ナマケモノよねっちの「おもちゃ箱」

テューバのこと、音楽のこと~日々思うこと等々をナマケモノテュービストよねっちが語ります!

ユーフォニアムテューバフェスティバルの目玉

2009年03月30日 08時29分56秒 | よねっち雑記
フェスティバルの目玉は、
コンクール、コンサートの演奏を聴けると言うのもありますが
何といっても、東北地方では類を見ない
多数のユーフォニアムやテューバの楽器の展示があるでしょう。
今回も、ベッソン、B&S、ウィルソン、マイネルウェストンetc.
たくさんの楽器が並びました。

よねっちは密かに
ベッソンのドイツ工房の製品が来ないかなあ・・・って
楽しみにしてたんですが・・・
来ました来ました!!!
ベッソンのE♭Bassが!!!!
思わず、自分の英国工房の楽器と並べて
記念写真撮っちゃいましたよ(笑)
左が新しいドイツ製の楽器です。

もちろん、吹き比べもしました。
ドイツ工房のものは
英国工房のものより、格段に吹きやすく
音が鳴りやすかったです!!
何故かはわかりませんが、同じように見えて
全くの別物でした!!!
よねっちの先輩に、英国製のものをドイツ製に買い換えた方がいて
事あるごとに「いいでえ!!ドイツものはあ!!!」
と自慢されてたんですが、訳がわかった気がします。
ピストンの軽さ、音の鳴りやすさ、
全てにおいてリニューアルしてました。
メーカーの方の説明だと
このアップライトのほか、
フロントアクションのパトリックシェリダンモデルも
リニューアル生産されるとの事・・・
ベッソンの今後に目が離せませんよ!!!

仙台ユーフォニアムテューバフェスティバル

2009年03月30日 08時05分38秒 | よねっち雑記
以前から、ご案内しておりました
「第4回 仙台ユーフォニウム・テューバフェスティバル」
去る3月28日(土)に無事終了いたしました。
年々、来場する方々も増え、
盛り上がりつつある恒例イベントだと思います。
ゆうちゅうば、おもちゃ箱混成部隊の「ゆうちゃ箱」は
コンサートステージで演奏しました。
バリチューで吹奏楽コンクールを表現する・・・に挑戦し
見事(?)フェスティバル首謀者R女史に「ゴールド 金賞」をいただき
来年の第5回フェスティバルの出場権を獲得(?)しました(笑)
(ゆうちゅうばの皆さん!!ご一緒させていただきありがとうございました!!)

今年のフェスティバルでは
仙台フィルハーモニー管弦楽団のテューバ奏者
ピーターリンク氏のクリニック&コンサートがあり
よねっちは、クリニックの公開レッスンの題材として
ステージ上に上がりました。
私を含めて、3人の生徒を見ていただいたのですが
最初の生徒さんVisual4のN氏の
「テューバを吹く基本」のレッスンで
呼吸とフリーバズィングについてのレッスンがあって
N氏一人の持ち時間では、説明し切れなかったので
よねっちも、その題材でお願いします!って頼んだら
よねっちの後の生徒さんも同じ題材が・・・ってことで
公開レッスンとしては前代未聞・・・
「楽器の音がしないレッスン」と相成りました(笑)

この三人が、その前代未聞の公開レッスンを成立させた張本人です(笑)

このレッスン、すごい勉強になったですよー
今までの楽器暦の30年間、何やってたんだろ・・・って思うくらいに・・・
マウスピースによるバズィング練習の重要さを思い知りました。
何といっても、ピーターのバズの音の安定してること・・・
彼もプロのなると決めた6年前までは、
今のように音が出なかったと言います。
毎日の練習によって、今のようなバズが出来るようになったと
彼は言っていました。
これから、
よねっちも自分のマウスピースに「ジャン」と名前を付けて
暇さえあれば、持ち出して
バズィング練習することを誓ったのでした!!!
ちなみに、ピーター氏のマウスピースの名前は「Bob」だそうです(笑)

記事の画像は、フェスティバルのコンクール部門で演奏する
Visual4の皆さんです。
彼らすごいですよ!!!
コンクール部門 ソロ アンサンブル各部門で出場し
さらに、公開レッスンでもステージに乗って
コンサート部門では、大トリで演奏して
「ブラボー」の声が上がるほどでしたから!!!
確かに、彼らの演奏は、すばらしかった!!!
我らも見習いたいものです!!!


青春のサウンド

2009年03月14日 10時06分56秒 | よねっち雑記
中学、高校とよねっちの心の師は
先般の記事に書いた通り、
テュービストのジョンフレッチャーで
心酔していたのですが・・・
ジャンルは別ですが「青春のサウンド」提供者とも言うべき
当時の中高生の吹奏楽フリークのアイドルだったバンドがあります。
「スペクトラム」です!!!

このバンド、サウンドはかなり前衛的でしたねー
好き嫌いがはっきり分かれるところですなー
今はこの編成は珍しくありませんが
「スペクトラム」は
トランペットとトロンボーンが入ったブラスロックで
1979年に結成されました。
よねっちが、彼らを初めて見たのは
1979年の日本テレビ系列の
24時間テレビの記念すべき第一回目の放送・・・
「真夜中のロックコンサート」と言うコーナーでした。
当時、メジャーデビューしたサザンオールスターズと
同じアミューズの所属と紹介された彼らは
今までのバンドと違って・・・
バンド正面にホーンセクション、ギター、ベースが一列に並んで
甲冑や北欧のバイキングのような派手なコスチュームに
身を包んでいました・・・
そして、紹介と同時に
「アクトショウ」と言う曲が始まります・・・
「なんだ?このバンド・・・」と夜中と言うこともあり
テレビをボーっと見ていました・・・・
そしたら・・・・いきなりのブラスロックと言うか
ファンキーなパフォーマンスに、持っていかれちゃいました!!!
ビートに合わせて、ギターもベースもホーンセクションも踊りまくるし
ホーンセクションは、当時は、外国のバンドでしか聴いたことのない
ハイトーンびしばし入れたバッキングやアドリブを極めるし
何と言っても
新田一郎さんのファルセット(裏声の高音の声)と
西慎嗣 さんのハスキーヴォイスのツインヴォーカルでのハモリ・・・
この放送を見て、
よねっちは、「スペクトラム」ファンの仲間入りをしたのでした・・・

この年の後半に「イン・ザ・スペース」と言う曲の振り付けで
彼らの専売特許のような振り付けである
「トランペット回し」が話題となり
「イン・ザ・スペース」は、
当時のオーディオのCMソングになりました。
この「トランペット回し」が、当時中高生の間で密かに流行り
スペクトラムは、吹奏楽フリークのアイドル的存在になったのです。
しかし・・・彼らを真似てラッパを回し
抜き差し管を飛ばして壊す被害(?)が続出し
「真似禁止令」が出る学校も多かったと聞きます。
よねっちの学校でも、
回すの上手い子いたんですが、
先生の前では公然と出来なかったですよ・・・
見つかると先生にどつかれちゃいますから(笑)

彼らのサウンドは
おぢさんになった今も聴いてますが
未だにさほど古さを感じません・・・
「アクトショウ」や「サンライズ」などは
車で聴くと、血が滾る思いがします!!!
要注意ですね・・・アクセル踏む足に力が入っちゃいますから(笑)
特に、「サンライズ」は
もう引退されてますが、スタン・ハンセンってプロレスラーの
入場テーマとして使われてて
プロレスファンの一面も持つよねっちとしては
「そう言う意味でも」血が滾るのかもしれませんがね(笑)
その「サンライズ」が入ってるのが、
「オプティカル・サンライズ」と言うアルバムです!!
「サンライズ」は、シングルでも出てるんですが
アルバム版「サンライズ」は、イントロから間奏・・・
最後のフェードアウトまで特別版です!!!
特に間奏部分は、ホーンセクションのアドリブバトル!!!
1970年代の収録とは思えませんよ!!!
一度お聴きあれ!!!!
あなたの血も滾るかもしれませんよ!!!
ああ・・・よねっちも今日は車で聴こうっと!!!
速度注意だな(笑)

オプティカル・サンライズ
スペクトラム
ビクターエンタテインメント

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我が家の炊飯機(?)

2009年03月13日 16時46分59秒 | よねっち雑記
我が家では、数年前に炊飯器が壊れ
その際に、よねっちの持っていたアウトドア用の
アルコールコンロとアウトドア用のコッヘル(アウトドア用の鍋)
を使ってご飯を炊いています。
これは、トランギアと言うスウェーデンのメーカーの品で
単品では・・・

こんな形です。
よねっちの使ってるのは、
これに専用ごとくがついたTR-23と言うモデルで
家の中だけでなく、いろんな所で使ってます。
燃料がアルコールなので、燃焼音がしません。
本当に静かにお湯沸しや料理が出来ます。
よねっちは、外で日向ぼっこしながら
静かに静かに・・・
パーコレーターでコーヒーを沸かし
とても、贅沢なティータイムを過ごすことも(笑)

火力調整も、蓋のスリットを開け閉めするだけですし
構造が簡単ゆえに、故障がほとんどありません。
燃料は、燃料用アルコール、消毒用アルコールなどのほか
よねっちは、もったいなくてやったことありませんが
度数の高いお酒でも燃えるようですよ。
(ただし、ガソリン、灯油等の油は、とても危険ですから
これで使っちゃいけません!!!)
コンロの八分目くらいまでアルコールを入れると
約1時間ほど燃えます。
アルコール自体の値段も、
燃料用アルコール500ccで300円から400円ほどですから
ガスや電気コンロより財布にやさしいかもしれませんよ(笑)
春から一人暮らしをする若人諸君も
揃えといて損はないのではないでしょか?


Trangia(トランギア) ゴトク付 アルコールバーナー TR-23 TR23

イワタニプリムス

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いきなり「ジョン・フレッチャー」

2009年03月13日 08時21分48秒 | お奨めCD
ジョン・フレッチャー・・・我が心の師です。
彼との「出会った」のは、もう30年ほど前になります・・・

当時中学生だったよねっちは、
その当時の吹奏楽の唯一の情報源である
NHK FMの「ブラスの響き」を毎週日曜朝、欠かさずに聴いていました。
ある時、ブラスアンサンブルの特集があって
「フィリップジョーンズ・ブラスアンサンブル」と言う
イギリスのユニットの演奏を紹介してました。

その時の放送で、今はかなりポピュラーになった
クリス・ヘイゼル作曲
「もう一匹の猫 クラーケン」を最後に演奏したと思います。
と言うか、この演奏のテューバの音に驚いたのですよ・・・
だから、鮮烈過ぎて、この曲が最後だった・・・と
いまだに思い込んでるんです。
何といっても
当時、自分が出したことのない音域の音を・・・
ペダルトーンのローDあたりの音を
すらすらと吹いてる・・・もちろん、演奏者はプロですから
吹けて当然なんでしょうが・・・
サウンドが、自分が出している音と
あまりに違うんですよ・・・
「この人は誰?」・・・
心は落ち着きませんでした・・・
ラジオでは、ユニットの首謀者
フィリップジョーンズのことしか話さないんですから・・・
やきもきやきもきしてました・・・
その月の吹奏楽情報誌「バンドジャーナル」を
相馬市の書店で立ち読みして
彼らが、その年に来日することと
そのテュービストの名が「ジョン・フレッチャー」
と言うことがわかったのです。
これが、心の師との出会いでした。

その年の来日で、日本中の管楽器奏者に鮮烈な印象を与え
フィリップジョーンズ・ブラスアンサンブル=P.J.B.Eは
当時の吹奏楽愛好者に、ブラスアンサンブルブームをもたらしました。
そして、よねっちの愛聴する「ブラスの響き」では
彼らの活躍を余すところなく伝え・・・
心の師 フレッチャーへの憧れは
ますます強いものとなっていきました・・・
なんてったって、P.J.B,Eが「熊蜂の飛行」を演奏したときの
師のサウンドとテクニック・・・痺れました・・・・

そんな「ジョン・フレッチャー」が日本でレコーディングした
唯一のLPレコードがありました。
   蚤の歌~「魔法のテューバ」  と言います。
これまた、聴いたらびっくりです。
一番最初のチャイコフスキー くるみ割り人形 小序曲は
フレッチャー一人による多重録音で、
見事な4重奏となっています。
当時は、デジタル録音なんて代物ありませんでしたから
一パートずつ録音して、ミキシングしたものです・・・
多重録音なんて信じられませんよ・・・
それに、BESSON E♭Bassをあんな風に鳴らすなんて・・・
彼に憧れて、BESSONを使っているよねっちとしては
未だに到達できない領域なんです・・・
(当たり前ですが・・・)
まだ聴いたことのない皆さん・・・
特に中高生のテュービスト諸君!!!
今は、復刻版のCDが出ています。
これが、幻の一品にならないうちに
是非、一度聴いてみて欲しいです。


魔法のテューバ
フレッチャー(ジョン)
キングレコード

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DIY

2009年03月08日 23時08分53秒 | よねっち雑記
昨日、ケースの持ち手が壊れました~
数年間、応急処置の綿紐で持ち応えてましたが
昨日、楽器を吹こうとケースを持った瞬間・・・
なんと綿紐で補修した側でない方が「ブチっ」…トドメでした(泣)
昨日は朝から、使ってたプラスチック製フォークが折れたり、
不吉な幕開けだったのが、この結果につながったか?
もうこの際、新しいケース買うか?と言う考えが頭をよぎりましたが
如何せん、買うと数万の出費が…我が車の車検を控える今
ここで財布のひもをゆるめるわけにいかんぞ!って思っていたら
同じベッソンE♭バス ソヴェリンを使う友人も持ち手が壊れて、
自分DIYしたって聞いたのを思い出し、ホームセンターへと部材を買いに…
金具やネジのコーナーであれこれ迷って物色すること数10分…
色々買い込んで帰宅し、いざドライバー片手に作業作業…完成です!
若干の難点はありますが(汗)
もう持ち手を気にしながら楽器の移動する必要はなくなりました!
次は、ゴムの部分がはずれて、うるさくなったキャスターを直そう~とDIYにはまるよねっちでした~