ミスも含めてこれが現状

２０２１年　Ｊ２　第１２節
ザスパクサツ群馬　１－３　東京ヴェルディ【味スタ】
【得点】13 田中(群馬)　42 86 佐藤凌・67 山下(東京)
【交代】77 内田→白石　77 田中→髙木



前節から中3日。無観客で行われたアウェーでのヴェルディ戦は先制するもミスからの失点が続き終わってみれば1-3。
苦しむヴェルディ相手に勝てず連敗は3に。
また中3日で大宮を迎えるが、大宮も最下位に苦しんでいる。上昇のきっかけをつかむために相性と内容の良さもあってモチベーションをより高めてくるだろうな。

前節から4人スタメンを変更し、リザーブには今季初めて光永・白石選手、天笠選手がプロ入り後初の帯同と入れ替えた。
前半40分までは攻守に連動した動きが出来ていて完璧。先制点も奪い、その後もチャンスは作れたが決めることができず
逆転負けを喫した長崎戦のように追加点を奪えなかったのがその後の展開に大きく影響を与えたのかな。

完璧な試合運びをしていたが、何てことは無い流れからのミスで失点して前半は同点で折り返すことに。
そこにしかボールを出せない状況には見えなかったので、判断と精度の問題。ミスは起こるスポーツではあるが、失点に直結したのは勿体なかった。
逆転シーンも二次攻撃でシュートを打ってブロック(クリア)が前向きに渡ってしまって個の力でボールを運ばれたのがきっかけ。
シュートの選択肢を持つのは悪くないんだケド、引っかかってしまうのはダメ。こういう形でカウンターが生まれるのは珍しいシーンでは無いんだケド、これが起きてしまうのが現状。

ビハインドの展開になって、前半とは真逆の構成に。
ボールは動くケド、ブロックの誘導の場所まで。そこからのアクションが後手気味になって、前向きにボールを運ばれる。
前半に出来ていた攻守の連動を逆にされてしまった。
ヴェルディは後半から人と配置を換えて打開したが、ザスパは出来なかったね
縦にスピードある選手を置く、内側に人を寄せて特定のサイドを開ける。多少はチャンスも作れていたが、大前選手のシュートはポストに弾かれて同点ならず。
選手を2人投入するも、ヴェルディが高い位置からの守備によるショートカウンターから思い切ったシュートはポストを叩いてゴールへ。
この辺の明暗も含めて今の状況の悪さが出てしまった。

色々な「たられば」が浮かぶが、そこも含めて勿体なさが残ってしまった。
状態を変えるためにGKを代えて去年終盤は躍進したし、今年もGKを代えて勝利が生まれた。その再現を目論んで結果的に裏目に出たのも含めてそれが現状。

前半の良かった時間をどれだけ長く続けられるか。
そのために必要なのは追加点なんだよなぁ。そこで落としてる。

接戦で終盤を迎えたので多くの選手が2試合フルで出てる。
中3日。選手をどう起用するのかなぁ。前回の連戦最後は残念な形だったので、リカバリーが間に合うとは思えん。

本当に苦しい。
次節は本当に大事な試合になったぞ。

でわでわ