よさみプレーパーク&ちいさなお庭 by リトルハウス 

もっともっと外遊び。人が集まれば、遊びが広がる!
次回のプレパはここで、更新します☆

かんぺー講演会、参加ありがとう!

2016-10-28 12:39:05 | がくちゃんのつぶやき
かんぺーの講演、たくさんの方の参加ありがとう!!
参加費やカンパは全額かんぺーに渡しました!
いろんな方が感想や詳細を投稿してくれています。ありがたいことです。

僕がかんぺーの講演を通じて愛知のみんなに伝えたかったこと。
ほんのちょいとだけど、関わった者として伝えなければと思ったこと。
東北の今に想いを馳せるのはもちろんだけど、実は、「もしもの時どーする?」なんてことではなかった。
講演のまとめの時に話しましたが、要は、
「愛知の今をどーする?」ってこと。

かんぺーの言葉に何度も出てきた、「出てきたいろんな問題は実は、震災前からの問題だった」ということ。例えば、生きづらさを抱えて居場所のなかった子どもたちのこと。
「津波が来て良かった」という言葉を発した子どもたちのこと。
地域ってのはすべてを内包してるはずなのに、フタをして、いなかったかのようになっていたこと。(障害を持っている人の施設が山奥にできることのような)

ということはだ、これは愛知の場合、今がかんぺーの言う「震災前」なわけで、浮き彫りにされていない問題はたくさんあるってわけだ。なかったかのようになっている問題が。もちろん愛知以外もね。

「津波が来て良かった」という言葉、物凄い衝撃だけど、愛知でも、今この瞬間にも「明日学校爆発せんかな」とか、「うちの近くで火事でもおきりゃいいのに」と思っている子ども絶対にたくさんいるよ。(本当に起きたときどう思うかはともかく)

自分が自分でいられる場所のない子ども(大人)たち。
年齢や障害の有無等で区切られた「支援」の、どこにもあてはまらない子ども(大人)たち。(あてはまってもいろんな制限でたらい回しも)

東北では震災後に浮き彫りになった、もとから抱えていたはずの地域の問題を、(必ずしも上手くいくケースでばかりではなくても)みんなで前向きに考えている傾向にある。子どもの居場所やプレーパークも増えている。それ自体はとても素敵なこと。

では愛知がそういう状態になるのはいつ?
南海トラフが来てからなのか!?
んなバカな!!
震災でも来てゼロになってからでなければ、始まらないのか!?
んなバカな!!
震災というものが数十年来なかったら(もちろん来ない方がいい)今よりさらに社会がねじれていくのか!?
…「震災待ち!?」
そんなバカな話はないだろってこと。

かんぺーの話、東北の話を聞いて、今現在の「震災前」の愛知で、個人個人ができること、始められること考えよう。小さなアクションでもなんでもいい。
社会を変える可能性があるのは、一人一人の意識の変化とその継続だ。
「自分のやれること」でいい、動こう。 

僕は僕のやれることとして、目の前の子どもたちと関わりながら、プレーパークや子どもたちの居場所づくりを続けます。4人でね。
 
僕は、うちのアッタマやコッタマが母ちゃんになった時に、今より子育てしやすい、今より子どもたちが自由に過ごせる社会になってるといいなってぐらいのスパンでやってます。

がく



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