人を騙し続ける 2004-11-30 | poetry 自己肯定という名の防御 私を知るのに重要な要素も 時として余計な情報でもあり得る でも そう思っているのは自分だけで もうみんな知っているのかもしれない 今、飛び立とうとする飛行機 見送る整備士たちに そっと、手を振り返す
明日という二度とない未来の為に 2004-10-31 | poetry 今私たちはあと三日後に控えた本番に向けて みんなの気持ちをひとつに頑張っている。 私たちの何がすごいのかと言えば 自分達で楽しんでやっていること 自分達で考えてやっていること 結果がどうあれ、本番は楽しもう メチャクチャ緊張するだろうし 失敗の恐怖に足が震えるかもしれない のども痛くなるだろう もしかしたら、もう限界かもしれない けれど、その全てを楽しもう もう、この一瞬は今しかないのだから
肉体という器 2004-09-16 | poetry 身内の死を目の当たりにして、いい年をして「死」が、頭から離れない。 生きているってどういう事だろう。 死んでしまうと魂はどこへ行ってしまうの? さっきまでここにあった人格や意識はどこへ行ってしまうの・・・。 生きていると思っているのは私だけで、もしかしたらこの世界は現実ではないのでは・・・。 魂がなくなると、肉体はただの器だったのだと痛感する。 その人の姿を留めていてもただの入れ物でしかない。 私のこの体もただの入れ物。 今たぶん弱っている。 仕事場ではいつもどおりに仕事をして、会議用に書類を準備したりして、 家族の前では頼りがいのある娘で見せて、友達の前では笑っている。 でもたぶん限界。 職場で上司の一言に涙が出てきてしまった。 もう涙なんて出尽くしてしまったと思っていたのに。 早く明日を終えて、この連休にいつもの自分を取り戻さなければ。