つれづれ花歳時記

自宅の花や考えたことを徒然に書き綴ります

もじずり(捩摺)草

2011-07-28 18:53:18 | 

 

ご覧のように小さな花を螺旋状に咲かせます。
それで捩花(ねじばな)とも呼ばれます。

百人一首の中の河原左大臣、源融の歌です。

みちのくの  しのぶ もぢ摺り  誰ゆゑに
            乱れそめにし  我ならなくに 

平安時代の陸奥国の信夫(しのぶ)郡に特産の捩ぢ摺(もぢずり)
「捩れた模様の石に摺って染める方法」があったそうです。

恋によじれる心の象徴としてもじずり草があり
しのぶは信夫、忍ぶ、そめは染め、初めに掛けてあります。

恋に心捩れるとは流石、光源氏のモデルならではと思います。

この花が違って見えてきます。


姫緋扇水仙(ひめひおうぎすいせん)

2011-07-25 18:25:07 | 


アヤメ科モントブレチア属

前から写真を載せたかったのですが名前が分かりませんでした。
主人が姫緋扇というのですが、調べると違う花が出てきます。
やっと名前が分かりました。

葉が緋扇に花が水仙に似ているので姫緋扇水仙と名付けられました。
古風な名前が付いているのに南アフリカ地方原産と知り驚きです。
(遠路はるばるよくぞ此処までという気がします)
フランスのモントブレットさんが交配した園芸種と書かれていました。

やっとお披露目ができました。


暑中お見舞い申しあげます。
今年は気温の差が激しい夏になりそうです。
皆様 呉々もご自愛下さい。
いつも読んで頂き有難うございます。

ピンクの百合

2011-07-21 00:16:51 | 


早々に切った百合です。
玄関に置いてあるのですが
これだけ多いと家の中で匂いに酔ってしまいます。
皆20cmを超す大輪です。

読者に若くて一人暮らしの方もおられると思います。
少しでもお役に立てたらと思い
老婆心ながら台風が来る時の私の備えを紹介します。

お米は少し多めに炊いておきます。
お水をポットやお薬缶などに多めに貯めておきます。
停電になったり、外出できなくなっても少しの間もちます。

後はベランダの物を中に取り込みます。
いつも台風が来ると聞くと、我が家は植木鉢が多いので
主人は大忙しでかたずけています。
大風が吹いてもいいように、大きな門も開けたままです。

私が子供の頃は火を使わなくても食べられる菓子パンの
お使いを母に頼まれました。

この度の台風はゆっくりしたスピードで変わったコースです。
お蔭様で我が家は特に何もなく過ぎたようです。

皆様に何事もなく台風が過ぎますように…。



山百合

2011-07-20 22:15:05 | 

13日撮影


去年10月末に主人がゆりの球根を5球買ってきました。
3球はカサブランカ、2球はピンクのゆりの積もりで買ったそうです。

11月に植えて花が咲きました。
見てのとうり、山百合が一番に咲きました。エッ!
花の直径が約23cmの大輪です。
かえって主人は喜んでいるので結果オーライですが…。

山百合は日本特有のゆりでゆりの王様(女王)といわれています。
この山百合から交配されたオリエンタルハイブリッド種が
数えきれない程作られています。
カサブランカは代表格です。

ご存じのとおりとても濃厚な香りがしています。

この根も百合根として食べられます。
お節料理の中に入っていたり、茶碗蒸しなどにも入れられています。

後2枚写真を載せたいと思います。
                     つづく