかな。
こういう状況下で本来のクロスの出し手である吉田将・光永選手を内容的・戦術的な理由で終盤に不在になってたのも厳しかった。
攻守にやれていた部分もあった。が、北九州の想定内にあったのかな。という感じ。
試合の強度はあったし、決して悲観だけが残った試合ではない。北九州の落とし込んできた戦術を越える一手を持っていなかったって話。
残り3試合。
首位相手とは言え、順位を上げる好機を逸してしまった。勝ち続ければ昇格が見える位置なのは間違いない。
まだ終わってない。大丈夫。

でわでわ
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